行政書士試験の行政法をあと5点UPする小手先テクニック22選!
ついに!
ついに!
行政書士試験まで、残すところ1週間ほどとなりました。
本試験の受験を予定しておられる方は、是非諦めずに頑張ってください。
今日も試験直前期ということで、小手先テクニック集第3弾を公開したいと思います。
今回は、行政法について。
あと1点・2点をとっていく戦術ですが、少しでも合格率を上げるため、サクッと読んでもらえると嬉しいです。
それでは早速!
INDEX
- 1 行政書士試験に勝つための小手先テクニック!ついに第3弾行政法!
- 2 行政書士試験直前期に確認する・・・行政法の得点を5点UPする小手先テクニック!
- 2.1 1)行政法の問題でも長文問題は後回し!
- 2.2 2)知識問題か?思考が必要な問題か?頭を切り替える!
- 2.3 3)行政法は『何法?』かをしっかり特定する!
- 2.4 4)行政法で法律を特定できたら、『何の手続きか?』を間違わない!意識する!
- 2.5 5)判例問題?条文問題?頭を切り替えろ!
- 2.6 6)行政法で判例の問題は、問題文を読んだ後、正確に判例を特定し思い出すこと!
- 2.7 7)知らない判例は、『知ってる判例』をベースに考えろ!
- 2.8 8)知らない知識が出てくれば、その知識に関係しそうな箇所を思い出し、原則から考える!
- 2.9 9)主要問題文で『問い部分』にマークしろ!
- 2.10 10)主要問題文は『正しいものを選べ』or『誤っているものを選べ』?
- 2.11 11)選択肢は、原則消去法で選ぶ!
- 2.12 12)選択肢は、最後の2個で迷うことが多い!
- 2.13 13)細かい知識を問う問題で悩んではいけない。
- 2.14 14)行政法の問題を解いた後は、問題番号に『自信度』を書いておけ!
- 2.15 15)『自信度』が低い問題は絶対にもう一度解け!
- 2.16 16)行政法の多肢選択式は、用語問題か?判例問題か?を区別する
- 2.17 17)行政法の多肢選択式の問題が用語問題なら、文章はほとんど読まなくても解答できる!
- 2.18 18)行政法の多肢選択式の問題が判例問題ならば、判例を特定する
- 2.19 19)行政法の多肢選択式は先に選択肢の『用語』を確認する
- 2.20 20)行政法の記述式は、法律用語をブチ込む!
- 2.21 21)行政法の記述式は、3回書き直すこと!
- 2.22 22)マークは最後に!丁寧に!
- 3 最後に一言。
行政書士試験に勝つための小手先テクニック!ついに第3弾行政法!
はい!
第3弾です。
先日まで立て続けに、憲法の小手先テクニック、民法の小手先テクニックと書いてきましたが、今回は行政書士試験のメイン科目行政法についてです。
行政法は、民法や憲法と比べると、メジャーではありませんが、行政書士試験では、非常にウエイトの高い科目ですね。
この行政法でも、民法や憲法と同様、小手先テクニックが存在します。
まぁ大半が、『意識』や『考え方の流れ』のようなテクニックが多いですが、これだけでずいぶん点数がUPする人もいますので、あなどってはいけません。
あと少しで合格基準点だけど・・・。
基準点を超えたり超えなかったりするから不安・・・。
そういう方は是非参考にしてもらいたい、小手先テクニック第3弾です。
行政書士試験直前期に確認する・・・行政法の得点を5点UPする小手先テクニック!
1)行政法の問題でも長文問題は後回し!
これは憲法・民法と同じです。
行政書士試験では、ウエイトの高い法律科目は長文問題が出題される可能性が高いので、こういう問題を見かければすっ飛ばして最後に解きましょう。
これは、民法と憲法の小手先テクニック集では、書いていませんでした。
長文問題かどうかの判断は、『自分が長文と思うかどうか?』で構いません。
僕の場合は、今まで自分が見た問題でも明らかに長いなと思う問題は飛ばします。
結局、長文問題は、簡単な基本問題か?捨て問か?の判断が難しいのです。
そのため、時間がたっぷりある状況で取り組むと、『考え込んでしまい時間をロスする危険性が高い』という欠点があります。
心理的にも、戦略的にも、あとで時間の制限がある状況で取り組む方が明らかに効率が良い。
どうせあとで解きますから、気兼ねなく飛ばしましょう。
2)知識問題か?思考が必要な問題か?頭を切り替える!
これは民法でも書きました。
行政法でも同じです。
知識問題は瞬発力。
思考問題は、論理をたどりながら順序よく検討する。
解き方が違いますので、頭を切り替えると対処しやすいです。
まぁ、小手先テクニックとしてはそう効果がでかいものではありませんが、迷ったときには役に立ちます。
3)行政法は『何法?』かをしっかり特定する!
行政法の中のどの法律か?を特定することは死ぬほど重要!
行政書士試験の行政法についての小手先テクニックの中ではグンを抜いて重要です。
行政法は、問題を読んで、『どの法律からの出題か?』必ず特定しましょう。
最近では、既に主要問題文や、選択肢の冒頭で、具体的な法律の名称を提示してくれる出題も見かけますが、書かれてない問題は、ちゃんと具体的な法律を特定しましょうね。
どの法律からの出題かを特定できれば、その法律の枠組みで考える
行政書士試験では、行政法の中の具体的法律を特定します。
例えば、行政事件訴訟法からの出題か?行政手続法からの出題か?などです。
特定できたら、当然その法律の枠組みで考えなければなりません。
いや、ホント当たり前のこと言っていますが、ここを『ぼんやり』とさせている人は本当に多いのです。
例えば、行政事件訴訟法と行政不服審査法をごっちゃにして問題解いている人とか。(似ていますからしょうがないですが・・・。)
この部分のポイントだけを意識するだけで5点10点跳ね上がるという人は少なくないのです。
いや僕がそうでしたから・・・。
4)行政法で法律を特定できたら、『何の手続きか?』を間違わない!意識する!
行政法の中の具体的な法律が特定できればその枠組みで検討する。
その具体例が、この項目ですね♪
問題が、当該法律の、どの手続きに該当するのか?
ちゃんと確実に正確に特定します。
例えば、行政手続法だと大きく4つの柱があります。
『申請』『不利益処分』『行政指導』『届出』+α『意見公募手続き』
それぞれ、問題文を読んでどれに当たるか特定し、手続きを思い出す作業をします。
全部手続きが違いますからね。
小手先も小手先ですが、行政法の大切な思考テクニックです。
5)判例問題?条文問題?頭を切り替えろ!
これは、2)とよく似ています。
判例は考えさせ、条文は瞬発力勝負というのが多いように思います。
もちろん条文でも考えさせる問題はありますが、行政書士試験レベルではあまり見かけません。
小手先テクニックというほどでもありませんが、参考になれば。
6)行政法で判例の問題は、問題文を読んだ後、正確に判例を特定し思い出すこと!
行政書士試験の判例は非常に重要
行政書士試験の行政法は、判例が非常に重要です。
もう鬼のように重要です。
判例が出題されれば、『どんぶり勘定』は禁物
行政書士試験で出題される行政法の判例は、そう多くありません。
ごくごく基本的で代表的な重要判例がよく出題されているように思います。
でも油断は禁物で、判例が出たら基本的には『行政法のどの分野のどこで登場した判例か?』までは必ず特定する必要があります。
判例を特定するだけで、問題文の意図が丸分かりになる場合が少なくありませんので、面倒がらず『判例の特定』はしましょう。
行政法の判例はよく似ている
行政法で登場する判例は、判例の判旨の表現が、非常に似ているにもかかわらず、学術上の体系的位置づけが、全く違う場合があります。
僕も、本当に嫌いだったのですが、判例の言い回しがほとんど同じなのに、学術上の分類が違うんですよ。
意味不明です。
でも、ここは意識して区別して問題を解かなければ、間違ってしまいます。
本当に注意が必要です。
行政法の重要な思考テクニックと言えます。
7)知らない判例は、『知ってる判例』をベースに考えろ!
行政書士試験では、知らない判例が登場することもあります。
(というか、必ず見かけると思います。)
この場合は、知らないのでどうしようもなりません(笑)
そこで、事例が似ていて、自分が知っている重要判例をベースに『考え』ます。
このように考えて解答を導くと、意外と当たるので、小手先テクニックとしては結構使えます。
8)知らない知識が出てくれば、その知識に関係しそうな箇所を思い出し、原則から考える!
これも7)とよく似ていますね。
『知らない知識』は知っている知識と関連付けて、その上位概念である『原則論』から解答を導くのです。
いや、嘘のようなホントの話ですが、結構、正答率が上がるので、おぼいておいて損はありません。
まさに行政法の小手先テクニックです。
9)主要問題文で『問い部分』にマークしろ!
これは、憲法でも、民法でも書いてきました。
問われているところをはっきりさせて、ケアレスミスを防ぐ小手先テクニックですね。
結構やっていらっしゃる方も多いと思います。
10)主要問題文は『正しいものを選べ』or『誤っているものを選べ』?
これも憲法・民法の小手先テクニックでも紹介しています。
問われていることをはっきりさせて、ケアレスミスを防止します。
ちゃんとマークして、目立たせ、問われていることの逆を選んでしまうというミスを防止しましょう。
僕は、『正しいものを選べ』は『赤線』、『誤っているものを選べ』は『黒丸で囲む』という方法を採用していました。
赤線とくれば青線で!
と思われるでしょうが、本試験の限られた時間でペンを何度も持ち替える暇はありませんから、『誤って・・』の方は鉛筆(黒)です。
11)選択肢は、原則消去法で選ぶ!
これも憲法と民法で書いたことと同じですね♪
行政書士試験では、5択から選ばせる問題が主流ですが・・・。
やっぱり5択などの、択一問題は消去法が最強です。
サクッと読んで、明らかに正答ではない選択肢をスパッと切っていき、残りの選択肢で思考を巡らせましょう。
混乱を防止する小手先テクニックです。
12)選択肢は、最後の2個で迷うことが多い!
これも、憲法と民法の小手先テクニックを書いたときに挙げたテクニックです。
行政書士試験の問題は、5択から選ばせるものが多いですが、大抵3つは一瞬で切れます。
そこで、ラスト2個を精読し、この選択に集中すると正答率が上がります。
サクッと絞れた場合は、力を集中しましょう!
13)細かい知識を問う問題で悩んではいけない。
行政書士試験の細かい知識は悪問
これは、民法の小手先テクニックでも書きましたが、行政法の小手先テクニックでもあります。
行政書士試験は近年難化していると言われていますが、それ以前から、細かい知識が出題されることがあるます。
まぁ、これはどの資格試験でも、受験生に差をつけるために出題される悪問の類ですが・・。
基本ではない『悪問』で悩んではいけない
このような問題で悩んではいけません。
それなりに勉強していると、基本的な問題で、『見たことも、似ている部分も想像できない』ということはまずありません。
スパッと、サクッと『それらしい答え』を選んで、次の問題へ行きましょう。
こんな問題で悩んで時間をロスするよりも、もっと正答できそうな問題を確実に時間をかけて解いていく方がよっぽど合格が近づきます。
かなり効果的な小手先テクニックですし、行政書士試験だけでなく、すべての資格試験に使えるテクニックです。
14)行政法の問題を解いた後は、問題番号に『自信度』を書いておけ!
これは、民法でも憲法でも小手先テクニックとして挙げたテクニックです。
この作業をやるだけで、もう一度、解くべき問題をあぶりだせます。
僕は、自信度を『◎』・『×』・『△』で分けています。
15)『自信度』が低い問題は絶対にもう一度解け!
行政書士試験では、必ず迷う問題というものが出てきます。
(まぁこれは行政書士試験だけでなくすべての資格試験に言えることですが・・・。)
このような問題は、一度すべての問題を解いてから、後に戻ってきて解いてみると、すんなり解けることが多いです。
14)で自信度を問題番号のところにマークすることを推奨しましたが、『△』をつけた問題こそ、もう一度解くと良い問題です。
『◎』は自信満々問題、『×』は全く知らない問題。
この2つは、もう一度解いても意味ありませんから。
16)行政法の多肢選択式は、用語問題か?判例問題か?を区別する
憲法の小手先テクニックを書いたときにも、書きました。
憲法と行政法とで違うのは、行政法は、用語問題と判例問題の2種類に分かれます。
頭を切り替えると、解答しやすくなるので意識しましょう。
この小手先テクニックの効果は、次に2項目にて!
17)行政法の多肢選択式の問題が用語問題なら、文章はほとんど読まなくても解答できる!
行政法の多肢選択式の問題が用語問題だとすると、文章読まなくても、用語の関係性だけで解ける場合があります。
行政法の用語は大抵下記の図のような関係になっている場合が多いです。
この体系図のような関係をただ文章で表現しただけという問題もありますから、それさへ把握すればサクッと解答ができたりします。
用語問題に当たれば、下記のような用語間の関係性を思い出しましょう。
時間を節約する小手先テクニックとして使えます。
18)行政法の多肢選択式の問題が判例問題ならば、判例を特定する
もうこれは、定石ですね。
行政書士試験の判例問題は、多肢選択式でも、判例の特定が大切です。
問題文から、判例を特定し、判旨のポイントを思い出しましょう!
正確に思い出すことを意識しましょう。
19)行政法の多肢選択式は先に選択肢の『用語』を確認する
これは憲法の小手先テクニックでも書きましたね♪
行政法でも、選択肢の用語を確認すると、『どこからの出題か?』をイメージした上で、問題文を読むことができますので、効率的です。
時間を節約する小手先テクニックになりますね。
20)行政法の記述式は、法律用語をブチ込む!
行政書士試験では、記述式があります。
特に、民法と行政法からの出題がメイン。
行政法の場合、記述式では、法律用語を多用することで点数を稼げちゃったりします。
結局、記述式は限られた字数で、正答を表現しなければいけませんから、字数との関係上、必ず一定数の法律用語を使用しなくてはいけません。
法律用語の使い方をミスすることは論外ですが、確かにこの部分には点数が割り振られています。
やりすぎは禁物ですが、出来る限り法律用語を使っていきましょう。
21)行政法の記述式は、3回書き直すこと!
行政書士試験の、記述式は、『よしこれ!』と思ったときから、さらに2回ブラッシュアップをしましょう。
これは民法でも書きましたが、行政法でも同じです。
合計で3度練り直すと、意外と1度目に作った解答の原型がなくなることもあります。
小手先?テクニックです。
22)マークは最後に!丁寧に!
これは、民法・憲法でも書きました。
マークは最後に一気にやる方が、問題を解くごとにマークして集中力がプツプツと切れることがないため、効率的です。
マークに集中するため、マークミスも減りますしね。
- 1)行政法の問題でも長文問題は後回し!
- 2)知識問題か?思考が必要な問題か?頭を切り替える!
- 3)行政法は『何法?』かをしっかり特定する!
- 4)行政法で法律を特定できたら、『何の手続きか?』を間違わない!意識する!
- 5)判例問題?条文問題?頭を切り替えろ!
- 6)行政法で判例の問題は、問題文を読んだ後、正確に判例を特定し思い出すこと!
- 7)知らない判例は、『知ってる判例』をベースに考えろ!
- 8)知らない知識が出てくれば、その知識に関係しそうな箇所を思い出し、原則から考える!
- 9)主要問題文で『問い部分』にマークしろ!
- 10)主要問題文は『正しいものを選べ』or『誤っているものを選べ』?
- 11)選択肢は、原則消去法で選ぶ!
- 12)選択肢は、最後の2個で迷うことが多い!
- 13)細かい知識を問う問題で悩んではいけない。
- 14)行政法の問題を解いた後は、問題番号に『自信度』を書いておけ!
- 15)『自信度』が低い問題は絶対にもう一度解け!
- 16)行政法の多肢選択式は、用語問題か?判例問題か?を区別する
- 17)行政法の多肢選択式の問題が用語問題なら、文章はほとんど読まなくても解答できる!
- 18)行政法の多肢選択式の問題が判例問題ならば、判例を特定する
- 19)行政法の多肢選択式は先に選択肢の『用語』を確認する
- 20)行政法の記述式は、法律用語をブチ込む!
- 21)行政法の記述式は、3回書き直すこと!
- 22)マークは最後に!丁寧に!
最後に一言。
いかがでしたか?
今回の行政法Verの小手先テクニック集は、第3弾ということで、民法Ver・憲法Verとかぶっている部分が多い感じでスイマセン。
民法・憲法の小手先テクニックの記事を読まれた方は、何卒ご容赦いただけますと幸いです。
それでは、この記事はこのくらいにしておきましょう。
もう行政書士試験まで少しですが、是非頑張ってください!