勉強してるが成果が出ない人へ。真面目な人が陥いる8つの落とし穴。
今、成果上がっていますか?
『一生懸命頑張っているのに・・・。』
『毎日、勉強しているつもりなのに・・・・。』
『頑張っても頑張っても・・・。』
そんなに頑張っているあなたなのに。
『成果が出ない』
『何度も同じ問題で間違えてしまう』
『覚えることができないよ・・・。』
もし、そんな状況にあるなら、読んでみましょう。
僕もそんな時がありました。
経験からまとめた、『真面目な人が陥りやすいポイント』です。
INDEX
頑張っているのに・・・。なぜ成果が出ないのか?
そもそも、『頑張っている』と脳内で勝手に考えているだけの方。
そんな行動の伴わない方は、論外ですが・・・・。
資格試験の勉強を初めて間もない方は、少しずつでも毎日勉強されている方が多いと思います。
でも、初めて1ヶ月から3ヶ月くらいの期間・・・不安なのですよね。
模試を受けても成果が現れない事もあるでしょう。
また、毎日取り組んでいる問題集の進みが遅く、ストレスを感じるかもしれません。
他にも、同じ問題を何度も間違えてしまうとか・・・。
要は。
『しっかり勉強しているにもかかわらず、成果が出ないと感じる』
そんな壁に何度もぶち当ってしまいます。
これは、しっかり勉強・努力できているからこそ、ぶち当たる壁です。
このような経験をされていない場合、勉強量が足りていないことがほとんどです。
ですから、そういった経験をしているという事は、実感はないかもしれませんが、大変いい傾向なのです。
でも、多くの人は『良い傾向』とはかんがえず・・・落とし穴に落ちてしまうのです。
それは・・・・。
『自分を責めること』です。
●勉強序盤で陥りやすい落とし穴
- 自分は無能なのだと決め付ける
- このままやっても無駄でないかと悲しむ
- 自分が選んだ参考書はダメではないかと不安になる
- 自己嫌悪に陥る
- 精神的に打たれ弱くなる
- 感情的に解決策を追い求める
- よりノルマを厳しくして自分を追い詰める
- 不安に思って新しい教材を追い求める
他にもたくさんあるでしょう。
特に時間的余裕のない社会人の場合は、こういった状況に陥りやすいです。
だって、仕事から帰宅し就寝するまでの貴重すぎる自由時間を資格試験の勉強に充てるのですから・・・。
これで、一定期間以上継続して成果が出ない場合、上のような不安に陥ることは当然です。
特に難しい資格試験の場合は、ポンポンと成果がでることはありませんから、こういう悩みを抱えがちです。
でも、これじゃあ長続きしません。
本当に真面目な人程、こういった悩みをかかえてしまいます。
もし、あなたもこのような不案や・悲しみ・無力感を感じているのならば、それはいい傾向です。
そのまま突き進みましょう。
『そんなこと言っても不安だよ・・・。』
そりゃそうです。
ですから、引き続き、その悩みについて考えていきましょう。
●【脱線しすぎた話題】
実行できない人は、想像以上に多いのです
上の記事で、『行動していない人』について少しだけ記述している行があるかと思います。
実際のところ、こういった人は想像以上に多いです。
本当に多いですよ。
自分で決めて、行動を継続できる人からしたら、少し理解できないかもしれませんが、想像以上です。
それも当然です。
仕事は別として、自分でやろうと決めたことは、誰にも束縛されず、実行することをやめたとしても、怒られることもありませんし、食っていくにも、な~んも困ることはありません。
だからこそ、続ける事が難しい・・・。
もし、実行できる人ばかりであれば、世の中、皆、金持ちか権力者か幸せモノばかりです。
でも、実際は、富豪と呼ばれる人は全体の0.2%にすぎませんし、十分満足のいく私生活を過ごしておられる方も少ないのが現実です。
それほど、実行し、一定期間以上継続するという事は尊く、難しい事なのです。
結果・成果が出なくとも、続けなければならない事がこの世にはあるんだ
資格の試験勉強を続ける上で、上のような不安・悲しみ・自己嫌悪は、真面目に取り組めば取り組む程、絶対に避けては通れない壁です。
でも、ここを乗り切らなければ、栄光はありません。
資格が取れれば、人生万々歳ではありませんが、自分で決めたのですから、もう少し長い目で頑張りましょう。
資格試験の勉強に限らず、人生では、何か目標を志した時、一定以上『無償』で働くことを要求されることも少なくありません。
なんらか、目標を掲げてそれを目指して努力している人程、飛躍のため、無償で努力を続けなくてはならない時期に直面する事になるでしょう。
『資格の勉強をしている』
そういうと、すぐに時給換算し、『パイとした方がいいじゃん』と批判する方もいらっしゃるでしょう。
『今年も挑戦してみる』
そういうと、『いつまでやってんだ』と批判する方もいらっしゃるでしょう。
でもね。
そんな事、ほっときゃいいんです。
食えなくなるのでなければ・・・あなたのペースで、批判などに心揺らされず、楽に過ごせばいいのです。
人生、石の上にも3年という言葉があるように、少なくとも数年は、しっかりと腰を据えて取り組まなければならない事もあるでしょう。
確かに、あまりにも成果が出なければ方向転換を戦略的に考える必要が出てくるのは事実です。
でも、勉強の初期段階、数か月勉強したくらいで、専門家としての専門知識や思考力が身に付くとは考えられません。
頑張ってるのに、成果が出ない。
そう考えることは、自分が継続できている証拠。
そして、専門家として必要な素養である専門知識や思考力は、そう簡単には身に付かないという事を再確認しましょう。
最後に、『もうしばらくこのまま様子をみてみよう』これこそ魔法の精神安定フレーズです。
成果は、3カ月置きに現れます。
その際の成果の現れ方が、少なくとも多くとも、とにかく自分が頑張った事をほめてあげることです。
資格試験の勉強は、不安や葛藤との戦いでもあるので、楽観的に継続することこそ成功の秘訣であるといえます。
くれぐれも、自分を追い詰めず、健康に気をつけ、日々スキルを磨くことを心がけて頂けると幸いです。
失敗しようとも成功しようとも、『何かを目指さない人』よりは、多くの経験と知識を得ることができます。
前に向いて進んでおられるその姿こそ、尊いのです。
●国家資格が何故難しいかよく考える
資格を取得すると、『専門家の卵』といわれるようになります。
そんな専門家への第一歩である資格の取得は、専門家としての素養があると認められることに等しい事です。
一部の容易に取得できる資格は別として、いわゆる難しい資格を取得するためには、しっかり勉強しなければなりません。
国家資格などでは、毎日何時間も勉強しなければならないことも珍しくありません。
何故こんなに難しいのでしょうか?
それは、特に国家資格を必要とする専門家というのは、場合によっては人の命や人生に関わる仕事を手掛けなければならないからです。
資格を取り、専門家として仕事をする場合、こういった重要な案件を手掛けることもあるのです。
だからこそ、国が、国民の生命身体に損害が出ないように、一定のレベルの知識を要した者だけが、資格者として仕事ができるよう制限を加えています。
国家資格を始め、資格が難しいのも十分に理解できると思います。
『国民の生命身体・人生・財産にかかわる重要な仕事を将来的にすることになるかもしれない』
そう考えれば、資格の勉強にも死ぬほど身が入ります。
今勉強している事柄が、他人の人生を左右する程、重要な知識である事もすくなくありません。
資格試験の勉強は、『食っていける食っていけない』を基準に、資格の善し悪しが評価されているきらいがあります。
もちろん、そういったリスクヘッジや生活の面は現実ですから夢をみているわけにはいけないでしょう。
しかし、勉強の動機として・継続するモチベーションを燃やす原動力として、上記のような志や意義を意識することは大変な情熱になります。
是非、こういった視点も交え、日々の勉強を頑張ってみましょう。