試験勉強でやる気を失ったあなたが読むべきビジネス書10選!!!

　資格試験の勉強をしていると、必ずやる気・モチベーションを失う瞬間がやってきます。
　
　『資格を取るぞ!!』
　
　そう決めた時には、やる気・モチベーションに満ち溢れていたあなたも、数週間・数ヶ月と時間が経過するとともに、徐々にやる気・モチベーションを失っていくことでしょう。
　
　そんな瞬間は誰しもあります。
　　
　そこで、諦めて、『自分には合わなかったんだ』とやめてしまえばいつまでたっても状況は好転しません。
　
　大切なのは、資格試験の勉強のやる気・モチベーションを失ったときにこそ、変わりなく当たり前のように『続けられる』こと。
　
　これは大変に難しいことです。
　
　この記事では、その難しいことをやってしまうための助けになる『読むべき』ビジネス書を10冊ピックアップしてみました。

勉強のやる気・モチベーションの維持は難しいので

僕の経験から、やる気に効くこれだけを１０選しました

　資格試験の勉強のやる気・モチベーションを維持することは大変に難しいです。
　
　僕自身も、やる気・モチベーションが極度に低下してしまう時期があるため、長く悩んできました。
　
　ここで紹介するビジネス書は、そんな僕が長らく読み貯めた本の中から、『これだけ読めば対策が打てるよ』という最低限の10冊をピックアップしてみました。
　

やる気に効くビジネス書は2種類用意しました

　一つは、やる気が低下したときに、さっと手にとって読むと効果的なビジネス書。
　
　もう一つは、やる気を維持するための体制を整えるのに役立つビジネス書。
　
　この2種類です。　

1)やる気・モチベーションが低下したら読むビジネス書

　こちらは、日々の資格試験の勉強で嫌なことがあったり、苦しいことがあったときに読むべきビジネス書です。
　
　そういうときには、往々にしてやる気・モチベーションが低下するものです。
　
　いつも机の傍らに置いてほしいビジネス書達です。

2)やる気を維持するための体制を整えるのに役立つビジネス書

　資格試験の勉強のやる気・モチベーションを維持するには工夫が必要です。
　
　勉強を開始した初期段階で、しっかりとやる気とモチベーションを維持させる体制を整えるべきです。
　
　自分の意思だけに任せるのではなく、意思以外の要素も使って、強制的に自分を管理する体制が不可欠です。
　
　資格試験の勉強を初め、人間の行動のやる気・モチベーションが『意思の問題だ』と考えている人は是非、読んで欲しいビジネス書達を用意しました。
　
　『やる気が無いのは意志が弱いからだ!』
　
　なんて考えは間違いであると、再認識できる本ばかりです。

勉強のやる気・モチベーションに効くビジネス書10選!!

1）道をひらく

【種別　α　】　《★★★★★》　

　
　
　多くの名言で有名な松下幸之助氏の短編の随想集です。
　
　今の時代のビジネス書とは違う、緊張感がある内容が多く、身を正される思いがします。
　
　苦しいとき、辛いとき、怠け心が出たとき。
　
　そんなとききっと、助けになる言葉が見つかるはずです。
　
　長らく愛される名著ですね。
　
　僕も常に傍らに置き、気分が乗らないときこそパラパラとめくって読んでいるビジネス書です。
　
　もう10年来お世話になっています。

2）続　道をひらく

【種別　α　】　《★★★★》

　前の項で紹介した『道をひらく』ですが、あまりにいいのでいろいろと調べたとき、続編が出ていることに気づきました。
　
　こちらも、変わらず手元に置いておきたい一冊です。

3）中村天風一日一話 [ 天風会 ]

【種別　α　】　《★★★★》

　こちらも多くの名言が残る中村天風氏の『ことば』集です。
　　
　全部で366話収録されており、1日1話ずつ読んでいける形式になっています。
　
　こちらは、父からもらった本に紹介されていたビジネス書で、早速購入したことを覚えています。
　
　是非、デスクの傍らにおいて、やる気・モチベーションが低下したときに手にとり読んでいただきたい1冊です。

4）マーフィー名言集新装版 [ ジョーゼフ・マーフィ ]

【種別　α　】　《★★★★》

　『マーフィーの成功哲学』といえば、社会人が読むべきビジネス書として、『思考は現実化する』と共に挙げられる珠玉の名著です。
　
　そのマーフィーの名言を集めたビジネス書。
　
　全部で568本収録されています。
　
　こちらも、デスクの傍らにそっと装備して置いてほしい珠玉の一冊です。

5）脳が冴える15の習慣

【種別　β　】　《★★★★★》

　いわずと知れた有名な名著です。
　
　ベストセラーにもなったと思います。
　
　直接的には、やる気・モチベーションに直結する内容ではありません。
　
　ただ、毎日の習慣で脳を冴えさせていないと、回りまわってやる気・モチベーションを削ぐことになります。　
　
　そう言う意味では、是非読んでいただきたい1冊として挙げさせていただきました。　
　
　『最近、ぼんやりして集中力が低下しがちでやる気も出ないな～』と感じる方は是非読んでみましょう。
　　
　日々簡単に取り組める小さなことを少し改善するだけで大きな違いがあることを実感できる内容になっています。

6）短期間で組織が変わる行動科学マネジメント

【種別　β　】　《★★★★★》

　こちらのビジネス書は、おそらくご存知ない方の方が多いのではないかと思います。
　
　確かベストセラーなどにもなっていなかったと思います。
　
　でも、やる気・モチベーション維持のノウハウが書かれたビジネス書の中で、僕の中ではNo1に位置する本です。
　
　人間は本能的に『怠け者』であるという前提に立ち、『意思』だけでなく、ちゃんと合理的に自分を管理することによって、やる気・モチベーションを維持しましょうというスタイルで書かれています。
　
　このビジネス書の内容自体は、組織の管理がテーマになっていますが、応用すれば、個人(自分自身)に応用することができます。
　　
　僕もしっかりマスターして、個人に応用しています。
　
　ここで学んだやる気・モチベーション維持のノウハウは今でもお世話になっている廃れなき方法論です。
　
　少し応用が難しいのですが、やる気・モチベーションに悩んでいる方は、是非一度読んでみることをおすすめします。

7）自己評価の心理学 なぜあの人は自分に自信があるの

【種別　β　】　《★★》

　資格試験の勉強のやる気・モチベーションを維持する基礎になる感情は、『自信』です。　
　
　自信がなければ、やる気も維持できません。
　
　その自信につながる、正しい自己評価について知ることができる一冊です。
　
　こちらは、内容は読みやすく平易ですが、非常に分厚い一冊であるため、たっぷり時間のあるときに読んでみましょう。

8）行動分析学入門

【種別　β　】　《★★★》

　こちらは、学問的に、人のやる気とモチベーションを研究した行動分析学について平易に解説したビジネス書(新書)です。
　
　内容自体は非常に平易なので、特に専門的な勉強本ではありません。
　
　人が行動するときの原理について、『へぇ～』と思う発見が必ずあるはずです。
　
　より深くやる気・モチベーションについて知りたい方は読んでみましょう。
　
　僕は、『6）短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』の補充をするため、手に取り読んでみました。

9）なぜモチベーションが上がらないのか

【種別　β　】　《★》

　やる気・モチベーションがなぜ上がらないのか？分かりやすく書かれています。
　
　読み物として読むと非常に面白いのでおすすめの一冊です。
　
　ただ、時間がない場合は落としても問題ありません。

10）「続ける」技術

【種別　β　】　《★★★》

　こちらは『6）短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』と同じ著者のビジネス書です。
　　
　こちらは対個人向けに書かれており、簡略化された内容です。
　
　『6）短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』の補充として読みました。
　
　僕は、『6）短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』とセットで読まれることをおすすめします。　
　
　ほぼ2冊でセットだと思っています。

まとめ

　お疲れ様でした。
　
　ここで挙げたビジネス書は、僕の人生の中でも、廃れることのない名著として大切にしているビジネス書達です。
　
　今でも時折読み返す本もありますし、常にデスクの横に置いておく本もあります。
　
　やる気・モチベーションが低下したときには是非読んで欲しいものばかりです。
　
　是非、資格試験の勉強のやる気・モチベーション管理にご利用ください。