『休憩できてる?』あなたがやっている勉強効率を下げる9つの行動!!
公開日:
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最終更新日:2014/06/23
やる気・モチベーション, 気分転換 休憩, 勉強
資格試験の勉強中、合間に取る休憩は、勉強の効率を維持する上で大切な時間です。
そんな休憩時間。
短い時間ですが、皆さんはどんな感じでお過ごしでしょうか?
まさか、漫画を読んで過ごしている?
実は、勉強中の休憩時間には、『やってはイカンこと』が存在します。
これをやってしまうと、勉強の休憩が無意味になってしまいます。
今回の記事では、その代表的行動を9つ集めるとともに、僕がやっている効果的な休憩方法をいくつかご紹介します。
INDEX
最強の勉強状態を保つのなら、休憩が必須!!
資格試験勉強の途中、60分に一度は、気分転換もかねて5~10分程度の休憩をとられる方が多いのではないでしょうか。
人間の集中力は90分前後維持するのが限界だそう。
ただ、90分は時間的に長く、中途半端です。
高い集中力を維持するためには、せいぜい30分から60分ほどが勉強時間として限界だと思います。
僕の場合は、60分が集中力を保てる限界時間です。
つまり、60分に1度、休憩を挟んでいます。
30分でもいいのですが、あまりに時間を細切れにすると、ついつい休み時間が長くなり時間をロスしがちです。
ですので、60分を目安に休憩を挟むようにしており、同時にこのくらいの時間が、休憩を挟むポイントとしても理想と考えています。
60分でも、ちゃんと集中すれば、結構疲れます。
そのため、これ以上集中しろと言われるとその後の勉強に支障が出る可能性もあるので、この辺りを目安にしています。
やっちゃダメ!!資格試験勉強中の休憩の悪い例
資格試験勉強の合間でとる休憩は本当に大切だという話
資格試験の勉強を効果的に行う上で、休憩は本当に大切です。
資格試験の勉強では高い集中力が必要です。
一日に2~3時間ほどの勉強をする場合、集中力を保つためにも、その合間の休憩はものすごく大切になります。
マラソンを走ると疲れるように、脳みそをフル稼働させると、脳自体が疲れ回転が極度に落ちてきます。
また、それに加えて全身もドッと疲れます。
そんな集中力や疲れは、ちゃんとした方法で休憩をとりさへすれば、十分な回復ができます。
それが、5分~10分ほどの短時間の休憩でも高い効果があります。
勉強の合間の休憩は適切にとらないと意味がない
勉強の合間にとる休憩は、集中力や疲れを取るために大変効果的な方法でした、
でも、その効果は、あくまで『適切な休憩』をとった場合だけに得られるものです。
では、適切に休憩をとるためにはどうすれば良いのでしょうか?
その適切で効果的な休憩を見ていく前に、まずはダメダメな休憩を見てしまいましょう。
●【ポイント】資格試験勉強中の休憩・・・代表的ダメダメ行動パターン集
- TVを観る
- 漫画を読む
- スマートフォンを使う
- 新聞・ニュースを読む
- インターネットで情報収集をする
- 仕事をする
- メールをする
- 本を読む
- ブログを更新する
etc///
資格試験の勉強の休憩として、上記どれかの行動をされている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
では、なぜ上記のような行動は休憩としてダメダメなのでしょう?
それは、端的に言ってやると・・・。
『休憩になっていないからです』
え??
回答になっていないって?(笑)
少し考えてみましょう。
確かに、上記の行動は全て、気分転換にもなるでしょうし、休憩のような雰囲気を持っています。
ところで、休憩の最も大切な目的は何だったでしょうか?
それは、『脳みそを休ませること → 脳みそを使わないこと』だったはずです。
これを基に、上記の行動をよーく観察してみてください。
全ての行動が、がっちり脳みそを使う行動ではないでしょうか?
TVを観るのも、目から入った情報を処理するために、脳を使います。(BGMとして流す場合は除く)
漫画だって、読むとストーリーを解釈しなければなりませんから、思う以上に脳を酷使します。
これでは、休憩になりません。
僕の場合は、漫画が好きな方ですので、休憩として、また、気分転換の意味もかねて、漫画を読んでいた時期もありました。
でもこれはダメダメな休憩の代表例です。
このような休憩は、脳を休めることになりませんから、休憩後の勉強の集中力に影響します。
資格試験勉強の合間の休憩を、効果的なものとするためには、その休み方にも十分な配慮を払う必要があります。
代表的ダメダメ行動パターンも最大限の効果を求めなければある一面では休憩効果もあるという話
集中力の回復には、『別のことをやってみる』というのが回復の効果を発揮します。
単純に勉強から気をそらすと、回復します。
ですので、ここではあくまで、『最大の効果のある休憩』をテーマにしています。
上記の行動パターンで、あるていど休憩効果を得られるという方は、そのまま休憩として活用しても何ら問題はありません。
個人差があるものですので、臨機応変に参りましょう。
資格試験勉強中!!!効果的な休憩の方法とは?
資格試験勉強中、休憩をとる一番の目的は何だったでしょうか?
そうですね。
上記でも書いたとおり、『脳みそを休めること → 脳みそを使わないこと』であったはずです。
これが一番の目的である以上、休憩中に頭を使う作業は極力控えるべきです。
休憩にもかかわらず、作業をしてしまうと、休憩になりませんから。
では、効果的な休憩とは、どのようなものがあるのでしょうか?
僕のやっているオススメで非常に効果的な休憩方法があるので、下記の書いておきます。
●【ポイント】
僕のやっている!!効果的な休憩法 ランキング!!
- 1位 : 目を閉じて瞑想
- 2位 : 仮眠をとる(完全に眠るわけではなく一瞬気絶する感じ(笑))
- 3位 : ひたすらぼーっとする
- 4位 : アロマの香りをかぐ
- 5位 : リラックスできる音楽を聞く
究極の休憩は短時間睡眠だ!!
この辺りが、非常に効果的です。
全てに共通するのは、『脳を全く使わないこと』ですね。
特に、1位と2位は、最強の休憩ですので、少し詳しく。
効果だけを考えると、2位の仮眠が脳みそを休めるためには究極の方法です。
集中して勉強すると、必ず脳みそが一杯になる感覚にぶち当たります。
このような困った状況も、仮眠をとることにより、一気に解消できます。
適度な仮眠をとっていくと、何時間でも勉強を続けられるほどです。
でも、短時間の睡眠休憩の欠点は、使い勝手が悪いことです。
だって、そんなにいつでもどこでも、一瞬で仮眠(一瞬気絶)できないでしょう?
こんなことできるの、のび太くんくらいです。
少し寝不足の時や、余程疲れている場合で、勉強に支障が出ているような時には効果的ですが、通常の休憩に使えるほどの凡庸性はありません。
だからこその2位です。
瞑想が効果的で使い勝手が良い
短時間睡眠と比較して、瞑想は、いつでもどこでもすぐにでもできる方法です。
また、脳みそを十分に休めることができ、休憩としての効果も高い傾向にあります。
瞑想といっても、簡単。
座禅を組んでやる本格的なものではありません。
簡単にできますので、下記の手順でお試しあれ。
●【ポイント】勉強の休憩に!!簡易瞑想法
まず、リラックスした状態で、イスに座りましょう。
この際の、イスは背もたれがあり、できるだけ柔らかくふわっと座れるものが最高です。
そういったイスをお持ちでない場合、布団やベッドに横になると同じ状態が得られます。
次に目を閉じましょう。
その状態で、大きく息を吸い、ゆっくり自分が楽なペースで息を吐き出します。
よく深呼吸で、ゆっくり息を吐き出す際、吐き出す時間の目安が1分とか3秒とか指定されている場合がありますが、気にする必用はありません。
自分のペースで、自分が気持ちいい時間で息を吐き出しましょう。
深く吸って、ゆっくり自分のペースで吐き出し、気持ちいいという感覚が大切です。
これをやりながら、できれば楽しいことを想像してみましょう。
合格した瞬間でもいいし、専門家として活躍しているシーンでもいい。
皆で飲み会で騒いだ思い出でもいいし、家族とわいわい楽しんだ記憶でもいいでしょう。
これ気分が紅葉しモチベーションを向上させ、頭もスッキリさせることができます。
これを5から10分、満足ができる程度に続けましょう。
最後の楽しいことを想像しようという指摘ですが、これを書くと疑問に思われる人がいらっしゃるかもしれません。
つまり、『脳みそ使ってるじゃん』と。
でも、勉強で使用する脳みその領域は主に論理的思考を司る左脳です。
もちろん、イメージを主な役割とする右脳も使う場合もありますが、左脳ほどではありません。
瞑想は、この左脳を休めることに目的としています。
また、楽しいことを想像することは、やる気・モチベーションを高める効果が期待できます。
なので、休憩中に脳を使うというデメリットを考慮してもなお、メリットが大きいため、瞑想は効果的です。
目標を再確認し、気合が入るという意味でも効果的です。
是非、お試しあれ。
資格試験の勉強中の休憩・・・脳みそを酷使する休憩だが、例外はある!!
既に記述しましたが、休憩として、ダメダメな行動として、脳みそを使う行動を列挙しました。
これらはあくまで代表的な行動ですので、人によっては他にもダメな休憩の時の行動はあるでしょう。
これと同様に、休憩方法として適切であるにもかかわらず、脳を酷使する休憩方法も存在します。
それは、『運動』です。
適度な運動は、血液に酸素を蓄え、気分転換としても最高です。
また、体の筋肉を動かすということは、一般的に脳の機能を高める効果が期待できます。
さらに、適度な運動であれば、脳の働きの活性化(集中力の向上)が期待できます。
さらにさらに!適度な運動を行えば、アドレナリンが分泌されますから、やる気が向上します。
運動するにも脳みそを使いますので、休憩中は脳みそを休めるという鉄則からすると、休憩にならないとも思えます。
でも、運動は例外的な場合と考えて構いません。
テンションが下がっているようなときには大変効果的な休憩方法となりますのでおすすめです。
軽いスクワットや適度な家事でも十分な効果が得られます。
まとめ
お疲れ様でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
勉強の合間の休憩は本当に大切です。
効果のある集中した勉強を続けるためにも、しっかり配慮を払いましょう。
是非、こちらを参考にしていただけると幸いです。