コミュニケーション能力ってなんだろう?《具体的に7つのシーンを想定して書いてみた!》

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《じっくり読んだときの読了時間》: 85

コミュニケーション能力ってなんだろう

 先日朝のニュースをチェックしていると、就職活動の話題が出ていました。
 
 就職活動の時期になると、必ずといっていいほど『コミュニケーション能力』が話題にあり、チラリとそういう話題も見かけ・・・。
 
 ふと・・『コミュニケーション能力ってなんぞや?』と疑問が出てきました。
 
 そこで、この記事では、コミュニケーション能力とはどういうものなのか?
 
 いろいろなコミュニケーション能力の種類を7種類に分類し、書いてみました。
 
 おまけとして、『コミュニケーション能力をUPさせる単純な手法』についても最後に書いていますので、是非参考にしていただけると幸いです。

 それでは早速!

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INDEX

就活・転職で、重要視されるコミュニケーション能力

就活転職で重視されるよね?

企業が求める人材で、コミュニケーション能力を挙げた企業の増加が半端ない

「仕事に対する熱意・意欲、向上心」      73.6%
「積極性、チャレンジ精神、行動力」      62.0%
「組織協調性(チームワークを尊重できる)」  52.5%
「コミュニケーション能力」          51.7%
「社会常識やマナー」             48.0%
「規律ルールを守れる」            45.4%

(2013年 構造変化の中での企業経営と人材のあり方に関する調査より)

 上記のうち、1990年代と比較して大きく増加したのは次のとおりです。

1位 「コミュニケーション能力」       14.3% 増加
2位 「積極性、チャレンジ精神、行動力」   10.1% 増加
3位 「仕事に対する熱意・意欲、向上心」    8.7% 増加

新規学卒採用において企業が求める人材 Actus 情報ライブラリより引用

 このデータを読むと、20年ほど前から、コミュニケーション能力という能力を求める企業がかなり増加していますね。
 
 ちなみに、『「組織協調性(チームワークを尊重できる)」』という項目も、ある意味コミュニケーション能力にあたりますので、企業にとってコミュニケーション能力は極めて重要な能力なのでしょう。

そりゃ企業は『組織』ですからね・・・。

 
 企業がコミュニケーション能力を従業員に求めるのは至極当然なのかもしれません・・・。
 
 やっぱり『組織』ですし、組織は人と人とのつながりです。
 
 コミュニケーション能力は、まさにこの人と人を繋ぐ潤滑剤のような役割を果たす能力です。
 
 そのため、組織に所属する以上、ここは標準装備でいてほしいということなのでしょう。

でもコミュニケーション能力ってなんぞや?

 
 毎年この時期になると、就職・転職の話題がニュースになりますが、その度、コミュニケーション能力は話題になっているように思います。
 
 先日も、朝ニュースを見ていると、その話題が掲載されており、気になりました。
 
 と同時に『いったいコミュニケーション能力』とはなんぞや?との疑問も。
 
 そこでこの記事を書いた次第です。
 

コミュニケーション能力ってなんだろう?具体的7類型

コミュニケーション能力7つの類型

 ここでは、コミュニケーション能力って言われるとこんな『能力』だ!という具体例をそれぞれのシーンに分けて書いてみようと思います。
 
 僕の経験上、対人コミュニケーションと言えば、このくらいの種類があると分類していますので、サクッと読みすすめていただければ、『コミュニケーション能力』のイメージがつかめるように書いてあります。
 
 『コミュニケーション能力ってなんぞや?』とまったくイメージできない方にとっては、参考にしていただける内容かと思います。
 
 それでは早速!!

その1:協調的コミュニケーション能力

 ※何やら難しい表現ですが、取り敢えず『一目で区別できるように』こういう表現を用いていますので、お付き合いいただければ幸いです。 

 さて、この協調的コミュニケーション能力というのは、簡単に言えば『人と仲良く、上手く交流する能力』ですね。
 
 組織においては、良好な人間関係や、上司や部下・同僚との付き合い方で仕事が左右されることが、少なくありません。
  
 コミュニケーション能力の中でも、この類型は、『基本』となる型なのでしょう。

その2:営業的コミュニケーション能力

いわゆる営業さんに必要なコミュニケーション能力

 この類型は、まぁ営業さんに求められる能力ですね。
 
 『商品を人に売る能力』つまりセールスのスキルです。

営業力がある人は最強

 

 正直、このスキルを持っている人は、最強だと思います。
 
 物を人に売ることができる人(実績ある人)は、どの業界でも引っ張りだこですから、この部分が突出している人は、『食いっパクれ』はありません。
 
 僕の周囲では、この能力が突出している人ほど、すごい人が多いです。

やっぱりきつい営業職

 最近、大学生の間でも、営業職を嫌う風潮があるようです。
 
 それもそのはずで、やっぱり営業職はきついです。
 
 今はあまりないかもしれませんが、昔は『怒鳴られる』『殴られる』は当たり前だったなんて言う人もいます。
 
 今では、おそらくノルマがあるのがきついと考える人が多いのだと思います。
 
 (やっぱり営業の仕事は『売ること』ですから、売れなきゃ仕事していないのと同じですから・・・。)
 
 ただ、営業職は上に上がるための登竜門のような職種なので、野望抱く人は、営業を経験すべきかもしれません。
 
 僕は、営業職の人は、ほんと尊敬します。 

その3:交渉的コミュニケーション能力

 いわゆる『交渉力』に関するコミュニケーション能力です。
 
 契約・会議・クレーム処理関連など、合理的意見を対立させて、こちらの意見を通したり、ある種の解決策を模索していくためのコミュニケーション能力です。 

 士業などでは、当たり前に求められるコミュニケーション能力です。
 
 まぁ、簡単に言えば『自分の意見を主張し、相手の意見に反論を加える能力』というのがシンプルで分かりやすいかもしれません。
 

その4:接客的コミュニケーション能力

いわゆる接客のプロに求められるコミュニケーション能力

 これは『お客様対応・接客』ですね。
 
 来店されたお客様の雰囲気や状況を見て、適切に声をかけたり、お客様から声をかけられれば、適切に応対する。 

 こういうコミュニケーション能力です。
 
 非常に気遣いが求められるコミュニケーション能力の類型で、『その1:協調的コミュニケーション能力』をかなり発展させた能力だと思います。

接客業のプロの最高峰は百貨店だと思う

 特に百貨店などでは、凄すぎる接客がなされており、あの方々こそ日本の誉というほど尊敬すべきプロ根性です。
 
 日本の、接客で『凄い』と感じる瞬間についてのアンケートでも、1位~5位を全て百貨店が独占するほどですから、やっぱり凄いのだと思います。
 

その5:文章によるコミュニケーション能力

メールでのやりとり能力ですね

 この能力は、主に『メールなどの文章でやり取りを行う能力』ですね。
 
 文章で行うコミュニケーションも、ここまで書いてきた4つの種類に分かれます。
 
 協調的・営業的・交渉的・接客的の4種ですね。
 
 主に、インターネット関連のビジネスをされている方に求められるコミュニケーション能力です。

一般的にいうコミュニケーション能力とはちょっと違う

 
 いわゆる文章力にも直結するコミュニケーション能力ですが、基本的にはマイナースキルだと僕は考えています。
 
 一般的に就活や転職で求められるコミュニケーション能力には含まれないと思います。
 
 人事が言うコミュニケーション能力は、どちらかといえば文章でのものではなく対面時のコミュニケーション能力を指すでしょうから。

その6:《番外》PR能力

 プレゼン力とかが代表的ですね。
 
 あれもある種『人に対して企画の魅力を分かりやすく伝えること』ですから、一種のコミュニケーション能力だと言えます。
 
 まぁ、これは少し高度なので、おまけで書きました。

その7:《番外》マネジメント能力

 これは、まさにマネジメントに必要なコミュニケーション能力で、『その1:協調的コミュニケーション能力』の究極型だと思います。
 
 要は、管理職の方が、部下が良好な環境で働けるよう、就業環境を整えるために用いるコミュニケーション能力なので、非常に難しいです。
 
 ある人を、面白くもない仕事に向かわせることだけでも強烈に難しいのに、複数人を上手く一定の方向に向かわせる能力は、極めて高度です。
 
 コミュニケーション能力だけでなく、リーダーシップも求められるので、本当に最高の仕事をしようと思えば、『魅力的な人間』であることも必要だったりします。
 
 各種スキルが、高いレベルで求められるので、本当に世の中の管理職の方々は凄いなと思いますね。

コミュニケーション能力の種類

  • その1:協調的コミュニケーション能力
  • その2:営業的コミュニケーション能力
  • その3:交渉的コミュニケーション能力
  • その4:接客的コミュニケーション能力
  • その5:文章によるコミュニケーション能力
  • その6:《番外》PR能力
  • その7:《番外》マネジメント能力

コミュニケーション能力って結局は・・・。

コミュニケーション能力のポイントは思いやり

いろいろなコミュニケーション能力があるが、業種によって求められる能力は様々

 ここまでいろいろなコミュニケーション能力の種類(類型)を見てきました。 
 
 各種コミュニケーション能力は、一つあればいいのではなく、業種によって、適合する能力を養う必要があるのだと思います。
 

コミュニケーション能力は磨ける

 コミュニケーション能力ってそんなに難しいものではありません。
 
 積極的に多くの人と話をしたり、本を読んで自分の見識を深めたり、会話の練習をしたりすれば、誰でも磨くことは可能だと思います。
 
 僕は、どちらかといえば、誰とでも普通に会話でき、酒でもあれば、長時間盛り上がることができるタチですが、いきなりそんな人で生まれたわけではありません。
 
 多くの人と関わる中で、磨かれていきました。

コミュニケーション能力って結局は『思いやり』

思いやりって、人間関係には本当に大切

 

 コミュニケーション能力の原点は、結局は、『思いやり』の心が出発点です。

 コミュニケーション能力が高く、人と円滑にコミュニケーションできる人は、例外なく『他人に興味をもって話をする』という習慣が出来ています。
 
 また、『相手の立場に立って物事を考える』ということに長けている人が多く、これは全て『思いやり』の発展型だったりします。
 
 ※もちろん、組織には変な方がいて、これだけではどうしようもない人もいますが・・・。

コミュニケーション能力をUPする単純な手法

相手に興味を示すのも、コミュニケーションの一つ

 
 僕は、自分では思いやりに溢れる人間だとは思っていません。
 
 ただ、初対面の人に『好きなこと』『興味があること』『仕事』などを積極的に質問します。(空気を読んで、プライベートすぎることは質問しません。)
 
 人は自分に興味を持ってもらえると嬉しいと感じる人が多く、その意思を示す典型的手法が、『質問する』なのです。
 
 相手に興味を示して、話題を探すのも、コミュニケーションを円滑にとっていく一つの手順です。
 
 ここを心がけるだけで、かなりコミュニケーション能力は上達します。

相手の興味を聞いても、キャッチボールできる知識(話題)がなければ話が続かない・・・

 
 相手の興味を聞いても、最低限の知識(話題)が無ければ、会話のキャッチボールができません。
 
 だからこそ、本を読み、新聞を読み、世間の話題をチェックし、各種レジャーについてザッと目を通しておくのも、コミュニケーション能力を底上げすることにつながります。
 
 いくら口下手な人でも、『豊富な話題』でゴリ押しすれば、かなり人とのコミュニケーションは取れるようになります。
 
 あとは、経験と月日の問題ですね。
 

最後に一言。

 いかがでしたか?
 
 例年コミュニケーション能力というものがこの時期になれば必ず話題になりますので、僕の経験に則ってまとめてみました。
 
 接客業などは経験がありませんので、完全に正確ではないかもしれませんが、大きな間違いはないはずです。
 
 ちょっと長くなってしまいましたが、ザッとこちらを読んでいただき、あなた自身の大まかなイメージ出来上がったならば、この記事の意味はあったのかな?と思います。
 
 それでは、この記事はこのくらいにしておきましょう。
 
 人生、楽しいことばかりではありませんが、一緒に前向きに頑張っていきましょう♪
 
 では!

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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

学鬼
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