合格者監修。独学6ヶ月で行政書士試験に合格する嘘偽りない勉強法の全て!《一発合格するゾッ!!》
行政書士試験について。
以前、行政書士試験に3ヶ月で短期合格するための勉強プランを記事としてUPしました。
行政書士試験に合格するための3ヶ月勉強プランは、学生の方や比較的時間に余裕のある方向けとして考えたものです。
ガッチリ集中し、3ヶ月勉強プランの記事の内容通りに勉強すれば、行政書士試験に3ヶ月で合格は可能でしょう。
ただ、3ヶ月勉強プランは、まとまった時間のとれる人向けのハードな内容となっていることは確かです。
理想は、行政書士試験対策の時間をじっくりとること。
そして、精神的余裕もできるだけ保つことができること。
となれば、理想的な行政書士試験の勉強期間は、6ヶ月だと思います。
つまり、今回の記事で紹介する『6ヶ月勉強プラン』がよりスタンダードな勉強ブランです。
今回は、よりスタンダードなプランである行政書士試験に6ヶ月で合格するための勉強プランについて書いていきたいと思います。
合格した後だからこそ分かることを包み隠さず書いていきますので、よろしければお読みいただけると嬉しく思います。
合格者が考えた!行政書士試験を独学3ヶ月で突破する勉強プランと対策
2014年 5月27日 更新しました♪
INDEX
- 1 6ヶ月で合格するため留意すること
- 1.1 ●【6ヶ月勉強プランの留意点】
- 1.2 1)勉強の効果は6ヶ月の場合だと個人の能力差は関係ない
- 1.3 2)真っ白なところ(法律初心者)からでも6ヶ月なら十分合格圏内
- 1.4 3)スクールを利用すると飛躍的に合格率は高まる
- 1.5 4)法学部かどうかは関係ない
- 1.6 5)勉強するときはしっかり集中するという事が前提
- 1.7 6)中堅レベルの行政書士試験だが、時間があることに甘えない
- 1.8 7)社会人でも問題ない
- 1.9 8)長期戦になるため、モチベーションには最大限の配慮を払う
- 1.10 9)長期戦になるため、勉強計画はしっかり立てる
- 1.11 10)そして勉強計画は厳守する
- 1.12 11)『今日は休みでいいか』は厳禁
- 1.13 12)時間があるようで3ヶ月勉強プランと総勉強時間は変わらない
- 1.14 13)ちょっとした気の緩みで取り返しがつかない恐れアリ
- 1.15 14)精神的ケアにも注目
- 1.16 15)諦めない
- 2 独学で行政書士試験に合格する 6ヶ月勉強プランの参考書・問題集(教材)
6ヶ月で合格するため留意すること
さて、早速書いていきたいと思うのですが、ここで、6ヶ月勉強プランを読む前の留意点(前提)をいくつか設定したいと思います。
以下は、行政書士試験に6ヶ月で合格する勉強プランの留意点です。
●【6ヶ月勉強プランの留意点】
- 1)勉強の効果は6ヶ月の場合だと個人の能力差は関係ない
- 2)真っ白なところからでも6ヶ月なら十分合格圏内
- 3)スクールを利用すると飛躍的に合格率は高まる
- 4)法学部かどうかは関係ない
- 5)勉強するときはしっかり集中するという事が前提
- 6)中堅レベルの行政書士試験だが、時間があることに甘えない
- 7)社会人でも問題ない
↑ ↑ ↑ ↑
ここまでは以前書いた3ヶ月勉強プランと同じですので、3ヶ月勉強プランを読んでいただけた方は、『またかよッ!!』とウンザリするかもしれませんが、ご容赦ください。
- 8)長期戦になるため、モチベーションには最大限の配慮を払う
- 9)長期戦になるため、勉強計画はしっかり立てる
- 10)そして勉強計画は厳守する
- 11)『今日は休みでいいか』は厳禁
- 12)時間があるようで3ヶ月勉強プランと総勉強時間は変わらない
- 13)ちょっとした気の緩みで取り返しがつかない恐れアリ
- 14)精神的ケアにも注目
- 15)諦めない
1)勉強の効果は6ヶ月の場合だと個人の能力差は関係ない
行政書士試験対策の勉強期間が短期間であればあるほど、勉強の効果の個人差は大きくなります。
短期間で能力が向上する人もいますし、まとまった時間が経ってはじめて勉強の効果が出てくる人もいます。
つまり、行政書士試験の対策期間が短期である場合、合否に『個人の能力差』が影響を与えるということです。
ところが、行政書士試験の勉強期間として6ヶ月という期間を設定した場合には、このような個人の能力差はほぼ合否に影響がないと断言できます。
3ヶ月勉強プランと比べて、6ヶ月勉強プランがスタンダードである理由の一つもここにあります。
2)真っ白なところ(法律初心者)からでも6ヶ月なら十分合格圏内
行政書士試験対策の3ヶ月勉強プランと比較して、6ヶ月勉強プランはだいぶ楽で時間に余裕のあるスケジュールです。
どうしても勉強後に知識が定着するため、ある程度の記憶の熟成期間が必要です。
この点、6ヶ月勉強プランは記憶の熟成期間が十分に確保できますので、行政書士試験の合格の可能性は格段に高まります。
3ヶ月勉強プランと6ヶ月勉強プランとでは、その『総勉強時間』は同じくらいに設定してあります。
でも、6ヶ月勉強プランは期間が長期になる分、記憶の定着が進みますので、圧倒的に実力は向上します。
ここが3ヶ月勉強プランと比較した場合の、6ヶ月勉強プランの強みの1つです。
また、一般に勉強の効果を実感でる期間は3ヶ月であると言われています。
3ヶ月勉強プランはこの期間ギリギリですが、6ヶ月勉強プランの場合はこの期間を軽く超えています。
6ヶ月勉強プランは全く法律を勉強したことのない方でも実力の向上を十分実感できる期間ですので、十分に合格圏内に到達することができます。
3)スクールを利用すると飛躍的に合格率は高まる
行政書士試験対策としての3ヶ月勉強プランは、スクールの利用を推奨していました。
この主な目的は理解のスピードを上げるとともに、勘違いによる時間のロスを極力省くためです。
対して6ヶ月勉強プランの場合は、主に、より確実に行政書士試験に合格するために利用します。
ある程度長期間勉強をする経験がある方は、ご存知でしょうが、勉強は長期になればなるほどモチベーション管理が大変です。
この点、スクールを利用すると、明確に消化しなければならないノルマが視覚化できますから、継続できやすい特徴があります。
また、スクールへ金銭を投じていることによる『もったいない』という気持ちがモチベーションの維持に貢献してくれます。
その上、出版されている教材より、やはり高額な分スクール教材の方が優れていることは事実ですから、効率的に勉強が進むことも相まって、スクール利用者の方が合格率が高くなる傾向にあります。
6ヶ月勉強プランになると、独学でも十分合格ができますので、スクールは利用してもしなくても良いですが、『今年なんとしてでも』という方は、利用を検討する方がよいかもしれません。
4)法学部かどうかは関係ない
これは、3ヶ月勉強プランと同じです。
6ヶ月勉強プランでも法学部かどうかは行政書士試験に合格できるかどうかに全く関係ありません。
5)勉強するときはしっかり集中するという事が前提
これも、3ヶ月勉強プランと同じです。
当たり前ですが、集中して勉強しないと、勉強の効果は少なくなってしまいます。
だらだら勉強すると、勉強の効果は得られないと心得ましょう。
6)中堅レベルの行政書士試験だが、時間があることに甘えない
6ヶ月の勉強期間を設定した場合、真面目に勉強をしていけば、十分合格できるのが行政書士試験です。
ところが、6ヶ月は十分な期間ですから、余裕が出てきます。
そこで、『まぁ直前ガッツリやれば大丈夫』とサボってしまうのです。
これ厳禁です。
ここで書くスケジュールは、6ヶ月いっぱい使ってちょうどよいプランになっていますから、サボりまくると、絶対合格できません。
7)社会人でも問題ない
6ヶ月の期間をとれば、社会人でもスキマ時間など使えば、十分に勉強時間は確保できます。
社会人の人など忙しい方でも、行政書士試験に挑戦できる現実的な勉強期間は6ヶ月以上です。
8)長期戦になるため、モチベーションには最大限の配慮を払う
ここからは、3ヶ月勉強プランとは違った、6ヶ月勉強プラン独自の留意点について書いていきます。
6ヶ月の勉強期間というのは、比較的長期の勉強期間になります。
モチベーション誰しも、1~3ヶ月の期間をサイクルに落ち込む傾向にあります。
これは個人差にもよるでしょうが、僕の場合は3ヶ月サイクルで『別の新しいこと』を始めたいという衝動から、勉強へのモチベーションが低下する傾向にあります。
モチベーションの低下は人間ですからしょうがないことです。
だって、ちゃんとした勉強って苦しいものですからね。
6ヶ月勉強プランの場合、モチベーション低下への対処は大きなテーマになりえます。
そのため、ここを甘くみずモチベーション・やる気の低下を防止する対策は必ず立てるようにしましょう。
モチベーションが全ての礎ですから、ここを甘く見ない事をお約束ください。
9)長期戦になるため、勉強計画はしっかり立てる
モチベーションへの配慮が大切という事は、ご理解いただけたかと思います。
その、モチベーションを維持する方法の一つが勉強計画を立てるという事です。
基本ですから、しっかり立てましょう。
勉強計画の立て方などはこちらを。
↓ ↓ ↓ ↓
10)そして勉強計画は厳守する
絶対に厳守。
一度立てた勉強計画は死んでも守るが、人間としての基本です。
11)『今日は休みでいいか』は厳禁
6)と同じですが、もう一度いいます。
6ヶ月もあると思ってしまうと、ついつい・・・『今日は休みでいいか』という気持ちになります。
この甘えは厳禁です。
12)時間があるようで3ヶ月勉強プランと総勉強時間は変わらない
ここまで口酸っぱく勉強計画を守ろうと述べるのかというと、6ヶ月勉強プランの場合でも3ヶ月勉強プランと、総勉強時間は変わらないからです。
これは、前にも書きましたね。
ただ、6ヶ月勉強プランの場合、十分な時間があります。
そのため、勉強しているとき以外の時間に、ちょっとずつでも法律のことを考える瞬間が必ずあることになります。
6ヶ月勉強プランの場合、この少しの違いの積み重ねで記憶が定着しやすくなりますから、3ヶ月勉強プランよりも、合格しやすいのです。
基本的には、勉強の総量はさほど変わらないことを、念のため認識しておきましょう。
13)ちょっとした気の緩みで取り返しがつかない恐れアリ
少しの勉強計画の遅れも、積み上がれば、これを取り返すのは大変な労力を費やすことになります。
確かに、6ヶ月勉強プランなら、とにかく時間がありますから、少しぐらいサボっても大丈夫でしょう。
でも、ここを少しでも許してしまうとたちまちズルズルとなし崩し的に『サボる癖』がついてしまい合格できない体質になってしまいます。
そのため、ここだけは厳しく自分を律して臨みましょう。
14)精神的ケアにも注目
6ヶ月は長いですから、この期間自分をコントロールし、好きなことも少しずつ諦めていかなければなりません。
また、結果が出ない期間、精神的に落ち込むこともあります。
このような精神的なダメージの対策のため、何でも簡単なことでいいので、自分独自の精神ケアの手段を考えておきましょう。
例えば、精神が落ちたときに、読む本を決めるとか、名言を集めてみるとか、好きな映画をみるとかで十分です。
時間はあるものの、長期戦は、短期とは違った問題が出てきます。
15)諦めない
これは、行政書士試験対策の勉強機関が3ヶ月のプランにも言えることです。
諦めてはいけません。
自分だけは自分を信じて、効果を時間できなくてもただ淡々と自分が決めた計画をこなしていきましょう。
周囲に馬鹿にされても、無能と言われても、お前にはできないと言われてもです。
戦国時代などでは、負けることは死ぬことでした。
それに比べれば、試験に落ちることや、馬鹿にされることなど、毛ほども痛くありません。
僕だけは応援しておりますから、是非、目標に向かって突き進む事をお約束ください。
独学で行政書士試験に合格する
6ヶ月勉強プランの参考書・問題集(教材)
まず、6ヶ月勉強プランの場合、3ヶ月勉強プランと違って、スクールを利用する場合と利用しない場合とでは集める教材が違ってきます。
基本的には、スクールのカリキュラムは6ヶ月を勉強期間とするものが多いですから、スクールを利用する場合は、そちらのカリキュラムに従うので十分です。
もちろん、教材としては十分でないスクールもありますから、ここは適宜、ご自身の判断で補う必要があります。
そこで、6ヶ月勉強プランでは、主に独学の方向けに、どのような参考書を揃えるべきか書いていこうかと思います。
スクール利用Verは次の項目で書いていきます。
●【独学で行政書士試験に合格する6ヶ月勉強プランで揃えるべき最低限の参考書・問題集(教材)】
- 1)独学⇒六法
- 2)独学⇒メインテキスト
- 3)独学⇒問題集・過去問
- 4)独学⇒予想模試10回分
- 5)独学⇒本試験形式の本格的な統一模試を受ける
- 6)独学⇒その他教材について
1)六法は本当に必須
スクール派も独学派も六法は必須です。
たまに、『司法試験なんかとは違うのだから・・』と六法持っていない人いますけど、会うたびその人は合格できていませんでした。
行政書士試験の問題は、素直に条文の文言が問われることも少なくありません。
条文が出てくれば一度は引くこと、これは合格に近づくために必要な作業です。
面倒がらず引くことが大切、そのためにも六法は必須です。
また、たまにテキストを読んでも『何言っているかわからない』という箇所があります。
テキストが悪いのでしょうが、こういう場合、条文を引いてみて読んでみるとすんなり理解できることが珍しくありません。
他にも条文を読むことで、法律の論点で何がどう問題になっているのか深く理解できます。
条文に始まり条文に終わるは、法律を勉強する基本ですので、六法は購入しましょう。
2)メインテキストは詳しいものを
基本的に3ヶ月勉強プランと同じで、気に入ったものを選びます。
それ以外は本当にどこのテキストでも良いです。(本当に嘘は言ってません)
不安な方は、大手スクールから選べば、大きな問題はありません。
ただ、3ヶ月勉強プランとは違って時間がありますから、できれば詳しいものも1冊追加するとなお心強いです。
つまり、メインテキストとより詳細な分厚いテキストの2冊です。
3)問題集・過去問
3ヶ月勉強プランと基本的には同じですが、6ヶ月勉強プランの場合は余裕があります。
行政書士試験の勉強期間中は、過去問を分析し、問題集を何度も繰り返すことになります。
また、6ヶ月勉強プランは時間に余裕がありますので、比較的分量のある問題集を選んでも問題ありません。
4)予想模試約3~10回分
こちらも基本的には3ヶ月勉強プランと同じです。
ですが、6ヶ月の場合はペースメーカーとして定期的に自分の実力を確認するために模試を利用することに主眼があります。
3ヶ月勉強プランの場合は、どちらかと言うと山をはる意味でも模試を利用しますが、6ヶ月勉強プランは山はる必要ありませんので。
模試の効果や効果的な利用方法の詳しくは、下記の記事をご覧ください。
↓ ↓ ↓ ↓
不合格者に多い模試を受けない人⇒致命的な差がつく23のPoint
尚、後述しますが、スクールを利用する場合は、この予想模試の回数は少なくして問題ありません。
スクールの教材の充実度合いによって、調整して頂ければ回数は少なくても大丈夫でしょう。
僕の場合は、スクール模試含めて5回分を本試験形式で解きました。
5)本試験形式の本格的な統一模試を受ける
このブログでは、何度も何度も申し上げていることです。
スクールが実施している直前期統一模試(本試験さながら実施される模試)だけは必ず受けましょう。
6ヶ月プランの場合は、かなり余裕があるので、最後の仕上げとあと少し足りない点やあからさまな弱点ポイントを見つけるために受けます。
ここで詰めの甘いところが見つかれば、残りの期間は、このポイントを集中的に勉強します。
そのような弱点がなければ、本番まで今までやったことの確認をすれば良いだけです。
模試については、下記を。
↓ ↓ ↓ ↓
不合格者に多い模試を受けない人⇒致命的な差がつく23のPoint
6)その他教材について
行政書士試験の勉強期間が6ヶ月のプランでも、参考書や問題集は、コンパクトなものを1冊持っておくと便利です。
電車などの中で勉強できますので、通勤・通学時間等のスキマ時間を有効活用できます。
他は、判例百選や専門書は必要か?という疑問があろうかと思いますが、行政書士試験では不要でしょう。
3ヶ月勉強プランと同様、基本は六法・メインテキスト・問題集・予想模試をひたすら勉強することになりますし、これで十分です。
参考書については、よろしければ下記参考にして頂けますと幸いです。
↓ ↓ ↓ ↓
行政書士試験:独学派必読!!合格のため独学派が選ぶべき参考書とは
尚、独学派が参考書・問題集を選ぶ際、気をつけるべきポイントは下記にまとめてみましたのでよろしければ。
↓ ↓ ↓ ↓