行政書士試験の問題形式を『重要度』に応じてランキングしてみた♪
行政書士試験の試験にはいろいろな問題の種類があります。
一般的によく見かけるものから、少し特殊なものまで。
科目別重要度や、知識の重要度を気にする人は多いのですが、この問題形式別の重要度を気にする人は、さほど多くないと思います。
でも、形式別の重要度を知ることで、優先順位をつけて勉強をすることができます。
これによって、より効率的な勉強ができ、時間の節約につながる試験対策を打つことができます。
さほど難しい情報でもなく、ザッと知っておくだけで効果があるので、サラっと読んでもらえると幸いです。
それでは、早速本題へ
INDEX
行政書士試験の問題形式について
行政書士試験には、2014年の時点で、下記のような問題の形式が採用されています。
以前もどちらかの記事で書きましたが、そちらへページ移動するのも面倒をおかけしますので、こちらでザッとおさらいしておきましょう。
行政書士試験の問題形式一覧
- 択一式
- 多肢選択式
- 記述式
択一式
問題分が有り、その問題文の答えを、5択の選択肢から選ぶ形式の問題です。
多くの資格試験の試験問題で採用されている問題形式です。
大学入試の試験勉強を経験したことのある人であれば、センター試験の問題形式を思い浮かべていただけると、わかりやすいでしょう。
サンプルとして下記画像をご覧ください。
多肢選択式
行政書士試験における、多肢選択式は、ガーッと文章があって、その文章にカッコ抜きがあり、そこを穴埋めしていく問題形式です。
カッコ抜きは、文章の下に列挙されていて、そちらから選ばされる問題が多いです。
具体的なイメージは、下記のサンプルをご覧ください。
記述式
行政書士試験の記述式は、読んで字のごとくです。
ずらずらと問題文があり、それにたいしての回答を実際に書く形で記述解答していきます。
行政書士試験の記述式は、論文試験と違って、回答が長文になることはなく、比較的短文の解答を書かせる問題が多いです。
イメージとしては、大学2次試験の『英作文』のような問題形式近い特徴があります。
具体的には、下記のサンプル問題でイメージを。
行政書士試験の問題形式別の重要度ランキング
行政書士試験には、いろいろな問題の形式があることが分かりました。
ところで、この問題形式への対策については、優先順位をつけて勉強をしていくと非常に効率的だったりします。
そう難しい話でもなく、ザッと確認するだけで十分な内容です。
特に、忙しい社会人や学生さん、さらには、できるだけ楽に資格を取得したい人は必見の、問題形式別ランキングのご紹介です。
それでは早速見ていきましょう。
1位《択一式》
1位は択一式です。
行政書士試験においても、その他の資格試験においても、最もオーソドックスな問題形式です。
問題形式自体がもつ特別な難しさは、記述式などに比べると劣るものの、その重要度はかなり高いです。
正直、この択一式で十分な得点ができないと、行政書士試験に合格はできません。
ですので、行政書士試験の勉強は、まずもって、この問題形式を制覇することを第一の目標として頑張りましょう。
ここで、高得点を獲得できれば、他の問題形式への対応は非常に楽になります。
2位《記述式》
重要度を、特別な対策が必要な問題形式であるかどうかに着目して考えた場合、記述式の重要度は2番目に高いです。
行政書士試験の記述式で一定の得点を獲得できるようになるには、一朝一夕にできることではなく、日々の心がけがものをいいます。
コツコツとした勉強が、一番実力につながる問題形式なのです。
そんな特徴のある問題形式ですから、『記述式が得意な人』は、本当にしっかり勉強をしている人であると断言できます。
一夜漬けではどうにもならない問題形式で、ちゃんと意識しなければ実力がつかないという意味では、この問題形式は重要であるといえます。
配点もさほど低いわけではありませんからね。
記述式をしっかり勉強すると得られる嬉しい効果
行政書士試験の記述式は、暗記で対応できない問題が多いです。
つまり、ちゃんと法的思考にのかって考え、法律を使えなければ、回答ができないような問題が本当に多いです。
そのため、記述式の勉強をしていると、記述式の問題への解答力が上がると同時に、『法的思考力』『論理力』『知識』などの能力も合わせて向上します。
この能力が上がると、択一式や多肢選択式への対策にもなり、一石二鳥の効果が得られます。
記述式の勉強はしんどいですが、実力を飛躍的に向上させるためには、やって損のない勉強です。
3位《多肢選択式》
行政書士試験の問題形式別の重要度ランキングは、あまり僕も見かけたことがありません。
ただ、重要度別に列挙してと言われると、もしかすると多肢選択式を2位に持ってくる方が多いかもしれません。
というのも、多岐選択式は、行政書士試験の問題形式の中でも特徴的で、難易度も記述式ほど高くなく、対策が比較的簡単だからです。
そういう流れから、重要度を上げる人もいるだろうと想像できます。
でも、多肢選択式への対策としての勉強はさほど多くなく、日々ちゃんと勉強していれば、『特に優先して対策をせずとも自然とできてしまう形式』になっちゃったりします。
そのため、勉強効率という視点では、重要度を下げて3位としました。
行政書士試験、各種形式別対策
以上、行政書士試験における、問題形式別の重要度ランキングでしたが、引き続きそれぞれの具体的対策について書いていきたいと思います。
行政書士試験の択一式問題への対策
択一式は行政書士試験に限らず、他の資格試験でももっともオーソドックスな出題形式ですので、特殊な勉強法というのはそう多くありません。
具体的には下記のような記事をご参照ください。
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行政書士試験の記述式問題への対策
行政書士試験の記述式問題は、結構難しいです。
じっくり時間をかけて考えれば、まぁ解けるでしょう。
でも、本試験では他の形式の解答に時間がかかってしまった場合、考える時間がなくなりますので、結構しんどい戦いになります。
この記述式対策は、日々コツコツとした勉強が効いてくる問題形式ですから、近道はなく、じっくり勉強していきましょう。
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行政書士試験の多肢選択式問題への対策
個人的には、特に対策は必要ないと考えている問題形式ですが、確かに、コツやちょっとした心がけで、明らかに点数が違ってくる問題形式です。
その方法やコツに関しては、下記に詳しく書いておきました。
当記事と少しかぶるところもありましょうが、参考にしていただけると幸いです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
行政書士試験の問題形式別の重要度は、あまり見かけない内容ですが、まぁ気になっている方もいらっしゃるのではないか?と思い記事にまとめてみました。
勉強効率アップにつながるちょっとした話ですので、頭の片隅にでも置いておくと、効率的な勉強ができるでしょう。
それでは、この記事はここまでで。