『法律勉強・・成果出ない』を『成績UP』に転換する魔法の17問!

公開日: : 最終更新日:2014/07/19 勉強法一般, 法律系資格全般, 行政書士資格 , , ,

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法律の勉強の成果が出ない

 最近、行政書士試験まで、3カ月くらいになったことの影響からか、当ブログにも、『法律の勉強の成果が出ない』というお悩みを抱えて訪問される方が多くなりました。
 
 そこで、この記事では、『なぜ法律の勉強の成果が出ないのか?』ここを明らかにできる、一問一答形式の、質問を作ってみました。
 
 法律の勉強をしているのに、成果が出ないという人は、もしかすると、少し間違いを犯しているのかもしれません。
 
 その間違いを修正し、『成績UP』につなげるために、魔法の質問にをご活用ください。

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INDEX

法律資格を目指す人が陥る法律学習の落とし穴

法律の勉強の落とし穴

法律の勉強は、ガムシャラにやることも必要だけれども

 
 勉強が、ときにはガムシャラにやって、ガンガン突き進むことも必要なことですし、こういう姿勢がなければ、何事も上手くいかないのも現実です。 

 でも、この努力の方向を間違えてしまえば、その努力は水の泡。 

 法律の勉強もこれ同じことが言えます。
 
 『努力 × ベクトルの方向 × 勉強時間 × 集中力 × 勉強効率』
 
 このように、いくつもの要素がお互いに影響しあい、『成果』になって現れるます。
 
 
 上の要素のうち、努力・勉強時間・集中力・勉強効率・・これらは、普通に勉強をしていれば『0』になることはありません。 

 ところが、『努力を向けるベクトルの方向』は間違えてしまうと、『0』になってしまうことも。
 
 掛け算ですから、一つでも0があると、全ての成果が0になってしまいます。
 
 努力の方向を適切に定めることは本当に大切なのです。
 
 成果が出ない人は、もしかすると法律の勉強方法を間違えるという、努力のベクトルの方向オンチになっているのかもしれません。

真面目な人ほど・・・

 
 法律は、その範囲も広く、『どこが重要なのか?』が不明確になりがちな分野です。 

 勉強しようとすれば何処までも勉強でき、努力しようと思えば際限がありません。
 
 やろうと思えば『法律資格をとるぞ!!』という目的を忘れて勉強することもできてしまいます。
 
 つまり、法律は、『勉強しなくてもいいところを勉強してしまいがち』な分野なのです。
 
 特に、真面目な人ほど、法律の勉強でドツボにはまりやすい傾向にあります。
 
 他にも、好奇心旺盛な人も同じ。
 
 法律資格の取得を目指しているにも関わらず、いつの間にやら『法律の研究』をはじめてしまう人も珍しくありません。
 
 成果が出ない人は、もしかすると、こんな間違いを犯しているかもしれません。

魔法の質問で、成果が出ない自分を改善しよう!

 
 法律は勉強の方向性を間違えるとドツボにはまりやすり分野でした。
 
 そこで、この記事では、いくつか質問をすることによって、間違いを修正し、勉強の成果につなげる試みをしてみました。
 
 ここでの質問に答えていくことで、法律の勉強で成果を出す自分に生まれ変わることができるでしょう。

法律の勉強で『成績が上がらない人』のための魔法の質問

法律の成果を出す魔法の質問

法律勉強の『成績UP』に転換する魔法の17問

  • 《第1問》その法律知識は『正確』ですか?
  • 《第2問》『理解』だけでなく『暗記』もしていますか?
  • 《第3問》細かいところばかりを勉強していませんか?
  • 《第4問》法律の勉強を難しく考えすぎていませんか?
  • 《第5問》あせって不安になりすぎていませんか?
  • 《第6問》自分で勝手に『学説』を作っていませんか?
  • 《第7問》条文を軽視していませんか?
  • 《第8問》判例をちゃんと理解できていますか?
  • 《第9問》論理の流れ(結論を導く過程)を端折って(はしょって)いませんか?
  • 《第10問》結論ばかり注目して、理由を無視していませんか?
  • 《第11問》勉強しているその法律が大切にしていることを一言・二言で言えますか?
  • 《第12問》テキスト・参考書の目次を大切にしていますか?
  • 《第13問》繰り返しをサボっていませんか?
  • 《第14問》完璧主義に陥っていませんか?
  • 《第15問》その法律の特徴に応じた勉強ができていますか?
  • 《第16問》ごくごく基本的な原理・原則を人に説明できますか?
  • 《第17問》『このくらいでいいや』と手を抜いていませんか?

《第1問》その法律知識は『正確』ですか?

 
 法律の知識は、極めて正確性が要求される知識です。
 
 『あいまいな知識』は全く役に立ちません。
 
 法律の勉強を一生懸命しているのに、法律資格試験の模試などで良好な成績が得られない人は、もしかすると、あいまいな知識ばかり増えて、正確な知識の量が少ないのかもしれません。

《関連記事》
行政書士:勉強量を知る!合格のため目指すべき『知識の熟練度』とは?

《第2問》『理解』だけでなく『暗記』もしていますか?

 法律は『日本語』ですから、読めば『あぁこんなこと言ってるんだろうな』となんとなく理解はできます。
 
 また、スクールなどでは、『理解』が大切などと強調されることも多く、これを受けて『理解するだけ』で満足してしまう人は多いです。
 
 でも、法律の資格試験では、当然ながら、『知識』も出題されますので、ちゃんと暗記をする作業をしていなければ成績は芳しくないままであるのが普通です。
 

《第3問》細かいところばかりを勉強していませんか?

 あなたが、普段勉強している法律の知識は、『ちゃんと資格試験で出題されるところ』でしょうか?
 
 人によっては、試験に全く出ない細かい知識ばかり勉強している人もいます。
 
 試験に出ないけど、話としては高度な『法律の最新の議論』を勉強していたりしていませんか?
 
 資格試験に出ないところを勉強しても、成果は出るはずもありません。

《第4問》法律の勉強を難しく考えすぎていませんか?

 
 法律は難しいことばかり書かれていますが、じっくり勉強すれば、『全く理解できないほど難しい』わけではありません。
 
 あまりにも、法律が難しいものと考えていると、単純に考えればスッと理解できる部分を、曲解してしまいかねません。
 
 難しく考えず、単純に考えてみましょう。 

《第5問》あせって不安になりすぎていませんか?

 なんであれ、資格試験の勉強では、あせりは禁物です。
 
 あせって、急いでしまえば、頭に入るものも入らず、成果は芳しくないことが多いです。
 
 勉強のパフォーマンスが最も高いのは、『リラックス』しているときというのは本当です。

《第6問》自分で勝手に『学説』を作っていませんか?

 法律は、論理と理由で説得することの多い学問ですから、理屈が好きな人は、より高度な理由づけを自分で考えてしまいがちです。
 
 もしくは、理由や学説を自分のセンスに合わせるため曲解してしまいがち。
 
 ただ、はっきり言って、資格試験の受験生レベルで、学説より正確で高度な見解を作り上げることは不可能です。
 
 『自分の考え(自己流見解)』を作って喜ばないようにしましょう。
 
 そんな、『自己流』の見解・・全く使えませんし、試験との関係でも求められていません。
 

《第7問》条文を軽視していませんか?

 法律の勉強で成果が出ないという人で、『六法を引かない』という人は意外に多いです。
 
 法律の勉強をしているのに、法律の条文を六法で引かない(読まない)なんて、『どうかしてるぜ』。
 
 資格試験で出される条文を引かないなんて、そりゃ成果出なくて当然です。

《第8問》判例をちゃんと理解できていますか?

 一部の法律では異常なまでに判例が重要視される法律科目があります。
 
 判例は日本語で書かれていますから、何も法律の素養がなくても読めばなんとなく分かってしまったりします。
  
 でも、判例は、その印象とは違って、『ここからここまではこの判例は適用されるけど、これは無理!!』という線引きがきっちり引かれていたりします。
 
 また、読んで字のごとくの意味ではなく、実務的・学術的に評価したときには意味が違ってくるという判例もあったりします。
 
 成果が出ない人で、特に判例が苦手な人は、ここのところをちゃんと理解できていないのかもしれません。
 

《第9問》論理の流れ(結論を導く過程)を端折って(はしょって)いませんか?

 法律の勉強では、結論も大切ですが、その結論を導く過程も本当に大切です。
 
 この流れこそ、いわゆるリーガルマインドの一部で、法律資格の取得には不可欠な思考法の代表です。 

 この結論を導く過程(論理の流れなども)を端折ると、勉強で得られる成果も半減します。

《第10問》結論ばかり注目して、理由を無視していませんか?

 法律の勉強では結論を導く過程も重要でした。
 
 そして、その一部である、『理由付け』も勝るとも劣らず重要です。
 
 大抵、理由は1~3つほどある場合が多いですが、大抵1つか2つ覚えておけば十分な場合が多いです。
 
 法律の勉強で、成果の出ない人は、この理由づけをすっとばす人が多いので、気をつけましょう。

《第11問》勉強しているその法律が大切にしていることを一言・二言で言えますか?

 
 大切にしていることとは、その法律の、最も根幹に位置する『保護している利益』のことを指します。
 
 法律は大抵、何かの価値(利益)を保護するために存在することが多いですから、ここを説明できなければ、その法律を本当の意味で勉強したことにはなりません。
 

《第12問》テキスト・参考書の目次を大切にしていますか?

 法律はいわゆる体系が本当に大切です。
 
 法律を勉強し体系を意識することで、てその法律の『体系的思考』が身につきます。
 
 この体系とは、まさにテキスト・参考書の『目次』の部分に当たります。
 
 『自分が今その法律のどの部分を勉強しているのか?』ここを意識することで、法律の勉強の成果は飛躍的に高まります。

《第13問》繰り返しをサボっていませんか?

 
 法律の勉強に関わらず、『繰り返し』は勉強の基本です。
 
 『法律の勉強の成果が出ない』という人の中には、絶対的に繰り返しが足りない方もいらっしゃりますので、最低3回は問題集などを繰り返してから悩みましょう。
 
 人によっては、効果が出るまでに、5回7回と繰り返す必要がある人もいます。
 
 早い段階で、『成果が出ないと嘆く』前に、繰り返しをするというのは、非常に効果的な対策です。
 

《第14問》完璧主義に陥っていませんか?

 
 法律の勉強では、『完璧主義に陥ってはいけない』とよく言われます。 
 
 特に民法などでは、とにかく完璧主義に陥らず、分からなくてもどんどん先に進むことが勉強のコツとされています。
 
 勉強の初期段階で、いちいち深く調べていては時間がいくらあっても足りません。
 
 完璧主義は捨てて、ガンガン前に進みましょう。
 

《第15問》その法律の特徴に応じた勉強ができていますか?

 法律は、勉強する法律の種類によっては、『勉強の仕方』を変える必要があるものもあります。
 
 例えば、憲法と民法では、共通する部分はあるものの、考え方がガラリと変わる部分もあります。
 
 他にも、手続法と実体法では学び方が違ってきます。
 
 特徴に応じた勉強を心がけることで、成果が出てきて、成績アップにつながります。

手続法って?実体法って?

 手続法とは、民事訴訟法や刑事訴訟法に代表される、『実体法上の権利を実現させる手続き』について定められた法律を指します。
 
 実体法とは、民法などに代表される、ザ法律です。
 
 権利義務の発生・変更・消滅の要件など、法律関係そのものについて規定する法律のことをいいます。
 
 例えば、民法の不法行為に基づく請求権(実体法上の権利)があったとして、民事裁判手続き(民事訴訟法を使って)を用いてこの権利を実現させていくような場合を指します。
 
 まぁ簡単に言えば、漫画というファンタジーの世界を、ドラマで実写化するようなものですね。
 
 ファンタジー(実体法上の権利)が現実の社会に、ある条件(手続き)を踏むとポッと現れるような感じです。

  

《第16問》ごくごく基本的な原理・原則を人に説明できますか?

 
 勉強しているその法律の最も基本的な根幹にかかわる、原理原則を人に説明できるかどうかは、勉強がちゃんとできているかどうかを測る上で、極めて正確な判断基準になります。
 
 基本ができていなければ、成果も得られないは当然のこと。
 
 試しに、人に説明してみましょう。
 
 説明する人がいなければ、壁にでも向かって、原理原則の解説をしてみましょう。
 
 詰まるようなら、そこが弱点です。
 

《第17問》『このくらいでいいや』と手を抜いていませんか?

 第1問で書きましたが、法律は正確な知識が命です。
 
 あいまいな知識なぞなんの役にも立ちません。 
 
大抵、法律の勉強で、成果が上がらない人は、『このくらいでいいや』とあいまいな知識のまま放置しがちです。
 
 もう頭が擦り切れるほど、何度も何度も知識をすりこむのが法律の勉強では成果を出す近道ですので、『このくらいでいいや』は絶対にやめましょう。

最後に一言!

 いかがでしたか?
 
 法律の落とし穴は、真面目な人ほど陥りやすい傾向になります。
 
 ここの質問で、『全部やってるよ~』という人の場合、『成果が出ない』というのはまず考えにくいです。 

 全部の質問で、問題がないという場合、もしかすると、ただ単にスランプであるだけかもしれませんから、根気強く、勉強を続けてみましょう。
 
 問題演習などを続けていれば、必ず成果が見えてくるはずです。
 
 それでは、今日はこの辺で。

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長年結果が出ない・・・。スクール利用でスっと合格できる人は多いです。

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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

学鬼
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