行政書士試験の一般知識対策はこれで十分ッ!独学勉強法13ヶ条!《偶然を排除して最短合格!》

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行政書士試験の一般知識を独学で攻略する!!具体的な勉強法

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 行政書士試験の一般知識は、実際、足切り似合う人が続出する怖い試験科目です。
 
 このシステムこそ、行政書士試験の盲点だと思います。

 いくら法律が得意でも教養がなければ合格はできません。

 そこで、いきなり合格ラインに到達する人以外は、最低限の合格ラインを超えていく勉強をする必要があります。

 とはいえ、ちゃんと対策すれば、『いくら勉強しても一般知識の成績が上がらない』ということは考えにくいので、是非、下記の勉強法を参考に計画を立ててみましょう。

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一般知識の合格ラインをスパッと超えていく!!具体的な勉強法

  • 1)新聞はチェックすること
  • 2)新聞で調べるのは『興味のあるところ』に限定すること
  • 3)流行りの特別法は死ぬほど勉強する
  • 4)一般知識の攻略には、文章理解を得点源にすることがキモ
  • 5)社会人は自分の仕事に関わる分野はあえて勉強しない
  • 6)趣味で専門分野を勉強した経験のある人は有利
  • 7)模試に出た分野を勉強し、ちょっと深く理解する
  • 8)過去問で出た知識は、ちゃんと覚えておく
  • 9)テキスト・参考書は読み込まない
  • 10)政治・経済の分野は相変わらず頻出
  • 11)大学の教養科目も役立つ時もある
  • 12)公務員試験用の時事問題集をやるのも効果的だが・・
  • 13)『普段からいろいろなことに興味を持って知識を吸収する姿勢』が結局は最強の対策になる

1)新聞はチェックすること

新聞は読むほうが有利!!

 新聞は、必ずチェックするようにしましょう。
 
 行政書士試験の一般知識は、意外にホットな話題から出題されることも少なくありません。
 
 新聞を読んでいると、1問2問、『サービスじゃね?』というような問題を見かけるようになっちゃいます。
 
 これだけで随分楽になります。
 
 特に独学の方は、スクールの講師から情報などが入ってきませんから、本当に意図的に情報をとっていく必要があります。
 
 新聞ならば、情報が偏ることなく勉強できるのでたいへんおすすめです。
 

新聞を読むかどうかは受験会でも意見に対立がある!!

 実のところ、新聞を読むべきか読まざるべきか?これは受験界で意見に対立のあるところです。
 
 まぁ、ここは好き好きなので、どうも言えません。
 
 ただ、僕は、新聞を読むことが習慣だったので、何も勉強しなくても合格レベルの得点ができたんだと思っています。
 
 でなければ、説明がつきませんので。
 
 そんな勉強好きじゃないですし。
 
 僕の個人的な感覚では、新聞を読みましょうという合格者の意見は多いように思います。
 

具体的には、どうやれば?

 例えば、最近では、集団的自衛権なんて話題がホットです。
 
 経済面では、最新どころではベネッセの『情報漏洩』の問題ですね。

 この2点が何が問題で、どういう法律に関わるのか?
 
 これを説明できるように、ザッと調べてみます。
 
 ちょっと前だと、『金融緩和』なんていう用語が活況でした。
 
 この用語は、経済に詳しい人であれば、十分に説明できますし、おそらく行政書士試験で、出題されても選択肢に迷うことはないでしょう。

 これ新聞を読んで、興味を持ち調べた経験のある人であれば簡単な用語です。

 こういうところを、ネットでも構いませんので、ザッと調べて、『より理解を深める習慣』をつけます。
 
 本当にザッとでいいんです。

 この積み重ねだけで、だいぶ得点力がついてきます。

行政書士試験の一般知識の勉強として読むと効果的な新聞は・・・。

 言うまでもなく、日本経済新聞です。

 内容は重厚ですし、意外に専門用語の解説が充実している時もあります。
 
 何が問題か?という論点指摘も的確で、ただ読むだけでかなりの勉強になります。

 はじめは難しい新聞ですが、慣れればそうでもありません。
  
 ちなみに、日経というと、『経済ばかり』というイメージがありますが、意外に法律や政治のトピックも充実しており、その最新の解説まで掲載されていることもあります。
 
 一部有料ですが、ネットでも会員登録をすれば、有料記事がいくつか読めるようになりますので、ご興味のある方は、日経のホームページを見てみましょう。

《参考サイト》
日経新聞

2)新聞を使った勉強のコツ!!『興味のあるところ』に限定して勉強しよう

 
 新聞を使った勉強法で、一つ注意点があります。
 
 それは、ただ単に新聞を読むだけでは、効果的な一般知識の勉強にはならないということです。

 というのも、新聞は、ただ事実を伝えることが目的の媒体ですから、そこに出てくる情報は、決して『専門的ではない』ことが多いです。 

 専門用語が使われることはあれど、その解説や問題点についての見解の対立などは説明されないことが普通です。

 行政書士試験の一般知識では、ある分野の基本的な用語や少し突っ込んだ専門知識が問われる傾向にあります。
 
 そのため、ただ単に新聞の事実を拾っただけでは足りません。

 そこで、新聞で読んだ内容や出てきた用語で『わからないところ』『興味のあるところ』を見つけるようにしましょう。

 そして、ここを一歩突っ込んで調べる努力をすると一般知識の勉強として十分な効果が得られます。
 
 ちなみに、なぜ『わからないところ』『興味のあるところ』に限定するのか?については、何でもかんでも調べれば、範囲が膨大になるからです。

3)流行りの特別法は死ぬほど勉強する

 行政書士試験の一般知識では、法律系分野以外の分野についての出題がメインとなります。

 でも、何度か過去問を解くと分かってくることがあります。
 
 それは、『基礎法学』と『特別法』に関する出題を合わせれば、『法律関連の知識』からの出題がかなりのウエイトを占めているということ。

 特に、個人情報保護法などの流行りの特別法は、毎年、必ず数問出題されます。
 
 先日のベネッセの情報漏洩の問題もありましたから、今でも個人情報保護法は注目されている法律だと思います。

 僕が合格した時も、かなりの数個人情報保護法からの出題があり、僕はここを集中的に勉強し、全問正解することをノルマにしていました。
 
 その上、これらの特別法は、行政法とかぶるところも多く、少しの努力で8割~9割は、すぐに正答できるようになります。

 ここ本当に重要で、これだけで相当楽になります。

 基礎法学と特別法の正答率をしっかり維持できれば、かなり安定的に一般知識の得点を獲得することができます。
 
 特に、独学の方で、得点に悩んでおられる方は、一度試してみましょう。

 手を広げていろいろな分野をモーレツに勉強するよりは、はるかに効果的かつ効率的です。

4)一般知識の攻略には、文章理解を得点源にすることがキモ

 教養科目では、必ず、文章読解の問題が出題されます。

 これ、サービス問題です。
 
 絶対に高得点を取りにいかなければなりません。
 
 大抵、一般知識でいきなり合格ラインを超えていく人は、ここが得意な人が極めて多いです。
 
 僕自身、ここの常に8割~9割の正答率となるよう注意をしていました。

 行政書士試験の文章理解は、センター試験の現代文(特に小説)のように文学的な読解を要求しないので、さほど複雑ではありません。

 資格試験は専門家のための試験ですし、特に法律資格は論理的思考力が求められます。

 そのため、文章の読解問題も、論理的な思考力、用語の正確な定義をその場で読解させる問題などがメインとなります。

 論理力や定義の読解であれば、法律科目でも求められる素養ですので、ここは8割~9割は得点できなければいけません。

 最悪7割は欲しいです。

 とはいえ、倫理的思考力は、法律科目をしっかり勉強すれば、自然と付くことが多い能力です。
 
 そのため、よほど、文章を読むことが苦手な人でなければ、あまり困ることはありません。

5)社会人は自分の仕事に関わる分野はあえて勉強しない

 社会人でお仕事をされている方は、その分野に関しては勉強しなくとも出題されれば問題なく解答ができます。

 自分の仕事に関しての分野は勉強の必要はありません。

 自分の担当分野については、例外なく専門知識を使いこなしているでしょうから。
 
 専門的な仕事をしている人ほど有利ですね。

6)趣味で専門分野を勉強した経験のある人は有利

 これは、すごく有利です。

 僕は、投資に興味がありましたので、自分で言うのも恥ずかしいですが、一般より深い知識をもっています。

 経済の動きや、円高・為替・国の金融政策に関しては、第三者に解説できるくらいの知識はあります。
 
 そのため、この分野から出題されると変な問題でない限り間違うことはありません。

 このような仕事以外でご自身の好きな分野や得意な分野があるとかなり有利です。

 例えば、歴史が好きな人や、政治が好きな人などは、行政書士試験の一般知識の頻出分野にかぶるので、かなり有利です。

7)模試に出た分野を勉強し、ちょっと深く理解する

 直前期(場合によっては普段も)などには、必ず模試や予想模試を解くことになります。

 この場合本試験形式の出題がなされるため、一般教養科目に関しても当然出題されることになります。

 模試に出題されている知識に関しては、逐一確認しておくと効果的です。

 直前の統一模試や、予想模試は、特に話題になったり、出題可能性がかなり高い分野から問題が作られることが多く、スクールが考えに考えた結果、出題した問題です。
 
 単純にヤマを張ることができるのです。

 闇雲に自分で勉強するよりもはるかに効率的です。
 
 もしで出題された分野は、少し突っ込んで勉強しておきましょう。
 
 毎年、何問かは当たることがあり、僕が合格した年も、何問か出題され、本試験で不謹慎ながら一人で『ラッキー』なんて思っていました。

『独学だから模試受けないんだけど』という人は不合格まっしぐら

 
 独学でも、少なくとも、直前の統一模試は受けなければなりません。
 
 これ受けない人は、直前弱点補強をするチャンスを逃しますので、不合格になる可能性が極めて高くなります。
 
 また、直前模試はモチベーションの高い人ほど受ける傾向にあり、受けないという人で合格している人を僕は見たことがありません。(狭い人間関係の範囲ではありますが)
 
 独学であることは、単にスクールの講座を受講しないことであって、模試を受けないことではありません。
 
 問題を本試験同様の形式で練習していないにもかかわらず、そうそう受かるものではありません。
 
 ベストは、定期模試(答練と呼ばれる定期的に行われる模試)を受けることですが、定期模試は高額です。
 
 そこで、最低でも、予想模試(本屋で1000円ほどで販売されている2~3回くらいの模試が収録された本)をペースメーカーに、自分の実力を定期的に把握し、勉強するようにしましょう。

8)過去問で出た知識は、ちゃんと覚えておく

 行政書士試験の一般知識の対策で、過去問で繰り返し出題されている分野は、極力深く勉強するようにしましょう。

 過去問分析は、特に独学では極めて重要な作業ですので、過去問を大切にする意識は、独学ほど重要になってきます。 
 
 スクールだと講師が教えてくれますからね。 

9)テキスト・参考書は読み込まない

 これは、テキスト・参考書に書かれているからと言って『今まで問題で見たこともない知識』を暗記する必要はないということです。
 
 もちろん、今まで問題集や過去問集・模試などで見かけた知識に関しては、テキスト・参考書でチェックをいれ、繰り返し読み込む作業は必要です。
 
 繰り返しが暗記のコツですから。
 
 でも、今まで問題集や過去問集で見たこともないような知識は出題可能性が極めて低く、勉強するに値しません。
 
 テキスト・参考書を読み込むにしても、せいぜい、出題された知識に関連するかな?というくらいの知識のとどめるのが無難です。
 
 直前期になると、どうしても不安で手を広げすぎてしまう傾向が出てきますので、独学で挑戦する人ほど注意しましょう。
 

10)社会・政治・経済の分野は相変わらず頻出

 昔からですが、過去問の分析をすると、この分野は、いつも数問出題される頻出の分野です。
 
 特に、前に紹介した新聞を読むことで十分な対策が図れるところでもありますが、念のため、覚えておきましょう。

11)大学の教養科目も役立つ時もある

 行政書士試験は、大学生の方もおおく受験されているようです。

 大学生の方は、是非大学の教養科目の授業も聞いておきましょう。
 
 意外に役に立つこともありますので。

12)公務員試験用の時事問題集をやるのも効果的だが・・

 行政書士試験の一般知識対策として、公務員試験の時事問題の問題集をやるのも効果的です。
 
 ただ、これはあくまで最終手段と考えましょう。
 
 とりあえずは、ここまでの11項目を試してみて、それでもダメならば手を出す手段と考えていただいて問題ありません。
 
《参考書籍》

13)『普段からいろいろなことに興味を持って知識を吸収する姿勢』が結局は最強の対策になる

 最後は、やっぱり、普段からいろいろな知識を吸収しようとする心構えが、最強の対策になります。
 
 ニュースになったことなどは何でも興味を持って吸収しましょう。
 
 最後の最後で、こういうコツコツとした努力が勝負を決するという話は、特に珍しい話ではありません。
 

最後に一言

 いかがでしたか?
 
 行政書士試験の一般知識は、非常に『対策が難しい』科目です。
 
 ここに苦手意識を持つ受験生は極めて多いです。
 
 『合格ラインまでの勉強の分量』が、最後までイメージできず漠然としているので、本当に直前まで不安がつきまとう科目であることは確かです。

 僕も、行政書士試験の本試験直前に、『今年の一般知識はどこが出るのだろう?山張れれば・・・』とネット検索して、調べていたのを覚えています。
 
 難しい科目ですが、是非諦めずに頑張ってください。
 
 それでは、この記事はこのくらいで。

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長年結果が出ない・・・。スクール利用でスっと合格できる人は多いです。

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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

学鬼
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