10年後も食える職業+食えなくなる職業!ランキングTop10!
今日の記事は、まえまえからずっと書こうと思っていた記事です。
でも、かなり調査が必要で何冊か本も読む必要がある内容だったので、まとまった時間が取れず、なかなか記事にできませんでした。
実に数ヶ月ちょっとづついろいろな本を読んだり、いろいろなニュースをリサーチしてまとめてみました。
ちなみにランキングは、有名な雑誌から拝借させていただきましたので、詳しくは記事内で紹介するその雑誌をご覧いただければ、より詳しく情報を得ていただけるかと思います。
最近話題の『10年後も食える(食えない)職業』の話
10年後も食える(食えない)職業の話の火付け役
火付け役の本とは?
この『10年後食える職業云々の話』は、ある本の出版が火付け役となった話題だと思います。
僕も手に取り読ませてもらったのですが、もう数年前の話ですので、月日が経つのは早いなと本気で思います。
その火付け役の本は下記の本です。
確かに一理ある内容
この火付け役の本は、10年後も食える職業と食えない職業について、現状の社会変化やIT化・グローバル化をも考慮し、書かれたものです。
10年という期間は、今の時代非常に長い期間ですので、予想の範疇を超えません。
ただ、内容は参考になる興味深いものなので、ご興味があれば是非読んでみてください。
10年後も食えるか食えないか?を判断する基準達の話
10年後食えるか?食えないか?
その職業をランキングする上では、評価基準が必要です。
今後10年で予想される社会の変化を参考として、基準を設定しています。
上記で紹介した書籍や、雑誌などの基準を拝借し、下記に列挙してみました。
- 1)人材としての希少性
- 2)グローバル化によって大きな影響を受けるかどうか?
- 3)現時点での平均年収(年収減額余力)
- 4)IT化によって自動化される恐れがあるかどうか?
- 5)少子化による人口減少による影響の度合い
1)人材としての希少性
人材として希少である場合は、『取替ができない』存在なので、そういう人材は、10年と言わず、長期にわたって活躍できると想定できます。
2)グローバル化によって大きな影響を受けるかどうか?
現状、海外の労働力や、外国人の流入によって急速にグローバル化が進んでいます。
この現状を考慮すれば、『外国人労働者に取って代わられるかどうか?』というグローバル化の視点は極めて重要な基準になりえます。
3)現時点での平均年収(年収減額余力)
現時点で年収が高いということは、それすなわち『減額余力がある』といえます。
多少下がろうが、現状高いわけですから、食えないという状況まで、まだまだ余力があるため、基準として顧慮すべきでしょう。
4)IT化によって自動化される恐れがあるかどうか?
これは、ロボット化ができるかどうか?という話です。
IT化は=自動化とも言い換えることができますので、ルーティンワークやシステム化が可能な業務は、今後食えない職業の筆頭になり得ます。
IT化の影響を受けるかどうかは極めて重要な基準です。
5)少子化による人口減少による影響の度合い
企業の将来性を検討する上でも、少子高齢化・人口減少の影響を考慮するようになっていますが、これは、そっくりそのまま個人にも当てはまります。
その個人が所属する業界が、人口減少の影響をモロに受けるかどうかは、その職業が食えるか?食えないか?を判断する上で、大切な基準になると言えますね。
10年後も食える職業Top10!
第10位 薬剤師
人材の希少性は高めで、人口減少の影響を受けるといっても、薬の需要が減るとは言えず、まだまだ食える職業だそうです。
転職系の広告を見ても薬剤師の需要は極めて高いです。
IT化の影響は少なからずあるという側面はあるようですが、食えない職業とはいえません。
第9位 大学准教授
少子化で学校法人の経営も厳しいと叫ばれていますが、それでも、まだまだ大学で教えられる人材は必要です。
高度の日本語コミュニケーションが必要な職業ですし、IT化やグローバル化の影響も受けにくいため、まだまだ食える職業と言えそうです。
第8位 公認会計士
高度の専門スキルを持つため、人材の希少性が高いです。
また、グローバル化がモロに追い風になる市場の広い職業です。
IT化の影響も受けにくく、まだまだ食える職業だと言われています。
ただ、人数が増えているため、順位は低め。
第7位 不動産鑑定士
最近注目の不動産鑑定士。
高度の日本語力が必要であり、グローバル化の影響を受けにくい職業です。
IT化による自動化も極めて困難で、現在追い風が吹いている職業です。
第6位 歯科医師
日本の医療は、世界的に見ても高水準で有名ですが、歯科医師も同じです。
患者さんとのやり取りでも、日本語によるコミュニケーション能力が必要ですし、グローバル化の影響も極めて少ないでしょう。
IT化による自動化も難しい。
ただ、少子化が進み、歯科医師の数が増えているという側面から、近年年収が下がりがちな職業とされている側面もある。
第5位 弁護士
近年、人数の増加で、年収も右肩下がりではあるものの、人材の希少性はまだまだ優位性有り。
極めて高度な日本語能力が必要であるため、グローバル化の影響も少ない傾向。
外国人が、取って代わるのは想定し難い。
また、法律の業界もIT化が進んでいるが、訴訟手続などは弁護士に依頼する他なく、自動化は困難。
まだまだ10年後も食える職業であり続ける可能性が高い。
第4位 一級建築士
公認会計士同様、グローバル化が追い風になる職業です。
顧客とのコミュニケーションも必要で、IT化による自動化も極めて困難と言えます。
また、試験も難しく、人材として希少性もまだまだ高い職業ですから、10年後はもっと食える職業になっている可能性が高い。
第3位 パイロット
飛行機がなくなることはないため、どこでもドアでもできない限り食えない職業とは言えない。
世界が相手であるため、少子化・人口減少の影響も受けにくい。
怖いのは、無人飛行機の登場か。
第2位 大学教授
大学准教授と同じで、まだまだ大学で教えられる人の存在は希少。
高度の日本語能力が必要であるため、外国人が取って代わることは難しく、グローバル化の影響も限定的。
IT化に関しても、ネット講義などの需要の拡大はあっても、向かい風となることは少ない。
人口減少の懸念もあるが、ここ10年ほどは余裕か。
第1位 医師
やはり医師がTop!
日本の高水準な医療は、世界でも引っ張りだこであり、グローバル化は追い風になる。
IT化は、僻地の患者と医師を繋ぐ架け橋になり、これまた追い風に。
自動化は難しく、人材としても経験のある医師は希少な存在。
余裕で10年後も食えるキングオブ職業。
- 第10位 薬剤師
- 第9位 公認会計士
- 第8位 大学准教授
- 第7位 不動産鑑定士
- 第6位 歯科医師
- 第5位 弁護士
- 第4位 一級建築士
- 第3位 パイロット
- 第2位 大学教授
- 第1位 医師
さぁ!次は10年後食えないかもしれない!?そんな職業の話へ!