全ては継続のため。勉強計画を立てるとき注意すべき6つの秘訣
本日は、学習計画についてです。
資格試験を突破するためには、自分が今どの程度勉強をこなしており、あとどれくらいやるべきことがあるのか?
これを明らかにすることが、ことのほか重要になってきます。
でも、行政書士試験は、一般に難関資格試験とは言われておりませんから、勉強計画なんてなくてもゴリ押しで合格できるんじゃないか?
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
ただ、僕自身、ここを甘く見てかなり痛い目にあった経験がありますから、それを踏まえ、記事で重要性を書いていきたいと思います。
INDEX
やっぱり行政書士試験でもスケジューリング(学習計画を立てる)しておいて損はない
行政書士試験は、法律資格の中では中堅資格ですので、ガリ勉しなければならないほど難しい試験ではないと言われています。
法律系資格で最難関と言われる司法試験、それに次ぐ司法書士試験等に比べれば、簡単な試験である事は事実です。
もちろん、近年の難化傾向を踏まえると、一般論で簡単かどうかは個人差あるところでしょうが、法律系資格の序列としては簡単な資格の部類にあることは事実です。
そこで『行政書士試験は簡単な試験だから勉強計画なんて作る必要あるの?』
そういった疑問をおもちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、行政書士試験は、難化傾向にあるものの異常に難しい試験でもありませんから、計画をたてる必要がないとも思えます。
しかしながら、やはり勉強を継続しやくするという観点からも、勉強計画は作成するべきです。
というのも、社会人の場合、このご時勢定時にあがれるなんて方の方が少数派でしょうから、疲れて帰ってきた時、果たして継続的に勉強に取り組むモチベーションを維持することができるか?という問題があるのです。
この点、学習計画を立てスケジュール管理をしている場合、『やるべきこと』が見える化できます。
つまり、あとどれくらいやらなければならないかが、曖昧ではなく明白になるので、やらなきゃ落ちるという不安が、勉強計画に目をやることによってふつふつと湧いて出てきます。
こういった感情の制御は、モチベーションの維持に絶大な影響を与えます。
勉強計画をしっかり組むことは、モチベーションの維持に影響を与えますので、長期で勉強に撮りくなまなければならない資格試験では、やはり重要であると言わざるを得ません。
継続する事は、簡単そうに見えて非常に難しいですから、ここに影響を与えることには最大限の工夫が必要だと思います。
勉強計画を作成する
前の項目では、勉強計画を立てることは、モチベーションの維持に影響したり、継続するために必要だったりとその重要性を書いてみました。
『継続するため』。
資格試験において、ここは本当に最大限の配慮をはらうべきところなのです。
何度も記事にしてきましたが、『毎日数時間の勉強を継続させること』は想像以上に難しい。
人は気を抜くと必ず楽な方へと逃げたがります。
これは、脳科学でも証明されている『脳は怠け者』という点から考えても当然の帰結です。
これを縛るためにも、勉強計画をたてることは、必要なことは先でも書きました。
では、どのような点に注意して学習計画を立てるべきなのでしょうか?
下記でまとめてみました。
●【ポイント】
具体的な勉強計画のたて方
学習計画は、必ず余裕をもって作成しましょう。
必死でやらなければこなせない計画では続きません。
仕事から帰ってきて、無理してずっと勉強しなければならない計画等は絶対に挫折します。
少し足りないな~くらいが長期続けるためのコツです。
そして、勉強が計画通り進めば、週に1日日は休む日を設けましょう。
これは、計画が押してくると挽回することが厳しくなるため、1週間の計画を確実に消化するための対策(余裕)です。
他にも、頑張って計画通りに勉強を進めることができた場合のご褒美にもなります。
これによって、精神を回復し、モチベーションの維持にも効果を持たすことができます。
- 計画は6ヶ月のスパンでたてる
- ただ期間の設定は個人差があるため、まずは過去問を解き自分お実力を把握する
- 試験が11月なので、5月から計画開始(余裕を持つ場合は適宜開始時期をずらす)
- 直前期(約1ヶ月前)は、インプットの勉強を組まない
- 日2~3時間の勉強でこなせる分量が無難
- 1週間に1日は休みを設ける
上記の項目に数位することがポイントです。
行政書士試験は11月に実施されるます。
従って、1月には勉強を開始できるように情報収集をし、勉強計画を立てましょう。
注意点として、直前期は、何度か模試を解くことになりますから、この辺はアウトプット中心の計画を組むことになります。
試験直前1ヶ月程は、インプットの勉強はすでに終わるような計画を立てるべきです。
この辺りは模試を解くとともに、今まで勉強した基本事項を確認し、その他、必要ならば暗記で知識を増やす勉強が中心になります。
また、模試や市販の予想模試を使って『本試験の形式に慣れる訓練』をする時期でもあります。
基本的には、これは今まで少しは法律を学んだ人の計画、もしくは少しハード目の勉強計画となります。
全く法律に触れたことない方や、もう少し余裕が欲しい方は、現状の難化した試験では、もっと期間が必要になってくると思いますので、さらに余裕を持った計画を立てましょう。
勉強期間を半年ではなく1年とする等です。
スケジュールをどの程度の期間で立てるかを判断をするためにも、一度近年の過去問を一度解いてみると、現状がよく分かり勉強計画がたてやすいと思います。
コツコツとやれば必ず合格できる試験なので、地道に続けましょう。
勉強計画をたてる上で役立つツール
勉強計画を立てる上で役立つツールを列挙してみましたので参考程度にどうぞ。
●【ポイント】
勉強計画を立てるぞ!! 参考になるツールたち
⇒毎日勉強計画を管理するのに最適。
見えるところに置くのがコツ。
⇒自分の実力を把握しなければ計画は立てられない
⇒2から3時間で自分がこなせる勉強量を計測することができる
また、毎日本当に2から3時間勉強できているか正確に計測できる
⇒一日のこなすべきノルマが決定したら、ノルマごとに参考書や問題集に付箋を貼って区切ると分かりやすい。
⇒スクールの資料には必ず参考になる勉強計画が掲載されているため結構参考になる
例として下記などは参考になる
【資格の大原】
⇒市販のものでも、スクールの資料に書かれたものでも可。
そういった点に配慮しどこで失敗したのか?合格者の声は意外に参考になる
ただし、深入りしない事が肝心