魚介類は勉強効率を加速させるブースター!楽々摂取3つの簡単レシピ
勉強を続けることは、僕たちが想像している以上にエネルギーのいる事です。
長期であればあるほど。
僕の経験では1ヶ月以上勉強を継続する場合、絶対的に必要になってくるのが食事管理であると考えています。
これをしないと体力が維持できません・・・。
仕事でも、勉強でも、パフォーマンスを向上させたり維持させようとすれば、食べるものには少なからずの配慮を払う必要があります。
これができなければ、段階的かつ確実にパフォーマンス・集中力・作業効率は低下していきます。
個人的に思うのは、長期にわたってその業界で生き残っている人や大成功した人で体調管理や食事管理をしていない人を見たことがないということです。
何かをやり遂げるには、健康あってこそです。
また、体調がよければこそ挑戦を続ける事ができます。
だからこそ、体調管理の基本の基である食事の工夫は大切となってくるのだと思います。
これは、仕事にかかわらず、資格試験の勉強でも同様のことが当てはまります。
厳しい試験であればあるほど。
INDEX
魚介類は、脳を活性化させる栄養素の宝庫
どのような食生活を心がけるべきか?
これは前回の記事で書いてみましたのでぜひ参考にしていただけると幸いです。
ここでは個別に『魚介類』と勉強効率について書いていきます。
魚介類、特に青魚はDHA・EPAに代表される脳を回転させるブースターとなる栄養素の宝庫です。
また、貝類は、亜鉛に代表されるミネラルを多く含みます。
なにより、両者は『良質なタンパク質』の宝庫です。
良質なタンパク質が勉強に何の関係があるのか?
疑問でしょう。
栄養素といえば、ミネラルやビタミンがクローズアップされがちです。
しかし、タンパク質や炭水化物も脳の働きや精神の安定に欠かせない効果があることが判明しています。
良質のたんぱく質は、神経伝達物質の原料にもなり、これにより脳の働きが活性化されます。
活力減退、やる気減退を防止するため、長期勉強を続けなければならない方の強い味方となってくれる栄養素です。
またタンパク質の他にも、前述のようにミネラルの宝庫です。
ミネラルは体調を整えるとともに、体のあらゆるところで作用します。
こんな面白い研究データがあるのをご存知でしょうか?
魚をよく食べる子供の学力はそれ以外と比べて2割増。
この2割という数値に関しては、研究母体によって変動があるようですが、学力が高くなる傾向にあるという点は事実です。
確かに、子供についての研究をそのまま大人に当てはめて良いのか否か多少の疑問はあります。
しかし、魚介類に含まれる栄養素と、獣肉に含まれる栄養素を比較した場合、魚介類は獣肉に比べ『脳の働きに作用する栄養素』が比較的多いということは事実です。
このように、勉強を進める上での食事は、魚介類を多く摂取したほうが、勉強を効率的にすすめる上での栄養素を多く摂取する事ができます。
僕自身も、魚介類中心の食生活を過ごすことによって、あからさまに頭がスッキリしてきたことを実感したことがあります。
それからは、食事の魚介類比率は高い傾向にある食生活を送っています。
週末、楽しみの外食はもっぱら魚介中心です。
でも・・・。
『そうは言っても魚介類の調理は大変』
であることは確かです。
手軽に魚介類を摂取 ~勉強効率のための魚介お手軽食材~
毎日魚料理を調理しなければならないというのは苦痛です。
もちろん、魚介中心の食事が目的ですから、食事として魚を摂取するのは週4~5回程度でしょう。
それでも、魚を調理するのは、ある程度料理をしたことのない人には大変です。
かと言って、惣菜を買うとしても食費ばかりかさみます。
僕自身は、かなり料理が得意で、魚一本から刺身を造るようなことも結構あります。
当然、焼き・煮付け等も苦痛なく調理できます。
ただ、これは料理が好きだからこそできる芸当です。
嫌いな人には苦痛でしかありませんし、それをやろうとしたら勉強についてのやる気が削ぎ落とされ、返って逆効果です。
従って、料理の練習はしないようにしましょう(笑)
個人的にオススメなのは、生魚です。
刺身がDHA・EPAも壊さず、新鮮な魚介を摂取できますので最高です。
刺身は美味しいですし、勉強のご褒美としても使えます。
でも、これもたまのご褒美としてとしか機能しません。
毎日のようにこんなことできません。
そこで、僕のおすすめが、『煮干を使った料理』です。
煮干の原材料は、『カタクチイワシ』です。
イワシはご存知青魚ですから、DHA・EPAも豊富です。
また煮干はそのまま摂取できるのでカルシウムを筆頭にミネラル分が大変豊富です。
同時にタンパク質も多く含まれますので、良質なタンパク質の摂取につながります。
そして、魚介としては比較的割安かつ手に入れやすい食材です。
これに対して、魚介類の中でも、栄養素の高いマグロ・サバ・生いわしやカキ・ハマグリ・アサリ等の魚介類は手に入りにくいです。
季節物である場合も多く常に手軽に手に入るわけではありません。
煮干し程、安価で時期に関係なく手に入り、勉強効率を高める可能性のある食材は他には見つけることはできません。
もっと食費をかければ、本節の鰹節や干物がありますが、食費がかさむばかりで効率的ではありません。
従って、僕はいろいろ悩んだ結果、煮干が最強であるとの結論に至りました。
もちろんそのまま食べても良いのですが、それでは味気ないですよね?
そこで、煮干で作れる簡単レシピを書いてみます。
勉強効率を高めるご飯のお供!!煮干レシピ
かなり簡単ですので、常備菜として置いておくと良いです。
忙しい時のご飯のお供にもなりますので、作っておけば時間の節約にも役に立ちます。
●【頭に効く!!3つのレシピ♪】
【その一】
◎煮干とくるみの甘露煮
・煮干 ひとつかみ
・くるみ 煮干の半量
・砂糖 大さじ2(味を見て調整)
・醤油 大さじ1(味を見て調整)
・酒 大さじ2(たっぷり目が美味しい)
・鷹の爪 1本
・水 50ml
材料はこれだけです。
砂糖だけでなくみりんも少し入れると美味しいですが、酒だけで十分です。
また、上記の水を全部酒に変えるとより美味しくなります。
まず、フライパンを用意します。
次に油を少し。
温まったら煮干を入れ、軽く弱火で表面が淡い茶色になるまで炒ります。
次にくるみを入れ、これも軽く炒ります。
その後、水・酒・さとう・醤油・半分にへし折った鷹の爪を入れ、弱火で煮ます。
トロッとしてきて水分がなくなれば火を止めて終了。
基本的に味はお好みで調味料を加え整えてください。
タッパーに移して冷えたら冷蔵庫か冷凍庫へ。
【その二】
◎煮干と昆布の佃煮
・煮干 ひとつかみ
・昆布 10cm×10cm角を一枚
・砂糖 大さじ2
・酒 50ml
・醤油 大さじ1
・ゴマ 適量
・鷹の爪 1本
基本的に調味料はお好みで調整してください。
まずフライパンに油を入れます。
温まったら煮干を投入。
弱火で軽く炒ります。
砂糖・醤油・酒・鷹の爪(へし折る)を入れ、ふつふつと一度湧いたら昆布を投入。
昆布はお好みのサイズにカットします。
僕は、煮干と同じ大きさの細切りにカットしています。
そのまま弱火で煮続け、トロッとしてきたら、ゴマを加えます。
ゴマはお好みで。
ざっとかき回し、水分が飛んだら出来上がり。
【その三】
◎炒り煮干し
・煮干 ひとつかみ
材料はこれだけです。
フライパンを用意しましょう。
火をつけ軽く油をひきます。
この際、ごま油が最適です。
軽く温まったら、中火より少し小さい火加減に。
煮干を投入。
焦げないようフライパンを煽ったり、火加減を調整します。
表面がジュワジュワとしてきて、軽く茶色に色づいてきます。
表面がさくっとした感じになってきます。
これで出来上がりです。
煮干はそのまま食べると噛みごたえある感じですが、この煮干はさくっと軽快な食べ心地です。
僕が好きなのは、その一とその三です。
特にその三は、お酒のアテには最適ですよ。
特に日本酒に合います。
勉強の話題でこれは、少し的がずれているでしょうが・・・。
以上ぜひ参考にして頂けますと幸いです。