『まだ実力がついていない』それでも模試を受けるべき12の理由!!《資格試験勉強法》
『まだ実力がついていないから模試は受けないよ』
はい!!不合格まっしぐらです。
このフレーズを使っている人で、資格試験に短期で合格した人を僕は見たことがありません。
(まぁ僕の狭い交友関係の範囲ではありますが)
この記事では、なぜ実力がついてから資格試験の模試を受けるのでは不合格まっしぐらなのでしょうか?
そういう話をしていきたいと思います。
それでは、『それでも僕たちが模試を受けるべき理由!!』の記事・・始まります。
『まだ実力がついていないのに』と思うのが普通
実力がついてからは普通に考えればそうだけど・・。
『模試』
というと、資格試験や大学受験などでは、基本ではなく、応用的・実戦的な比較的レベルの高い勉強ツールです。
普通に論理的に考えれば。
入門の基本をじっくり勉強⇒比較的簡単な問題演習⇒さらに勉強⇒『十分な実力がついた』と思える⇒ようやく実戦的な模試へ。
こういう流れをたどるのが普通の考えです。
僕も昔は『実力もついてねーのに、模試なんてやっても意味ね~』と考えていました。
でも、これ間違いでした。もう大間違い。
難しい試験の合格者ほど口を揃えてこう言うんだ!!
大学受験などでは一流大学に合格した人ほど、資格試験では、難関資格試験に合格した人ほど、皆口を揃えてこう言います。
『実力なんて関係ないからとにかく模試を受けることが合格の秘訣です』
おそらく、合格体験記などを読んだ経験のある方は、何度も目にしたフレーズだと思います。
騙されたと思ってやってみた僕の結論
自分が欲しいものを、既に手にしている人の言葉は、必ず何らかの『意味』があります。
仕事・商売・副業・投資・趣味・娯楽。
何でもそうです。
これは真理ですから、僕も言われた通り模試を受けるようにしてみました。
正直、『あぁこりゃ先人の言う通りだな』と思った次第です。
よ~く考えれば分かりきったことですが、資格試験の勉強でも、実戦をいくつもくぐり抜ける方が、能力の向上スピードが速いのは当然です。
スポーツでや武道でも、試合の後ほど学ぶことが多いのと同じ。
仕事でも、トライアル&エラーの精神で実戦的に学んでいくことがスキルを高める上では極めて重要なことです。
そう考えると、模試というのは、実戦の場を得ることができる貴重な機会で、合格した人が口を揃えてこういうのも納得ができました。
次ページでは、さらに具体的な理由をピックアップしてみましたので、是非一読していただけますとありがたいです。
資格試験の『模試』について
模試というと3種ある!!
3つの模試について
- 1)予想模試《市販の本》
- 2)答練《定期的な模試》
- 3)統一模試《最後のツメの本格的な模試》
1)予想模試《市販の本》
資格試験の本試験の直前になると、出版される各スクールが出版している模試です。
薄く、約2~3回分ほどの本試験形式の問題が本屋で手軽に購入できます。
2)答練《定期的な模試》
定期的にスクールで行われる、模試です。
予想模試との違いは、第三者が採点してくれることと、教室で実際に受験することもできる点です。
予想模試より本試験に近いです。
3)統一模試《最後のツメの本格的な模試》
これも第三者が採点してくれる点では答練と同じですが、より本試験と同じ形式で実施される模試です。
直前期に数回程度しか実施されず、全国統一の順位が発表されることが多いです。
大学受験のときに受験した模試を想像するとイメージしやすいです。
形式も実施時間も問題数も本試験同様。
一般的には、模試というとこの模試を想像する方が多いと思います。
模試を受けるのは重要だけど、一応留意点を!!
この記事では、資格試験の勉強では、模試を受けることが非常に大切だよ!!という話をしていきます。
ただ、一つだけ注意点があります。
それは、『いくら模試の効果が高く大切でも、全く何も勉強していない段階では、模試の効果は得られないときもある』ということです。
ですから、『実力がついてから模試を』という考えはダメですが、『問題集を3回ほどやれば模試を受けましょう』というトーンで読んでいただけると幸いです。
『実力がついてから模試を』という考えがいかにナンセンスかは、次項『実力がついていなくてもガッツリ模試を受けるべき理由』の12)で、詳しく書きたいと思います。
独学で資格試験の勉強をするならば、絶対模試は受けなければならないという話
資格試験に独学で挑戦する場合は模試は必須だ!
次のページで公開する模試の効果が、特に強力な効果を発揮するのが『独学』で資格試験の勉強をするような場合です。
正直、独学では模試必須です。
模試自体そんなに費用もかかりませんから、スクール費用を節約する分、模試くらいは受けましょう。
独学は危険!?
当ブログでも、『独学』関係の記事がいくつかありますが、独学で資格試験の勉強をする場合、いくつか危険なポイントがあります。
中でも、独学の危険が最もでかいのが、『間違って事柄を覚えてしまうこと』です。
これやってしまうと、勉強しても意味がありません。
法律資格(行政書士資格など)では、特に独学は危険
このブログのテーマの一つである行政書士試験では、法律科目が試験科目とされています。
法律は言葉のニュアンスに厳しい学問ですから、特に上のような『勘違い』が頻発する可能性があります。
そこで模試が登場!!模試を使って軌道修正だ!!
そんな、『勘違い』を修正するのに、模試が非常に役に立ちます。
資格試験の勉強を独学で行っている人が、模試を受けると、『え?こんな基本的なことなんで間違ってんだ!?』とシーンに、必ず出くわします。
独学で資格試験に挑戦される方にとっては、ここがチャンスなのです。
こういう機会は、独学では大変得がたい機会ですので、貴重です。
模試を受けて、コツコツ修正していくことで、資格試験に独学で挑戦する場合の危険性を極力排除することができます。
だからこそ、資格試験に独学で挑戦する場合には、模試は必須と書かせていただきました。
まだまだ続きます!!
それでは、次ページから模試を受けるべき理由について書いていきます!!