『グハァぁッ!!俺のブログが』記事が無断コピーされた時の対処と事前防止策《備忘録》
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最終更新日:2014/06/29
ブログ関係《備忘録》 コピー, ブログ
当ブログも多くの方にお読みいただいて本当に嬉しい限りです。
世界の片隅で、ひっそりと、皆様の人生のお役にたてていると思うと・・もう脱水症状になりかねないほど涙が止まりません(笑)
いや~そんな当ブログですが、最近、全文or2000文字以上の長文、それぞれのコピーが多く本当に頭を悩ましています。
ブログやサイトを運営されておられる方は同じような悩みを抱えておられるのではないでしょうか?
そのような方と情報をシェアしておきたいと思います。
当ブログのテーマには直接関係のないことですが、備忘録として書かせていただきました。
この記事があなたのお役に立てることを願って・・早速本題へ。
INDEX
ブログ記事は僕達の汗と血の結晶なんだ!!
全文コピーなどされる記事はどんな記事?
このブログの記事で、主に無断・不正コピーされるのは、記事のテキスト量が1万字を超えるような記事が多いです。
また、分量がなくても、専門的な記事であれば狙い撃ちされている印象が強いです。
つまり、価値の高そうな記事ですね。
このブログでは2万字近くもある記事もありますが、先日、そのくらいの分量の記事がまるごとごっそりコピーされました。
このときは、正直笑っちゃいました(笑)
ブログ記事は資産
1万字を超えるような記事は、日々コツコツと、何週間もかけて書いた記事が多いです。
僕が将来を見越しているからこそ続けられる努力で、生まれてきた記事は大切な資産です。
この気持ちは、コンテンツを生み出す仕事をされておられる方だとか、ブログ・サイトを運営されている方であれば、理解していただけるのではないでしょうか?
ブログ記事をコピーされ、複製されると運営者に実損害が生じることもある
ブログ記事をコピー&ペーストし記事を複製された場合。
検索エンジンからオリジナル記事の方が『複製記事』と判断される時もあるそうです。
こうなると、グーグルからの評価が尋常ではなく低下するそうです。
ブログやサイトを運営されている方であれば、この怖さは心から理解していただけると思います。
実際、そのような事態に陥った方の記事を読ませていただいて、恐ろしくなったのを覚えています。
なぜ全文コピーなんてするんだろう?
グーグルのパンダアップデートではブログコンテンツのオリジナリティが評価されるようです。
僕は専門家ではありませんので、はっきりとは存じ上げません。
ただ、コピーコンテンツと呼ばれる他サイトの複製記事で構成されたサイトやブログは、グーグルからの評価が低下することは、はっきりしている事実だそうです。
つまり、頑張ってコピーサイトを作成しても、その努力は水の泡になりかねないということ。
コピーコンテンツで構成されたサイト・ブログは、長期的な視点で見た場合、作る意味を見つける方が難しくなってくるということです。
《参照記事》
【事例】コピーコンテンツはやっぱりパンダアップデートに捕捉される
悪質な不正コピーを防止する方法
さぁ前置きはこのくらいで。
早速本題に入っていきましょう。
《WordPress》記事が無断・不正コピーされたことを知るツール【プラグインCCC(Check Copy Contents)】の話
プラグインCCC(Check Copy Contents)の機能
有名なワードプレスを使用されている方は、もうご存知かもしれません。
それほど有名なツールがCCC(Check Copy Contents)というプラグインです。
このプラグインをインストールすると、自分のサイトやブログがコピーされた直後に、設定しているメールアドレスに通知が来ます。
具体的には下記のような感じです。
《ヘッダー》
《フッター》
フッターを見ていただくと分かるように、IPアドレスからブラウザから、いろいろな情報まで通知してくれます。
かなり凄いプラグインです。
この写真を見ていただくと分かる通り、当ブログ記事のかなりの部分がコピーされています。
プラグインCCC(Check Copy Contents)の設定方法
こちらの開発者の着ぐるみ追い剥ぎペンギン様のサイトで詳しく解説されております。
引用させていただきますので、是非ご参照くださいませ。
《WordPress》無断・不正コピーへのささやかな抵抗ツール
プラグイン《wordpress prevent copy paste plugin》
プラグイン⇒新規追加⇒プラグインの検索⇒インストール⇒プラグインを有効化。
これで設定できます。
あとは、『設定』から必要事項のセッティングをすると、右クリックコピーが禁止されます。
詳しくは、下記のサイトへ
《参考サイト》
ブログ泥棒(記事のコピー)対策 [wordpress]
プラグイン《WP-Copyright-Protection》
こちらは、学鬼でも使っている、プロテクトプラグインです。
インストールだけで、コピーが禁止できるので、手っ取り早く対応したい人にはおすすめのプラグインです。
《WordPress》以外のブラグ構築サービスでプロテクトする方法
ワードプレス以外のサイト・ブログで、右クリックコピー禁止にする方法は、下記サイトをご参照ください。
かなり詳しく解説されています。
対象は、FC2とlivedoorブログです。
《参照サイト》
右クリック禁止で自分のブログの著作権を守る方法
悪質な繰り返しコピーへの対処
忍者ツールズの《忍者バリアー》でアクセス拒否
繰り返し、自分のコンテンツがコピーされるなど、悪質なコピーについては、思い切って、該当ユーザーのアクセス拒否をすることも効果的です。
忍者バリアーを利用し、アクセス拒否設定をし対処します。
忍者バリアーでは、下記のようなことができます。
忍者バリアーでできること
- リファラー
- ホスト・ドメイン名
- ユーザーエージェント
- プロキシー
- IPアドレス
- クエリ
- クッキー
様々な方法で遮断が可能です。
忍者ツールズは、アドセンスと並んで、『忍者ADMAX』でも有名なので、既に登録されている人も多いのではないでしょうか?
繰り返し、頻繁にコピーを繰り返す悪質な場合には、検討してみても良い方法でしょう。
記事が不正・無断コピーされてしまった場合の対応
記事が流用されていないかチェックする方法
Ferret《コピーコンテンツチェックツール》
自分のコンテンツがコピーされたと思われるサイト・ブログがWEB上にあるかどうかをチェックするツールです。
最近では、学術論文にもコピペが頻発しているそうで、それがコピペであるかどうかをチェックするツールも開発されています。
こちらは、無料で利用できるツールで、精度もそこそこです。
後述する、グーグルへの著作権侵害申し立ての前提として、調査段階で利用するツールです。
まぁ、暇があればやってみると面白いですよ。
sujiko.jp《重複コンテンツ・ミラーサイト・類似ページ判定ツール》
こちらも無料で使えるチェックツールです。
すぐに使えるので、便利ですね。
流用された記事への対処を実行する
該当のコピーコンテンツサイト運営者と直接示談する
ゴツイ人の中では、直接コピーコンテンツを掲載しているサイトの運営者に連絡し、示談する人もいらっしゃるようです。
この段階で、応じてくれる場合もあるが、当然応じてくれない場合もあります。
僕の調べたところ、トントンだそうです。
まぁ、無視する人も多いそうで、正直驚くのですが『直接交渉』という手段もあります。
但し、僕は下記の理由で、こちらはおすすめしません。
おすすめしない理由
- 1)トラブルに発展する恐れがある
- 2)相手がモラルに欠ける人だと効果が無い
- 3)結局相手次第になる
特に1)は重要です。
トラブルに発展すると結構面倒ですし、労力も費用もかかることになりますので、おすすめしません。
他にも効果的な第三者に介入してもらう方法があるので、そちらをメインの方法としましょう。
Google《著作権侵害による削除》
この方法が最も強力な方法かもしれませんね。
基本的には、パンダアップデートによって、自然とコピーコンテンツサイトの価値は低下していくようです。
ただ、オリジナル記事がコピーコンテンツ扱いされるという最悪の事態を防止するためにも、念には念を入れて、グーグルにコピーコンテンツのインデックス削除申請をするのが効果的です。
Googleへの著作権侵害による削除申請の手順
こちらの手順は、既にたくさんの方が方法を公開されておりますので、そちらを参考にして頂けますと幸いです。
僕が参考にさせて頂いたサイトは下記のサイトです。
《参考サイト》
記事の7割をコピーしたページに対しGoogleに著作権侵害申立てしたらインデックス削除してくれた
記事が無断でコピーされた場合にGoogleに著作権侵害で通報する方法
Googleからコピーコンテンツサイトへのペナルティ一覧
グーグルから課される著作権侵害へのペナルティ
- グーグルの検索エンジンからインデックス削除
- グーグルアカウント全体の削除・停止
- グーグルアカウント単位で管理しているサイト・ブログ全体の削除・停止
- コピーコンテンツサイト・ブログの評価低下による、順位の大幅低下
- アドセンスを利用している場合、アカウント停止・削除
僕の調べた限りでは、上記のようなペナルティーが課される可能性があるようです。
Googleから課されるペナルティはサイト・ブログ運営者にとって、尋常でないほど怖いこと
上記のペナルティ一覧を見る限りでは、コピーコンテンツでブログ記事を構成していくことは、尋常ではなくリスクがでかいです。
ブロブ・サイトの運営は、正直楽ではなりません。
他人の記事をコピーして、改訂してく作業をしても、仕上がった記事はリスクの塊です。
上記のグーグルからのペナルティのたった一つを課されただけで、ブログの命運は尽きますしね。
本当は記事のコピー防止なんてしたくない!!
当ブログでは、右クリックコピー防止プラグインを導入しています。
でも、正直に言うと、このプラグインの導入はできればしたくありません。
というのも、右クリックコピーができなければいわゆる『ユーザビリティー』(利便性)が極端に下がるからです。
例えば、当ブログでは、たくさんのチェックリストを公開していますが、このチャックリストは、是非コピーし活用してもらいたい項目です。
PCに詳しい人であれば、このプラグインを導入したとしてもコピー自体はできてしまいます。
でも、当ブログのユーザーはどちらかと言うと、PCに精通していない方の方が多いと考えています。
(法律系の業界の人でPCに詳しい人にであった試しがありませんので、その経験からの推測です。)
であれば、ごくごく一般的な方法でコピーしご自身で活用できるようなシステムにしている方が、圧倒的に利便性が高いからです。
当ブログの《利用規約》では、コピー時のルールをしたためていますが、そちらでは、ソースからコピーしていただく方法を公開しています。
ネット社会では、著作権に対するモラルが崩壊していますが、仲良くやっていきたいもんですね。
まぁ、僕の調べて限りでは、『公開しているんだから、自由に流用されても文句いうな』なんてトンデモな方もいらっしゃいましたので、今後どうなっていくのか?と悲しい気持ちが大きかったです。
不正・無断コピーと著作権
公開されていれば、コピーはOK!?
先にも書きましたが、『公開しているんだから自由に流用』なんて暴論です。
公開していれば著作権がなくなるのならば、TVで公開されている映像などは、全て著作権がないことになります。
でも、日本の著作権法は、そんな面白いことを規定していません。
公開されていようが、著作権が一度発生すれば、権利の対象になるのは当然。
著作権者の同意なくして、勝手に流用すれば悪いに決まってます。
《参考サイト》
著作権(Wiki)
著作権侵害は厳しいぞ!!
ちなみに、著作権侵害は、刑罰が課されます。
そして、サイト・ブログ記事をコピーし無断転載した場合、著作権侵害に該当し、著作権法119が適用されます。
この法律は罰則が規定されており、法定刑は、10年以下、1000万円以下の罰金です。
これ窃盗や覚せい剤事犯並に重く、重犯罪です。
グーグルは著作権を重視しているみたい
グーグルの著作権侵害による削除申請は、ちゃんと法的根拠があります。
《デジタル ミレニアム著作権法》
この法律に基づく申請手続きだそうです。
僕もこんな法律知りませんでしたから、超マイナー法なのでしょうが、法律がある以上、グーグルも断固とした対処をしているのでしょう。
詳しくは、グーグルの解説サイトをご覧ください。
《関連サイト》
デジタル ミレニアム著作権法
最後に一言!!
意外に長くなってしまいました。
調べているうちに、書きたい項目が芋蔓式に増えていき(笑)
まぁ、この機会に、コピーコンテンツを量産されている方に、ご自身も大きなリスクを負っているということをご理解いただければ、それはそれで、この記事の意義もあるのでしょう。
今回は、当ブログのテーマとはあまり関係ない話題ですが、僕と同じように、ブログを運営されておられる方のお役に立てれば幸いです。
それでは、この記事はこのくらいで。
お疲れ様でした。