行政書士試験に『独学で必ず合格したい』と思った時選ぶべき教材6選!《合格者が選んだテキスト・参考書・問題集》
『独学で勉強するためにおすすめの教材は何でしょうか?』
よく聞く質問です。
多くの人が気になる疑問だと思います。
僕も、資格について情報を集めるときや、実際に勉強を始めるときは、同じ疑問を抱えることがあります。
とはいえ、行政書士試験に独学で挑戦するとき『選ぶべき教材(テキスト・参考書・問題集)』は、パターン化されていたりします。
合格者からすると、行政書士試験に合格するために選ぶべき、テキスト・参考書・問題集には、決まったセオリーがあるということです。
独学の場合でも、これは同じで『基本的にこれだけの教材(テキスト・参考書・問題集)を揃えれば十分』というものが存在するんですね。
この記事ではこの辺りを分かりやすく書いていきたいと思います。
この記事では、勉強の習熟度に応じて揃えるべき教材(テキスト・参考書・問題集)を紹介していきますので、行政書士試験の勉強を始めて間もない方でもご安心ください。
ちなみに、勉強スタイル(つまり独学かスクール利用か?)によっても選ぶべき教材(テキスト・参考書・問題集)は違ってきます。
ですが、今回は独学の場合、選ぶべき教材(テキスト・参考書・問題集)がテーマですから、スクール関係の話題は省きました。
では早速ですが、独学で行政書士試験に合格したい人が選ぶべき教材6選について書いていきましょう。(テキスト・参考書・問題集各種について)
2014年 7月 9日 更新しました!!
2014年 8月 1日 更新しました!!
2014年 8月 7日 更新しました!!
INDEX
- 1 独学で行政書士試験に絶対!!合格するため 選ぶべき教材(テキスト・参考書・問題集)6選!!《一覧》
- 2 【基本中の基本レベル】独学で行政書士試験に合格するぞッ!!みんなもってる!!絶対!!必須の教材・・・『六法』ッ!!
独学で行政書士試験に絶対!!合格するため
選ぶべき教材(テキスト・参考書・問題集)6選!!《一覧》
行政書士試験に独学で合格したい場合に選ぶべき教材(テキスト・参考書・問題集)は、下の6つを揃えるのがセオリーです。
ざっと確認してみましょう。
独学で行政書士試験に合格するため選ぶべき教材6種(テキスト・参考書・問題集各種)
- 1)六法
- 2)過去問題集(行政書士試験)
- 3)▲コンパクトな教材1冊(コンパクトなテキスト・参考書1冊)
- 4)メインテキスト
- 5)本試験形式の模試
- 6)▲記述対策用問題集
これが、行政書士試験に独学で合格するために揃えるべき教材達です。
原則として、これらは必須の教材(テキスト・参考書・問題集)になります。
▲マークの教材(テキスト・参考書・問題集)は、その人のレベルや得意・不得意によっては、不要な場合もあります。
この点については、適宜書いていきますね。
穴埋め問題(多肢選択式)への対策教材(テキスト・参考書・問題集)について
行政書士試験の多肢選択式の対策問題集を上げていない理由は、『勉強しなくても対応できる人が多い』から
上の項目に『穴埋め問題への対策問題集』が挙げられてないことを不思議に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
穴埋めの問題形式とは、行政書士試験の出題形式である『多肢選択式』の形式のことを指します。
上の一覧で、この多肢選択式への対策用問題集を挙げていない理由は、特別に対策をしなくても、行政書士試験の本試験で得点できる人の方が多いからです。
つまり、多肢選択式の問題は特別に勉強しなくても、いきなり本試験形式の問題に対応できちゃう人が多いということですね。
もっというと、憲法・行政法の判例をしっかりやっている人であれば、多肢選択式は、特別に問題集を解くなどの勉強をせずとも、満点近く得点できたりします。
行政書士試験の多肢選択式の問題集を特別に解いて勉強すべきなのはどういう人?
行政書士試験の多肢選択式で、特別に勉強が必要な人はどういう人でしょうか?
それは・・・・行政書士試験の予想模試や統一模試などを解いてみて。
特に多肢選択式の得点力が不足しているなど、明らかに『多肢選択式の形式』が苦手な場合に限られます。
模試などを受けてみて、自分が『多肢選択式が苦手だなぁ』と思えるとき。
そういう弱点を発見したときに、初めて問題集を解くなどの勉強をすれば十分です。
最近『行政書士試験テキストのいらない問題集』をお探しの方が多いようだが・・・。
【2014年 8月 1日 追記】
最近、当ブログのアクセス数もかなり向上して、多くの方に記事をご覧いただく機会が増えました。
そんな中、ふらっとブログの解析をしていると、タイトルのような記事を求めて、当ブログに訪問されていいる方が、多くいらっしゃりちょっとビックリしました。
そこで、行政書士試験にテキストなくして合格できるか?追記してみました。
行政書士試験で、初めて法律を勉強する人が問題集だけで勉強するのは無謀
僕の個人的な意見では、『テキストのいらない問題集』は存在しないと思います。
普通に考えてもらえればわかると思うのですが、出版をしている側からすれば、問題集の解説を必要最小限のとどめて、もう一冊テキストを購入してもらう方が儲かります。
また、利便性を考えても2冊に分ける方が圧倒的に使いやすいですからね。
ちなみに、初めて法律を勉強される人が、テキストのいらない問題集を探しているんだとすれば、正直無謀です。
なんのために資格を取るのか?にも関わる本末転倒な行動でもありますし、ちょっとビックリしました。
ただし!!例外もある!!
行政書士試験で、例外的にテキストを購入せず問題集だけで合格出来る人は、確かにいます。
それは、『司法試験』『司法書士試験』の受験生です。
他は、上級・国家Ⅱ種以上の公務員試験の受験生ならテキスト・参考書は流用できるかもしれません。
こういう方は法律の素養がありますから。
真剣に合格したい人で、法律を勉強した経験のない方は、ほんと無謀なので、そんな問題集を探すだけ無駄です。
せめて、中古でもメインテキストだけは購入することをおすすめします。
【基本中の基本レベル】独学で行政書士試験に合格するぞッ!!みんなもってる!!絶対!!必須の教材・・・『六法』ッ!!
『条文を引く』のは法律の勉強の基本!!本当に大切ッ!!行政書士試験に独学でサクッと合格するために!!
法律を勉強するのに、六法を買わないなんて選択肢あるはずがない。
行政書士試験に独学で合格するために、必ず必要となる教材は六法です。
中には、『買っていない』という猛者もいらっしゃるようですが、六法を買わないという選択肢は、無いものと考えて下さい。
『六法を買わない』⇒何のために法律資格をとるのだろう?
行政書士は法律を専門に扱う士業です。
そして、法律を扱う者に最低限必要な能力は、条文をちゃんと読めるか?引けるか?という能力で、ここは基本中の基本すぎるポイントです。
法律の勉強は、条文に始まり条文に終わるという格言があります。
この格言通り、法律資格の勉強では『条文を確認する作業』が極めて大切です。
基本的な条文を瞬時に引ける能力が身についてないならば、はっきり言って法律資格を仕事に活かすことは難しいです。
普段から条文を引いておかないと、条文の知識は身に付かない!!
行政書士試験では、条文が本当に大切!!独学ほど条文を重視すべき。
行政書士試験との関係でも、条文の知識は、頻出で、極めて重要です。
普段から、六法をを確認し条文に慣れてなければ、いつまでたっても行政書士試験で安定した得点を叩き出すことができません。
行政書士試験の勉強では、必ず六法を傍らに置いておき、逐一・・・うっとおしいくらい六法を引きましょう。
行政書士試験の本番では、『使い古した六法』が得難い相棒になる!!
僕が行政書士試験に合格したときも、当日持っていった教材は六法とテキストでした。
行政法などは、試験前日・当日と一通り六法を確認しました。
最後は、まっさらだった六法がボロボロになっていましたので、これくらい引くものだと思いましょう。
ボロボロといっても、急いで引きますから、メチャクチャ勉強したというわけでなく、雑に使ったからというのが一番の理由ですが。。
(まぁ『おぉ!!』なんて思ってもらえれば、ニカっと笑います。)
『そんな勉強しないとダメなの?』なんて思ってはいけません(笑)
六法自体そう高いものでもありませんから、騙されたと思って。
行政書士試験の勉強で使う六法は、どこの出版社のモノでも可!!できればコンパクトなものを♪
六法はどこの出版社のものでも問題ありません。
できればコンパクトで安いものを選ぶのがベストです。
行政書士試験で、僕の使った教材(六法)
おすすめの六法(行政書士試験の勉強には必須!!)
僕が合格したときは、岩波のセレクト六法を利用していました。
結構コンパクトで、何より1500円ほどと最安です。
安いので持ち運びやすいように分離して使うことにも抵抗がありませんし、どんどん書き込めます。
六法は、スキマ時間でも活用できる最高の教材として使えるシーンが多いですから、絶対に買いましょう。
ちなみに、セレクト六法自体最新版が出版されていないようです・・・。
セレクト六法が手に入らない場合は、下記のポケット六法もおすすめです。
こちらも2000円ほどで、六法の中では格安の部類に入り、比較的コンパクト。
判例六法について僕の思うこと(判例六法は使うべき?)
判例六法って?どんな六法?
六法の種類の中でも、少し高額な六法で『判例六法』という種類の六法もあります。
特徴としては、上のコンパクトな六法をベースに、各条文の後ろに、その条文が問題となった『重要判例』をピックアップしている六法です。
この六法は教材として詳しいですから、おすすめする方もいらっしゃいます。
判例六法は、『判例があるなぁ』くらいしか勉強できず、判例の勉強としては足りない。
僕は『判例の勉強は、六法ではなく、別の教材で勉強する方が、使える知識が身に付く』と考えています。
正直、判例を判例六法で勉強するのはおすすめしません。
特に独学は。
判例六法での判例解説は、ポイントだけ解説したものですので、判例の勉強としては全く足りませんし、独学だと混乱する可能性もあります。
ですから、別の教材(テキスト・参考書・問題集)でちゃんと勉強しましょう。
そうでなくば、行政書士試験の問題に対応できるレベルで、判例をマスターすることは難しいと思います。
(行政書士試験が難しいというわけではなく、単純に判例六法の記述が足りないということです。)
判例六法を僕がおすすめしないもう一つの理由⇒『単純に不便!!』
実用的な話になるのですが、判例六法は『勉強するとき不便』です。
条文と条文の間に判例解説が掲載されているのですが、これが致命的。
条文を引くとき、条文と条文の間にページ数があるため、条文を探すのにかなり手間がかかるのです。
最悪、条文を引くのに時間がかかるため、ついつい引くのをためらうようになってしまいます。
そんなこんなで勉強に悪影響が出る意味でも、判例六法はおすすめしません。
【入門レベル】独学で行政書士試験に合格するために選ぶべき教材(テキスト・参考書・問題集)
行政書士試験の法律科目は、『項目(体系)』や『超基本』をザッと確認しておくと、スムーズに勉強が進む
行政書士試験では、法律科目が試験科目になっています。
憲法・民法・行政法・商法(会社法)が試験科目として課されます。
そして、その法律には、原理・原則といった、その法律の柱となる項目(体系)や超基本が存在します。
法律の勉強の初期段階で、この体系や超基本を、ザッと確認し、ぼんやりとでも頭に入れることで、かなり勉強効率を上げていくことができます。
独学で行政書士試験の勉強をする人なら、勘違いや混乱の防止にもつながりますので、かなり効果的だったりします。
そこで登場♪法律科目の『入門書』を読んでみるのだ!!
そこで、この体系や超基本を事前に把握しておくため、入門書を読むことをおすすめします。
非常に平易な教材をざっと読むことで、勉強すべき法律の特徴やポイント・体系をざっと確認できます。
この作業をするのとしないのとでは、法律の勉強の進み方が全然違います。
スムーズに進むかどうかが、全く違ってくるので、是非一読してみましょう。
特に、独学で行政書士試験の法律科目を勉強される方は、『間違って知識を覚えてしまうこと』を防止できますので、本当におすすめです。
《関連記事》
法律資格:『法律は難しい』をぶっ飛ばす!入門書3冊の驚異的効果
また、実は、法律の知識を定着させるために『漫画』が効果的だったりします。
楽して最高の成果を上げるためにも、よろしければ下記の記事も読んでいただければ幸いです。
《関連記事》
【勉強になる漫画(マンガ)】法律・経済・ビジネスetc//⇒厳選9作品
行政書士試験に一発合格したとき、僕が使っていた入門教材
僕が法律を勉強して間もない頃、ある弁護士さんの書いた勉強本を読んで、入門本を読むことを実践してみました。
そのとき、ザッと読んだのが、下記の『はじめて』シリーズ。
個人的には、立ち読みで十分だと思います。(本屋さん本当にスミマセン)
上は僕が使った本ですが、他にも平易な入門ぼんとして伊藤塾シリーズがあります。
次からは初級レベル!!の教材を紹介していくぞ!!
行政書士試験の独学勉強で必要なベーシックな教材たちだ!!
よろしければ、是非次のページへ!!!