一般知識で足切り怖ッ!文章理解の勉強法12ヶ条で足切りを回避する技術《行政書士試験》
行政書士試験の一般知識の合格ラインを超えていく!!文章理解攻略勉強法
一般知識を攻略!!文章理解攻略勉強法
- 1)コツコツ、ちょっとづつ『続ける』ことが一番重要
- 2)妄想しない!
- 3)論理が命
- 4)文章の構造を常に考える
- 5)正解しても曖昧にしない
- 6)語彙力も大切だぞ!!
- 7)『接続詞』はお宝
- 8)必要な場合は『指示語』の内容を明らかにしていく
- 9)新聞を読んでも読み方によっては文章理解の勉強にはならない
- 10)異常に難しい問題は、捨てる
- 11)問題文から読む
- 12)消去法は極めて有効
1)コツコツ、ちょっとづつ『続ける』ことが一番重要
行政書士試験の一般知識の文章理解は、特にコツコツとした勉強が極めて大切な分野になります。
一日10問、問題をやって終わるよりは、これを10日に分けて1日1問を10日続ける方が、能力は向上します。
この項目は一番重要で、とにかく、毎日少しずつ文章理解の勉強をするようにしましょう。
すぐに効果が目に見えて向上するわけではありませんが、じっくり焦らず、ゆっくりと上手くやれるようになればいいんです。
2)妄想しない!
毎日少しずつ、文章理解の勉強をすることが肝心です。
この文章理解の正答率をあげる代表的なコツは、『妄想しないこと』です。
問題を解いているとき、出題の文章で書いてあることを、自分で想像してふくらませ、『書いていないこと』を書いているように読むことは絶対にしてはいけません。
文章理解の点数が上がらないという人は、自分で勝手に出題の文章内容を曲解する方が多く、妄想力豊かです。
書いてあることをそのまま『書いてある通り』に読めばいいんです。
ドライにドライに読んでいきましょう。
文章理解にファンタジーは必要ありません。
3)論理が命
行政書士試験は、法律資格ですから、一般知識の文章理解も、基本的には論文調の文章からの出題が多いです。
小説などの文学作品からの出題は無いに等しい。
この文章理解で何を試しているか?といえば、その人の『論理力』や『読解力』であることが多いです。
特に、論理力は、問題を解くカギとなることが多く、文章理解の多くの出題パターンで要求される能力です。
問題を解く時には、常に『AならばB』を意識しましょう。
4)文章の構造を常に考える
行政書士試験の文章理解は、論文調の文章よりの出題が多いです。
こう言う文章は、文章の構造がはっきりしていることが非常に多いです。
例えば。
『結論』⇒『理由』⇒『具体例・データ』⇒『結論の繰り返し』
とか。
『問題点の提示』⇒『反対説』⇒『批判』⇒『自分の主張の根拠』⇒『自説の結論』
他にもいろいろなパターンがありますが、大抵、共通する文章構造があります。
『あぁここは具体例だな』『ここは理由だ』とちゃんと文章ブロックの役割を分類することができるようになると、早く出題の文章を読めるようになりますし、解答力も高くなっていきます。
普段の問題演習のときには、心がけましょう。
5)正解しても曖昧にしない
行政書士試験の文章理解は、毎日コツコツとした努力が大切です。
メインの勉強は問題演習になると思いますが、問題に正解した時にも、ちゃんと解答プロセスは確認しましょう。
特に、感覚で解答し、たまたま正解したときは特に!!
もちろん、文章理解の解答プロセスは1つではないこともあるため、自分の解答プロセスと違うこともあります。
ただ、それが、ちゃんと論理的な筋道をたどっていれば間違いではありません。
この場合は、回答のプロセスとどう違うのか比較してみると勉強になります。
6)語彙力も大切だぞ!!
一般知識の文章理解では、基礎的な語彙力があると有利です。
これは、まぁ普段でも文章を読むときには、語彙力がある方が、文章をよく理解できるのと同じです。
日経を除く新聞で、『わからない用語』が頻発する人は、かなり語彙力が不足しており、深刻です。
文章理解の得点が低いのは、論理力や解答力以前の問題で、語彙力不足で文章の内容が把握できていないだけかもしれません。
7)『接続詞』はお宝
文章理解の問題では、『接続詞』が極めて重要です。
接続詞で答えがはっきりすることも珍しくありません。
特に、並べ替え形式の出題パターンでは、接続詞が、重要な手がかりになることが多いです。
基本的な接続詞の用法は、必ずおさえておきましょう。
《参考サイト》
接続詞の用法など 『接続詞』 ウィキピディア
8)必要な場合は『指示語』の内容を明らかにしていく
『その』とか『この』とかです。
特に、行政書士試験の文章理解では、下線部を説明させる出題パターンで重要になります。
『文章中に出てきている特殊な用語の説明をさせる』ようなパターンでは、この指示語の内容を明らかにしていく作業で解決できることも多いです。
必要な限りで構いませんので、指示語が何を指しているのか?は考えるようにしましょう。
読解力の向上につながります。
9)新聞を読んでも読み方によっては文章理解の勉強にはならない
行政書士試験の文章理解の勉強として『新聞』をご利用になる方もいらっしゃるかと思います。
新聞は、行政書士試験の一般知識全般の勉強にも有効ですので、同時に文章理解の勉強にもなれば一石二鳥です。
ただ、漠然と新聞を読むのでは、文章理解の勉強にはなりません。
新聞を教材として使うときには、ちゃんと文章の構造・流れ・語彙・論理パターンなどを意識しながら読んでいきましょう。
新聞と文章理解《独断と偏見》
※興味のない人は読み飛ばしてね( ̄ー ̄)
僕自身は、文章理解のトレーニングは新聞で一石二鳥させることはおすすめしません。
文章理解のトレーニングは、問題演習でやる方が能力は向上すると思います。
というのも、新聞の文章と、論文は全く文章の性質が違います。
新聞の文章は、『事実を伝達する文章』で、論文調の文章は『人を納得させる文章』だからです。
前者は、『Aがあった。Bがあった。そしてCがあった。』という事実の羅列でも問題ありません。
これに対して、論文調の文章は、事実の羅列では、文章としての価値がありません。
『AだからB、その根拠としてCの事実がある』という事実の使い方をします。
このように2つの文章は性質が違いますから、読解に求められる能力も違ってきます。
僕の独断と偏見からの意見ですが、文章理解の対策をするのであれば、できるだけ問題演習でやることをおすすめします。
新聞は、一般知識全般の知識を得るためだけに使う方が効果があると思います。
10)異常に難しい問題は、捨てる
行政書士試験の文章理解には、異常に難しい問題もたまに出題されます。
こういう問題は捨てちゃうか飛ばして時間が余ればあとから解くようにしましょう。
一つののテクニックです。
11)問題文から読む
行政書士試験の文章理解は、まず問題文で問われていることを確認してから、出題の本文を読むようにしましょう。
こうすることで、本文を読む目的が定まるので、効率よく解答ができます。
多くの人がやっているテクニックですが、念のため。
12)消去法は極めて有効
行政書士試験の文章理解では、消去法が極めて有効です。
特にたくさん文章を読ませる問題では、解答作業を、段階的に行っていくことが、着実に解答を導くには大変有効なやりかたです。
『明らかにこれ間違いだな!!』そういう場合は、ズバッと切り捨てましょう。
最後に一言
お疲れ様でした。
行政書士試験の一般知識は、対策も難しく、苦手意識を持つ方が大変多い科目です。
にもかかわらず、足切りありという悪魔のような科目でもあります。
でも、文章理解のように出ることが決まっている部分もあるので、こういう部分に集中して対策をしていくのが極めて有効な対策になります。
日々コツコツと能力を磨き、是非がっちり合格しちゃってください。
それでは、今日はこのくらいで。