民法が難しい12の理由+民法の勉強がしたくなる!メリット7ヶ条でやる気が燃えるッ!
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やる気を燃やせぃ!!民法を勉強して絶対得するぞ!!
ここまでは、民法の難しい点を挙げて来ました。
でも、『民法を制する者は、法律系資格を制する』なんて言葉もあるほど、民法は重要な科目です。
すべての法律の考え方のベースになる科目というだけでなく、その考え方は柔軟で研究しつくされています。
また法律の文章を読むための基礎も民法を勉強することで自然と身についてしまいます。
条文の引き方、条文の解釈の基本。
法律の基本は全て民法の勉強に詰まっています。
この科目さへ制すれば、法律の勉強はグッと楽になることは確かです。
僕も、民法を徹底的にやってみる決意をし、あるていどマスターしたあとに、憲法・行政法・商法の勉強が非常に楽になりました。
そのほかの特別法の勉強をする上でも民法で学んだ考え方を活用できます。
これは何も難しいことではなく、自然にできるようになります。
民法が難しいというのは事実ですが、とにかくここを乗り越えることを第一目標として勉強をし乗り切ることは本当に大切です。
そこで、難しい民法を乗り切るやる気・モチベーションを燃やすため、ここでは『民法を学ぶと得する所』について書いてみようと思います。
やる気・モチベーションを燃やすために、知っておきましょう♪
民法の親しみやすい点を書きなぐってみた!!!!
- 1)最も身近な法律
- 2)学んだことが私生活に直結
- 3)バランス感覚を養える
- 4)人の意見を分析しやすくなる
- 5)民法を乗り越えればぐっと楽になる
- 6)最近ブームの論理的思考が身につく
- 7)その他いろいろな資格で重要科目になっている
1)最も身近な法律
民法は、まさに国民の生活で起こる典型的なトラブルをまとめたバイブルのようなものです。
一般人でもこの法律を使う機会は非常に多くあります。
誰でも一生に一度は使う機会のある法律だと言っても過言ではありません。
それほど、身近な法律が民法です。
ほんと、民法を勉強していて損はないです。
2)学んだことが私生活に直結
前項に通じる話です。
これは、よく民法を学んでおいたほうが良い理由に挙げられることです。
ビジネスで取引するときも。
誰かにものを販売するときも。
日々の買い物の売買にも。
家を購入するときにも。
相続のときにも。
家族を守る知識としても。
クレーム処理のひとつの指針として。
周囲でトラブルが起こったときのリスク管理の知識として。
結婚のトラブルでも。
恋愛のトラブルでも。
法律的なトラブルを防止するリスク回避の知識として。
もう無数に挙げることができます。
最近流行っているのが貯金や家計管理・節約です。
こういったマネーマネジメント・家計管理については、注目の的になることが多いです。
誰が見ても生活に直結すると分かりやすい分野ですから、リスクを減らすために心血を注がれる方も少なくありません。
でも、同じようなリスクは法律を知らないことでも顕在化します。
お金に関するリスクは心血を注ぐのに、リーガルリスクに関しては無関心。
リーガルリスクは顕在化すると、節約・家計管理等のリスクとは比較にならないほど巨額にあるおそれがあります。
にもかかわらず、多くの人は防止策を講じることをしません。
いつ何時法的なリスクにさらされるかわからないのに最低限の法的知識を付けようとはしない人が多いのですよね。
民法を勉強すれば、このあたりのリスクをかなり排除することのできるようになります。
口約束は法律的には、約束しているが、意味がないのと同じ。
こんな簡単なことをしっているだけでも、リスクは排除できます。
人生の重要な場面で登場するであろう法律トラブルを、前もって網羅的に勉強することができます。
民法を学ぶとリスクを排除できる力がつくのです。
3)バランス感覚を養える
民法は、必ず、ある人の利益とある人の利益がぶつかり合います。
この双方の利益を比較して十分に考慮し、どちらを優先することが一番妥当か?これを必死に考える勉強をします。
これを法律では『比較衡量』といいます。
この考える力がつくと、相手の立場に立って物事を考え、最も妥当な結論を導く癖がつきます。
どうすれば主張を通すことができるのか?
どうすれば有利に交渉を進めることができるのか?
民法を学ぶと、この戦略目や考える力がつくので、ビジネススキルとしても役立てることができます。
4)人の意見を分析しやすくなる
前項と類似の項目ですね~。
民法の思考を学ぶと、ある人の主張が、どのような立場で主張され、どこに穴があるのか見極めれるようになります。
これは、対立する利益を調整する民法の考え方そのものですから、別に難しいことでもなんでもありません。
一つの意見には必ず対立する意見があります。
このような分析ができるようになれば、自分の主張により説得力を持たせることにつながります。
説得力をつけるとビジネスでも役に立ちますので、スキルとして魅力的です。
5)民法を乗り越えればグッと楽になる
何だかビジネススキルの話が入り込んでいますが。
まぁ、ここでは民法の親しみやすさと学ぶメリットを語りに語って!!
そして、民法を勉強するやる気・モチベーションを燃やそうぜ!という意図で書いていますので、ご勘弁を(笑)
資格試験との関係では、民法を真っ先にマスターすると、その他の法律科目の勉強がぐっと楽になります。
他にいくつか法律科目を勉強しなければならない人には朗報です。
これは、何度も申し上げているように民法がすべての法律科目の基礎だから言えることです。
例えば、憲法を勉強するとして『あぁあの民法のところの利益の調整を、もう少し緻密にした話だな』と理解がすんなり進むのです。
6)最近ブームの論理的思考が身につく
一定の周期で、論理的思考力の話題は必ずブームになります。
僕もよく本屋に行きますが、『また論理力かよ!!』なんてよく思います。
まぁ、ビジネスマンのスキルとしても大変人気のジャンルだからでしょうか。
この論理的思考力ですが、本一冊読んだくらいでは、はっきり言って全く身につきません。
技術論だけ学んでも、身につかないのです。
論理力というのは思考力ですから、自分の思考を鍛えていく必要があります。
つまり、常に論理的思考で物事を考えるだとか、一定期間、集中して何らかのトレーニングを行う必要があります。
ビジネススクールなどでも、論理力を養うため、ケースワークを吐くほどさせられます。
それほど、論理力というのは一朝一夕につく能力ではありません。
この点、法律の世界は、論理が全て、矛盾があったり論理的な流れに問題があれば門前払いされる世界です。
問題を解くにも論理的な思考は不可欠です。
民法は法律の代表格ですから、民法を勉強することによって自然と論理力はついていきます。
本を読んで悦に浸るくらいなら、民法を勉強しましょう。
7)その他いろいろな資格で重要科目になっている
このブログでは、行政書士資格を初めてとして法律系資格について書いています。
この法律系資格のほとんどで求められる科目が民法です。
公務員試験でも。
FP試験でも。
司法書士試験でも。
宅建でも。
多くの法律系資格に必須科目として挙げられています。
また、それぞれの資格で結構なウエイトを占めているのも確かです。
宅建でも公務員試験でも。
民法を得点源とできると法律資格の取得はかなり楽になります。
少し上の資格を段階的に目指していくときにも、分野を変えて平行的に資格をいくつか取得する時にも。
民法は重要なキー科目になります。
これから、他にも資格の取得を検討されている方は、是非この民法という科目をしっかり勉強されることをおすすめします。
まとめ
お疲れ様でした。
長らくお付き合いいただき本当にありがとうございます!!
以上のような感じで、民法は非常に難解な法律ではあるものの、勉強するメリットは非常に高い科目です。
どのような法律資格でも、民法という大きな壁を乗り越えることができれば、グッと合格へ近づくことができます。
民法を勉強すると、得する点を参考に、やる気・モチベーションをもやし、ガッチリ資格を取得してやりましょう♪
それでは、この記事はこのくらいで。