勉強・仕事のやる気がグングン溢れる!行動科学マネジメントが凄い!
『最近やる気が出ないな~』
『モチベーションの維持に苦慮している』
百人いれば百通りの悩みがあるものですが・・・
特に勉強や仕事にまつわる『やる気・モチベーション』の維持・管理・向上は人生のテーマとも言えるほど悩みの尽きないところです。
そこで、この記事では、勉強や仕事のやる気・モチベーションの維持・向上のための、一つのメソッド(方法論)を紹介したいと思います。
メソッドのざっくりとした概要と、それを勉強・仕事のやる気・モチベーション維持・向上につなげる応用の方法。
そして、ケースワークを通して、実際の活用法について書いていきます。
勉強のやる気・モチベーション管理に効果的な行動科学マネジメントってなに?
行動科学マネジメントとはそもそも・・・
行動科学マネジメントは、企業の人材マネジメント
『行動科学マネジメント』とは、企業の業務効率改善のために提唱された人材マネジメントのことをいいます。
そもそも、企業の人材マネジメントのために活用されてきた管理メソッドなんですね。
この行動科学マネジメントは、もともと『行動分析学』という学問を応用したものです。
アメリカから輸入されたマネジメント技術ですが、その源流は『日本型人材マネジメント』で、日本型人材マネジメントを参考に応用されたものです。
行動科学マネジメントの効果
行動科学マネジメントを導入すると
行動科学マネジメントは、人間の行動を科学的に分析して、やる気・モチベーションという漠然とした感情を『管理』するためのメソッドです。
感情に頼らずに、科学的に人が行動するためのポイントを模索し、合理的に応用していきます。
そして、行動科学マネジメントを企業の人材マネジメントに利用することによって、『感情』というあやふやな業務動機(仕事のモチベーション)を出来る限り排除していきます。
これによって、従業員のやる気・モチベーションの合理的底上げができ、結果として、業務効率の改善につながるという効果が得られます。
そして、行動科学マネジメントは、『セルフメネジメント』にも応用できる
行動科学マネジメントは、企業の人材マネジメントとして提唱されました。
ところが、行動科学マネジメントはそれだけではなくて、『セルフマネジメント』にも応用できます。
(セルフマネジメントとは、いわゆる自己管理ですね。)
つまり、行動科学マネジメントは、『勉強(仕事)のやる気・モチベーション管理』にも活用できるということです。
サクッと、行動科学マネジメントのポイントを一覧にしてみた。
- 行動分析で実証された心理学(行動分析学)であり、合理的分析データーに基づく科学的マネジメント
- 自分(従業員)の希望する行動を増やし、希望しない行動を減らすことができるようになる
- セルフマネジメント(自己管理)が上手くなるため、自発的な行動が増える
- 自発的な行動が増えるので、作業が続く続く!(継続力が身につく)
- 8割の『できない人』が『できる人』に変身する!
これを勉強に応用るすると、やる気・モチベーション管理の最高のツールになる
行動科学マネジメントを勉強に応用すると、やる気・モチベーション管理に使える!
ここまで書いてきたように、行動科学マネジメントは、企業の人材マネジメントだけでなく、セルフマネジメントにも利用ができます。
これは、勉強のやる気・モチベーションにも極めて有効なセルフマネジメントメソッド(自己管理術)として応用することができます。
上手く活用すれば、今まで、『勉強が続かないな』とか『勉強のやる気が出ないな』という悩みがスッキリ解消することでしょう。
実は、僕が最後にすがったセルフマネジメントメソッドだったりする
僕も、『やる気が出ない時期』というのは、普通にあります。
だって人間ですから。
誰だってやる気・モチベーションが削がれてしまう時期というのはあります。
でも、僕はそんな時期をなんとしてでも排除したかったのです。
人生が楽しくないですからね。
精力的に仕事して勉強して遊ぶのが一番楽しいです。
こんな希望を心に抱えていたため、血眼になっていろいろなセルフマネジメントメソッド(自己管理術)を探し回りました。
やる気・モチベーション管理に関する本を100~200冊ほど、寝る間も惜しんで読みあさり・・・。
ようやく出会えたのが『行動科学マネジメント』と『投資関連のメンタルマネジメント』でした。
この2つのマネジメントメソッドの内一つを今回記事にしてみました。
勉強のやる気・モチベーションにキク!行動科学マネジメントの基本中の基本
行動を分解する
行動科学マネジメントでは、『行動』の分析が、すごく重要になってきます。
一言に行動を言っても、その中身は、いくつにも分類できます。
例えば、『ファミレスでお客から注文をとってくる』という行動も、いくつかの過程に分類できます。
『行動』の具体的分析
- 入店したお客に声かけをする
- メニューと水を用意する
- 『いらっしゃいませ』と声をかけて水とメニューを配る
- ご注文が決まったら声をかけてくれと伝え去る
ザックリ4つに分けることができます。
厳密には、この行動を分析していくつかに分解する作業は、行動科学マネジメントでは、別の目的で利用するために実施されます。
ただ、勉強や仕事においても、『どの行動を増やすのか減らすのか?』に注目してピンポイントで対策を実施する必要があります。
行動を細かく分解することが大切になりますので、念のため。
MORSの法則
MORSの法則って?
行動科学マネジメントでは、MORSの法則という何やら難しそうな法則が登場します。
別名『具体性の原則』とも言われるこの原則ですが、存在意義は『行動とは?』の定義づけをする基準になり得ることにあるそうです。
まぁ、正直僕も意味が分かりませんでした(笑)
心理学の分野では重要な指標になるのかもしれませんが、『行動とは何か?』という『定義づけ』は勉強のやる気・モチベーションを高める上ではそう重要な意味を持ちません。
ただ、後述するように、この法則は、一部有益な基準として利用できますので、敢えてここで解説しています。
MORSの法則の内容
行動科学マネジメントにおけるMORSの法則の内容
- Measured(計測できる)
- Observable(観測できる)
- Reliable(信頼できる)
- Specific(明確化されている)
⇒歩こう動画なされていることについて、客観的に、何らかの計測ができるということです。
⇒客観的に行動がされていることが一目瞭然で認識できるということです。
⇒誰がどう見ても、『ある行動』を同じ行動であると評価することができるということです。
⇒ある行動が、漠然的に表現されるのではなくて、より具体的かつ詳細に表現されているということです。
例えば、『企画する』という行動は行動ではありますが、漠然的で抽象的ですね?
これをより明確化するためには、何をどう?どのように?をはっきりさせる必要があります。
MORSの法則は、目標設定に使う!
行動科学マネジメントでは、MORSの法則は『行動とは?』の定義を設定するための基準として使われます。
でも、正直、意味不明で実用的ではありません。
ただ、MORSの法則は別名具体化の法則とも呼ばれていますので、『抽象的なものを具体的に書き換える』ためには有益な法則です。
そこで、後述しますが、この法則は『正しい目標設定ができているかどうか?』の判断基準として利用することにします。
さぁまだまだ続く!是非次のページへ