『法律って難しい』を楽に克服するッ!入門書3冊の驚異的効果《法律資格の勉強法》
『あぁ資格試験の勉強はムズカシイなぁ』
『勉強する内容が難しくて、なかなか頭に入らない』
そんな悩みたくさん聞いてきました。
このような『ムズカシイ』『頭に入ってこない』『何言ってるかわからない』そういう感覚がある場合は、ごくごく基本的な知識が頭に入っていないのかもしれません。
特に法律の勉強は、簡単な本でザッと概要を確認するだけで、非常に勉強が楽になります。
この記事は、そんな入門書3冊の活気的な効果の話をしていこうと思います。
法律は難しいなぁ・・と悩まれている方は是非、読みすすめていただけると、参考になるかと思います。
資格とは専門知識があることの証明である話
資格とは、『その人に専門的な知識があること』を『ある機関が保証』してくれるものです。
そんな資格ですから、資格試験に合格して、資格を取得するためには、ある分野の専門知識の勉強⇒習得が求められます。
この知識の深さや広さによって、資格の難易度が変わってきます。
法律系資格であれば、司法試験を頂点として司法書士・公務員試験・行政書士・宅建などのように難易度が低下していきます。
このブログでは、行政書士試験をメインに記事を書いていますが、どの資格でも『初めて法律を勉強する人』にとっての法律は難しいものです。
僕も法学部出身であるにもかかわらず、法律の勉強を開始した時点では、本当に挫折の連続でした。
そうならないために、是非やってほしいことがあります。
それこそ、ここで書く、入門書3冊を読んでみること。
グッと、法律の難易度を低下してくれます。
なぜ入門書3冊が絶大な効果を持っているのでしょうか?詳しい効果については、後述します。
法律の『難しい』をぶっ飛ばす!!入門書3冊の絶大な効果!!
読むのはなぜ入門書『3冊』なのか?
入門書を読むと、その専門分野の『常識』を身につけられる
法律資格の主要な試験科目は、当然ですが、法律科目ですね。
多くの人が持つ『法律』へのイメージは総じて『難しい』というイメージだと思います。
僕も、行政書士資格ですが、有資格者で、飲み屋の大将と、話の流れでそういう話になるときがありますが、その時決まって『法律?また難しそうだね!?』と言われてしまう次第です。
確かに、法律の勉強は簡単ではありません。
ほんと慣れるまでは難しくて死にそうになる時もあります。
でも、これ法律に限らないと思うのです。
専門分野と呼ばれる領域は、総じて、非常に難解です。
一般常識とは違った常識で物事を判断しなければならないときもありますし、そもそも自分の常識を捻じ曲げるシーンも登場します。
何よりもその特殊な用語。
そして、考え方の特徴。
このようなことに慣れることは大変です。
でも、慣れれば、この大変さは、だいぶ楽になります。
まずは、その世界の常識という基本の基本をガッチリ頭に入れて、本格的な勉強に入っていくと、すっと楽に慣れて行けます。
この基本をガッチリ勉強するためのツールとして『非常に平易な入門書』が大きな効果を発揮するのです。
つまり、簡単な入門書を読むことによって、専門科目の最も基本的な部分を早いうちに理解してしまうのです。
これによって、スっと本格的な勉強に入っていけます。
入門書レベルの簡単な本になると、内容は、必然的にその専門分野のエッセンス中のエッセンスが凝縮されたものになります。
だからこそ、入門書を読むことによって、その分野についての最も基本的な考え方を身につけることができます。
専門分野の入門書1冊だとダメなワケ!!
では、なぜ入門書を『3冊』なのでしょうか?
これは、専門分野の中で、あるテーマに関して、議論があり、見解の対立があることが一番の理由です。
法律・会計・税・医学・工学などの専門分野には、多くは、その学問の中での支配的な見解である『通説』が存在し、これに対する少数説もまた存在します。
このような、議論が存在するため、書かれた本も、通説から一貫して記述されたものか?反対説も加味された記述か?それぞれの本の特徴によって、必然的に記述内容が違ってくるのです。
もう少し簡単に言うと、入門書を書いた人が、どの見解に立つかによって、内容が違ってくる可能性があるということ。
法律で代表的なところをいえば、刑法なんて学説の対立が激しく訳わかりません。
勉強して日が浅い時期、手に取る専門書がどれかによって、勉強人生が変わっちゃうくらい学説が真っ二つ。
法律などの専門分野の勉強は、このような事情があるため、入門書1冊だけですと、少し不安なのです。
勉強を本格的に開始したとき、『あれ?あの入門書で言っていることと違うぞ』と、混乱してしまう可能性を否定できません。
入門書3冊で『リスク』を減らせ!!
入門書1冊だと、ここまでに書いたようなリスクが存在しました。
だからこそ、入門書を3冊読むことによって、その不都合をカバーしていきます。
3冊読むと、大抵どのような学説の流れもカバーしますから、入門書に書かれる専門分野の入口の段階で、『そういう対立があるんだな』と理解ができるのです。
1冊だと、偏った知識になる恐れがありますが、3冊読めばそういったリスクを排除できますので、冊数は3冊がベストです。
専門分野(法律など)の入門書3冊の嬉しいもう一つの効果
入門書1冊だけしか読まなければ、あるリスクがありました。
そんな消極的な理由だけでなく、3冊読むと、ほかにも嬉しい効果があります。
それは、『自然と記憶に定着してしまう』ということ。
1冊だけでなく、3冊を繰り返し読むことで、各々の本同士で必ず共通するところが出てきます。
3冊続けて読むことによって、この共通点は繰り返し復習することになります。
これは繰り返しにほかなりませんので、3冊読み終わる頃には、おそらく基本的な知識はマスター出来るはずです。
これこそ、専門分野の入門書3冊を読むもう一つの嬉しい効果です。
具体的な入門書は下の記事をご覧ください。
《関連記事》
行政書士:『絶対独学で合格したいッ!!』と思ったときに選ぶべき教材6種
専門分野の入門書3冊を読み終わった後、『時事的内容の新書1冊』を読むと、さらに勉強が楽になるぞ!
時事的というと少しわかりにくいですね。
『法律(専門知識)を使って近年の社会問題などについて解説してある』本というとイメージしやすと思います。
つまり、ある専門分野の社会的に話題となっているテーマについて書かれている面白い本を読んでみましょうということです。
例えば憲法などでいえば、ここずっと話題になっているのは憲法9条の話題ですね。
他にも、改憲についていろいろ時事的なネタが豊富な書籍は発売されています。
さらに、最近は集団的自衛権なんかも議論されていて話題ですよね?
民法なんかだと、最近では民法の債権法改正が話題になっています。
もちろん、漫画なんかでも全く問題ありません(笑)
これについては下の記事をご覧ください。
《関連記事》
【勉強になる漫画(マンガ)】法律・経済・ビジネスetc//⇒厳選9作品
では、このような時事ネタが豊富な本を読むとどのような効果があるのでしょうか?
まず、入門書3冊を読み終えてガッチリ基本を勉強できたとしましょう。
ここから、すぐに本格的な勉強に入っても良いのですが、資格試験で勉強する専門知識は本当に無味乾燥です。
表面的に基本を勉強しても、実際の社会と結びつかず、死んだような知識なのです。
いくら入門書の基本知識とはいえ、面白くもなんともありません。
これは『結局この知識が社会でどう役立つの?』という疑問が、心の片隅でくすぶっているからです。
そこで、時事的な内容の新書などを1冊読みます。(漫画でもよし!!)
それによって、入門書で勉強した基本知識が社会でどのように議論されているのかを知ることができるのです。
よりリアルで実用的な視点で専門知識の勉強に取り組むことができます。
実際、勉強を始めればわかりますが、こういう実感は思う以上に大切です。
その知識を得ようと勉強するモチベーションにもなりますしね~♪
ですので、なんでも良いですから、好きな内容で、資格試験で勉強しようと考えている科目に関連する内容の書籍を1冊読んでみましょう。
200冊一般書籍を読み倒すと専門知識のほとんどはカバーできるのだよ
項目のタイトル通りです。
良書に出会うことができれば、読書は本当にすごいです。
ある専門分野の本を200冊ほど読みあされば、その分野の専門家との会話に支障がないほどの知識を得ることができます。
この200冊についてですが、何も専門書ばかりを200冊と言っているわけではありません。
面白おかしく読めるものでも、その専門分野について書かれた本を200冊で十分です。
漫画であっても雑誌であっても、自分の学びたい専門分野について書かれている内容であれば、問題ないということです。
専門家の方でも、結構やるそうで、スキマ時間を使って生きた知識をマスター出来るため、使えるとおっしゃっていたのが記憶に新しいです。
200冊というと、一日1冊で7ヶ月ほどもかかりますが、実際はそんなに時間はかかりません。
20冊も読めば、随分かぶる内容が増えてきますから、最後の方にはほとんど流し読み状態になってしまいます。
僕も、投資関連の本を読んだりするときはよくやりました。
●【コラム】インターネットの凄さと氾濫する情報
今の世の中は本当に凄いと思います。
インターネットでちょっと検索すれば分からない事は無いというほど情報が手に入ります。
僕もよく利用するwikipidia(綴りあってるかな??)なんか、凄い詳細な情報が掲載されていて(間違っている部分もありますが・・・。)ビックリします。
昨今では情報の陳腐化は加速度的に進んでいます。
士業も究極的には情報提供を生業にする職業ですから、ここに危機感をもっておられる士業の先生方は思いのほか多い印象があります。
高度な法律手続に関して調べてみても、インターネット上では結構詳細に掲載されており、これまたビックリ(笑)
ただ、インターネット上の情報に『良質な情報』というのはほんのひとにぎりだと思います。
専門的にある分野を追求したいとき、インターネットでの検索をして、詳細な記述あるブログや、専門記事を読んでも、結局、本質的な情報というのは得られません。
例えば、起業したいと思い、インターネットで商売の情報を集めたとして。
他にも、投資がしたいと思いインターネットで情報を収集したとして。
結局何も出てきません。
重要で革新的な情報は、結局、お金を払わなければ手に入らないのが、これからも基本であり続けるのでしょう。
そんな時代だからこそ、僕のブログもより良質な情報を発信できる場にしていきたいものです。
最後にまとめてみたゾ!
いかがでしたか?
入門書3冊の恐るべきパワーは理解していただけたと思います。
この方法は何も僕だけが言っていることではありませんので、『勉強がなかなか進まないなー』という時には、是非、初心に戻って入門書を読んでみましょう。
勉強を初めてすぐでなくても、勉強を初めてずいぶん時間が経っていても効果がある場合もあります。
入門書3冊がスランプを脱出させるきっかけになる場合もありますので、騙されたと思ってやってみることをおすすめします。
- 資格試験で勉強する分野に関わる簡単な入門書を3冊読む
- 生きた知識を得るため、勉強しようとしている分野が社会でどう議論されているのか?新書・漫画を読んでみる
⇒難しい専門的内容の科目の基本の基を学ぶことによってその後の勉強にスムーズに取り組む事ができる。
⇒実際に社会で知識がどうつかわれているかを知ることによって、勉強意欲がわく。
⇒専門知識をより実際の生きた形でイメージすることができる。
⇒それによって、勉強がはかどる。