アトピーの自力完治に必要な24の食事習慣《花粉症・アレルギー対策にも!》
INDEX
- 1 アトピーを自力で完治させる具体的な食事習慣
- 1.1 1)1日1度は、積極的に生野菜を食べるようにする
- 1.2 2)暴飲暴食をしない
- 1.3 3)万一、暴飲暴食をしてしまった次の日は、『休腸日』を設ける
- 1.4 4)可能な限りバランスの良い食生活を心掛ける
- 1.5 5)アトピーが酷い時は牛肉・豚肉・鶏肉は控えるか食べない
- 1.6 6)『リノール酸』の多い油は使用しない
- 1.7 7)タンパク質は『青魚』から摂取する
- 1.8 8)タンパク質は『大豆』から摂取する
- 1.9 9)DHA・EPA・シソ油等を積極的に摂取する
- 1.10 10)特定の種類の食品ばかり食べないこと
- 1.11 11)冷たい飲み物を一気飲みしない
- 1.12 12)アイス・ケーキ・チョコレート等の甘いものは厳禁
アトピーを自力で完治させる具体的な食事習慣
1)1日1度は、積極的に生野菜を食べるようにする
アトピーの究極的な原因は食事習慣の乱れにありましたので、ここからは、具体的にどのような食事習慣を心がければアトピーが完治するか?について書いていきたいと思います。
早速一つ目の項目ですが、この項目は一番大切だと言っても過言ではない項目です。
アトピーを完治させたいならば、絶対にこの項目を厳守しましょう。
生野菜と言うと『サラダ』を想像される方が多いと思いますが、ここで食べてほしい生野菜は決まっています。
それは、『キャベツ』か『ダイコン』です。
僕自身は、特にキャベツを毎日食べてほしいと思いますが、どうしてもキャベツが食べられない時は、ダイコンで代用していました。
正直、キャベツを毎日食べる事によって得られるアトピー改善効果は『劇的』です。
というのも、キャベツには『ビタミンU』という栄養素が含まれており、この栄養素は別名『キャベジン』と呼ばれ、胃腸の粘膜の改善効果が期待できます。
また、キャベツには適度な食物繊維が含まれていますので、この食物繊維が整腸作用をもっており、腸壁の回復に絶大な効果があります。
さらに、意外と知られていませんが、キャベツにはレモンを超える、多量のビタミンCが含まれており、ビタミンCにはコラーゲンの再合成機能がありますので、『肌の回復を促進』します。
このような栄養を含むキャベツを毎日『生』で食べることを心がけましょう。
本当に劇的な効果がありますので、必ずアトピーを完治させるために実践しましょう。
2)暴飲暴食をしない
暴飲暴食は、胃腸の環境を劇的に悪化させます。
アトピー完治を目指す方は、食事習慣の改善をしている期間は、基本的に暴飲暴食を避けるようにしましょう。
暴飲暴食を繰り返すと、少し食事習慣を改善したからと言って、アトピーは完治しませんので注意が必要です。
3)万一、暴飲暴食をしてしまった次の日は、『休腸日』を設ける
社会人の人であれば、付き合いでどうしても過剰に飲食をしなければならないケースもあるでしょう。
そのような日はしょうがありません。
しかし、その次の日は、必ず、『休腸日』を設けましょう。
アトピーが悪化しており、大変な期間は、暴飲暴食をしてしまった次の日は、必ず胃腸に優しい食事を心がけ、胃腸を労わることが本当に大切です。
僕の場合は、例えば、おかゆ、雑炊、流動食、脂っこいものを抜くなど、まさに入院した時に食べるような食事を心がけていました。
4)可能な限りバランスの良い食生活を心掛ける
バランスの良い食事とは、まさに『和食』です。
理想は一汁三菜。
しかし、忙しい社会人の場合、一汁三菜を毎食食べるのはほぼ不可能だと思います。
そのため、可能な限りとしました。
例えば、『今日は野菜が足りないな』と言う場合は、野菜ジュースを積極的に飲んでみたり、積極的にサラダを食べてみたり、他にもナッツ類や果物を食べてみたり工夫をしましょう。
5)アトピーが酷い時は牛肉・豚肉・鶏肉は控えるか食べない
アトピーが重度化すると、ほとんどの場合、胃腸は弱り果てています。
そのような状況で、牛肉・豚肉・鶏肉を食べる事は自殺行為です。
これら獣肉の『脂』は、人間の体温では解けない脂ですので、腸壁の環境を悪化させます。
ずっと食べられないと言うわけではありませんが、アトピー完治を目指して食事習慣の改善をしている時期は、積極的に避けましょう。
6)『リノール酸』の多い油は使用しない
世の中には、オリーブオイル・サラダ油・ベニバナ油・ナタネ油・ゴマ油など、様々な『油』が存在します。
そして、油の種類によっては、この『リノール酸』という物質が多く含まれている油が存在します。
このリノール酸には、美容効果があると考えられており、過去TV番組などで取り上げられた事がありますが、アトピーを患っている方には最悪の物質です。
というのも、リノール酸は、アレルギー反応を促進させる効果があり、摂取しすぎると、アレルギー反応が起こりやすい体質になってしまいます。
このリノール酸は、サラダ油・ゴマ油に極めて多く含まれており、アトピーの完治を目指す方は、これらの油を多量に含む料理は、極力避けるべきです。
つまり、揚げ物やサラダ油を大量に使用している外食などは避けるのが無難だと言うことです。
僕は、このリノール酸が、ほぼ含まれていない『オリーブオイル』を今でもメインに使用しています。
オリーブオイルは少し他の油と比較して高額ですが、アトピー完治のためには、安いものです。
《参考データー》
7)タンパク質は『青魚』から摂取する
後述しますが、アトピーの人は極力『食品添加物』を避けるべきです。
この点、現在、純粋に全くアレルギー物質が含まれていないタンパク質は、ほぼ青魚のみです。
青魚は天然物でも非常に安いですし、アトピーの人にとっては、貴重なタンパク源です。
獣肉を控えなければなりませんから、積極的に青魚を食べるようにしましょう。
8)タンパク質は『大豆』から摂取する
アトピー完治を目指すための食事習慣改善のための期間には、タンパク質を何から摂取するか?が大きな課題になります。
獣肉を控える事になりますので、大体食品を積極的に摂取しなければカロリー不足になります。
メインは青魚を食べてほしいのですが、やはり飽きてきますので、その場合は『大豆』を積極的に食べましょう。
例えば、大豆製品の豆腐は胃腸に負担がかかりませんし、納豆などは発酵食品のため腸内環境正常化の効果があります。
9)DHA・EPA・シソ油等を積極的に摂取する
6)でリノール酸はアレルギーを促進する効果があるという話をしましたが、このDHA・EPA・シソ油には、『α―リノレン酸』という物質が多く含まれています。
リノール酸とは対照的に、α―リノレン酸は、『アレルギーを抑制する効果』が期待できます。
アトピー改善系の書籍を読むとよく言われるのは『アトピー患者の人は、リノール酸過多に陥っており、α―リノレン酸の摂取量が極めて少ない傾向にある』という話です。
そこで、リノール酸の摂取を控え、α―リノレン酸を積極的に摂取していくことでアトピーを劇的に改善できます。
このα―リノレン酸を多く含むのは、DHA・EPA・シソ油です。
DHA・EPAは、ご存じ青魚に多く含まれる油ですので、積極的に青魚を食べることで摂取が可能です。
シソ油は、お近くのスパー等で、200ml・1680円くらいで販売されています。
僕が利用していたのは、こちらのシソ油です。
毎日食べる生野菜にかけたり、小さじで直接摂取したりしていました。
独特の味がするので、苦手な人もいるかもしれませんが、是非お試しください。
10)特定の種類の食品ばかり食べないこと
アトピーを患っていらっしゃる方は、特定のものばかりを食べる傾向にあるそうです。
例えば、ご飯ばかり食べるとか、ニンジンばかりたべるとかです。
可能な限りで構いませんので、毎日違うものを食べるようにしましょう。
11)冷たい飲み物を一気飲みしない
冷たい飲み物を、一気に飲むと、胃腸に負担がかかります。
アトピーが重度化した方の胃腸は、疲れ果てていますので、極力負担を書けない事が大切です。
冷たい飲み物は、軽く温めるか、飲まないようにしましょう。
12)アイス・ケーキ・チョコレート等の甘いものは厳禁
これらの甘いものやお菓子は、腸内環境を劇的に悪化させます。
大量に食べなければ大丈夫ではありますが、アトピー完治のために食事習慣を改善している期間は、極力食べないようにするのが無難です。
次のページからは、具体的な食事習慣の改善へ!