頑張ってるあなたが勉強成果が出ないと悩んだ時読むべき12の質問
『頑張っているのに勉強の成果が出ない』
自分では頑張っているはずなのに、努力(勉強)の成果が目に見えて出てこないという人は意外に多いです。
そういうときこそ、焦らず、一つ一つ改善点を探していくのが効果的です。
焦ると、自分では盲点になっている欠点や足りていない所をちゃんと冷静に探すことができず、どんどん悪い方向のスパイラルに陥ってしまいます。
この記事では、そういうスパイラルに陥る前に改善点を探す導入、もしくは悪いスパイラルを断ち切る自己診断となるような、質問を用意してみました。
是非、質問で自分の改善点をあぶり出し、『成果をグングン伸ばす人』になっちゃいましょう。
それでは早速。
INDEX
- 1 『頑張っているのに勉強の成果が出ない』という人は結構多い
- 2 『勉強の成果が出ないと悩む人へ』改善のヒントが見つかる10の質問
- 2.1 さぁいくぞ!!10の質問!!
- 2.1.1 1)いきなりだが、本当に成果が出てくるのに十分な勉強量でしょうか?
- 2.1.2 2)成果を出すことに焦っていませんか?(成果が出るのに十分な時間が経過していますか?)
- 2.1.3 3)ちゃんと理解は出来ていますか?
- 2.1.4 4)ちゃんと暗記をしていますか?
- 2.1.5 5)資格試験の過去問の分析と演習はしていますか?
- 2.1.6 6)解法テクニックに頼りすぎていませんか?
- 2.1.7 7)勉強効率ばかり追い求めていませんか?
- 2.1.8 8)ちゃんと『考える』トレーニングをしていますか?
- 2.1.9 9)細かい知識ばかり追い求めていませんか?
- 2.1.10 10)問題演習は足りていますか?
- 2.1.11 11)自分の弱点を把握する努力をしていますか?
- 2.1.12 12)模試は受けていますか?
- 2.1 さぁいくぞ!!10の質問!!
- 3 最後に一言
『頑張っているのに勉強の成果が出ない』という人は結構多い
成果が出ないと悩む人は多い傾向にある
当ブログにも、頑張ってるのに勉強の成果が出ないといって訪問される方は非常に多いです。
いや~僕も本当にこの気持ちわかります。
焦っていたりすると尚更なんですよね?
僕も、頑張っても頑張っても勉強の成果が出なくて、バタバタとした経験があります。
受験勉強の悩みでこの記事へこられた方へ
僕の場合は、法律資格の勉強がメインです。
受験勉強などで悩みを抱えておられる方が、この記事にこられた場合は、ド直球で、その対策にはならないかもしれません。
でも、基本的な部分は、どのような分野の勉強にも対応できるような質問にしてありますので、是非読みすすめていただけると幸いです。
成果が出ないという状況は、試験が難しすぎないなら、ちょっとの工夫で改善できる
資格試験の中でも最難関の試験では、『頑張っているのに成果が出ない』という状況はその人独特の原因がある場合があります。
そのため難関試験の場合は、その人独自の特殊な問題が、成果の出ない妨げになっていることもあるそうです。
でも、そうでない一般的な試験であれば、意外とちょっとした工夫やごくごく一般的な対策をするだけで、バシっと結果が出てくるときもすくなくありません。
ここで書いた質問をでサクッと改善をしちゃってください!
『勉強の成果が出ないと悩む人へ』改善のヒントが見つかる10の質問
さぁいくぞ!!10の質問!!
- 1)いきなりだが、本当に成果が出てくるのに十分な勉強量でしょうか?
- 2)成果を出すことに焦っていませんか?(成果が出るのに十分な時間が経過していますか?)
- 3)ちゃんと理解は出来ていますか?
- 4)ちゃんと暗記をしていますか?
- 5)資格試験の過去問の分析と演習はしていますか?
- 6)解法テクニックに頼りすぎていませんか?
- 7)勉強効率ばかり追い求めていませんか?
- 8)ちゃんと『考える』トレーニングをしていますか?
- 9)細かい知識ばかり追い求めていませんか?
- 10)問題演習は足りていますか?
- 11)自分の弱点を把握する努力をしていますか?
- 12)模試は受けていますか?
1)いきなりだが、本当に成果が出てくるのに十分な勉強量でしょうか?
本当に意外なのですが、『頑張っているのに勉強の成果が出ない』という人の勉強量を見てみると、単純に足りていないことが少なくありません。
例えば、ひどい人になると、問題集やテキスト・参考書を1回ずつ勉強しただけで、『頑張った』と言っている人もいます。
これ、頑張っていませんから。
頑張るというのは、その試験を受験している受験生が普通にやる勉強以上の勉強をして初めて言えることです。
その試験で合格することを目指して勉強している人たちが、問題集を3回やるのが普通なのだとしたら、ここが最低ラインです。
このラインを超えて初めて『頑張っている』と言えます。
ですから、ここまでやっていないないならば、『成果はでなくて当たり前』と気楽に勉強していきましょう。
厳しく、もっとやれと言っているのではなく、精神的に楽になるためにそう考えましょうということです。
2)成果を出すことに焦っていませんか?(成果が出るのに十分な時間が経過していますか?)
これも、1)とよく似ていますが、ここは時間の話です。
資格試験の勉強を初めてすぐのころや、新しい科目の勉強を初めてすぐのころは『なんで勉強しているのに成果が出ないのだろう』と思うことも少なくありません。
でも、人間の能力が向上するのは、どうしても一定以上の期間が必要です。
よく言われることですが、新しいことを初めてから目に見える形で、成果が現れるのは、約3ヶ月前後必要だと言われています。
受験勉強を経験した人であれば、おそらくご存知のことだろうと思います。
仮に、勉強を初めてからこの期間を経過していない場合は、まだ『勉強を頑張っているのに成果が出ない』と嘆くのは早計です。
落ち着いてじっくり勉強して、楽にいきましょう。
3)ちゃんと理解は出来ていますか?
勉強している内容を、暗記するだけでなく、ちゃんと理解をする努力をしているでしょうか?
このブログは法律資格についてメインテーマとしていますので、それに関連した話をすると、特に法律の勉強では、ここは重要なポイントになります。
ある用語があれば、その意味や背景までザッと勉強すると、より深く理解でき応用ができるようになります。
資格試験などの試験では、初めて見る問題がほとんどですので、こう言うちょっとした積み上げが大きな成果となって、出てくることが多いです。
4)ちゃんと暗記をしていますか?
理解ばかりでなく、ちゃんと知識を暗記することも忘れてはいけません。
特に、大人のやる勉強は、理解重視になることが多く、暗記をおろそかにしがちです。
でも、どうしても必要最低限の知識というものは必要で、理解だけでは解答できない問題というのも当然出題されます。
こういう問題への対策は、普段の暗記の努力が極めて重要で、大人が陥りやすい盲点です。
頑張っているのに成果が出ないという方は、是非ちょっと意識ましょう。
5)資格試験の過去問の分析と演習はしていますか?
嘘のようなホントの話ですが、『頑張っているのに勉強の成果が出ない』とおっしゃる方の中には、過去問を分析せず、また、解いてもいない人が少なくありません。
『勉強始めてすぐだから、まだ過去問なんて解けるはずがない』というのが理由です。
でも、別に過去問は解ける必要はありません。
本番ではありませんから。
それよりも、過去問から、自分が受ける試験がどういうものか?分析し情報を得ることのほうが大切です。
過去問は、貴重な情報の宝庫ですので、必ず解き、分析しましょう。
過去問をやっていないのに、『頑張っているのに成果が出ない』は当然です。
6)解法テクニックに頼りすぎていませんか?
世の中には、資格試験の解法テクニックというのがもてはやされる傾向にあります。
さも努力をすっ飛ばして楽に得点できるようで、少し惹かれる面があるのも確かです。
特に公務員試験の業界ではこの傾向が顕著で、テクニック本が多数出版されています。
僕も読んだことがあるのですが、択一式の問題の文章の末端を読んで、断定口調ならば『×』が多いだとか・・そういうテクニックがいくつか解説されていました。
でも、初めからここに頼りすぎると、そりゃ勉強の成果は出ません。
解法テクニックというのは、ちゃんと基礎がついた人が使う『最後の手段』です。
7)勉強効率ばかり追い求めていませんか?
解法テクニックと同じようなことが言えます。
勉強効率は、一定以上の勉強する人が、やる工夫であって、ここが目的にあると本末転倒になります。
例えば、まだ勉強の習慣がついていない人が、ここを気にしだすと、『勉強量を減らすため』に効率を追い求めかねません。
効率は、勉強量を維持したまま、効果を最大限にする工夫ですので、勉強量を減らすならば、『勉強しない言い訳』になりかねません。
最低限の時間は、必ず勉強時間を確保しましょう。
『勉強を頑張っているのに成果が出ない』という方は、意外に効率重視になりすぎていることも少なくありません。
思い当たるフシがある人は、少し改善してみるのが良いかもしれません。
8)ちゃんと『考える』トレーニングをしていますか?
問題演習をするとき、問題を見ると、『何も考えずに』解答・解説をいきなり閲覧し、暗記しようとする人がいます。
これ、いくら頑張っても、目に見える成果は得られません。
一定の得点を堺に、必ず『越えられない壁』が出てきます。
これは僕も経験したことなのですが、ちゃんと考えるトレーニングをしていないと、本当に頭打ちになります。
というのも、資格試験の問題は、必ず暗記だけでは対応できない問題が出題され、これが解けないと、一定の得点を超えていけないように作られています。
普段から、ちゃんと考えられるトレーニングをしていない人は、こういう問題に対応できず、成果が出にくい傾向にあります。
もし、問題演習のとき、全く考える努力をしていない人は、ちょっとだけでもいいので1分くらいは、解答が全くわからなくても考えてみる努力をしてみましょう。
それだけで全然ちがいますので。
9)細かい知識ばかり追い求めていませんか?
『頑張っているのに勉強の成果が出ない』という方の中で、特に好奇心旺盛で、真面目な人に多いのですが、『試験に出ないところを一生懸命勉強する人』というのが存在します。
例えば、過去問に全く出ていない、最新の議論について詳しく調べてみたり、今まで試験に一度も出ていない条文まで暗記をしてしまうなどです。
こういうところは、出ませんから、いくら努力しても資格試験などの試験との関係では無駄な努力です。
10)問題演習は足りていますか?
暗記中心の勉強をしている人に多いのですが、『初めて見る問題に弱い』という特徴があります。
テキスト・参考書を読んでも、全体的にあるていど知識の習得はできていると思うのに・・
初めて見る問題には対応できず、得点が芳しくないというような場合です。
こういう方の欠点は、実は単純で、単に問題に慣れておらず『もっている知識を使いこなせていない』だけだったりします。
もうすでに覚えている知識ですので、これを使える知識に変えていくため、問題演習をガンガンしていきましょう。
とにかく問題を解きまくります。
これだけで、だいぶ改善します。
11)自分の弱点を把握する努力をしていますか?
これは結構大切です。
得意なところを伸ばすより、不得意なところを伸ばす方が伸びしろは大きく、得点がガンと伸びるときがあります。
人生においては、得意な部分だけガンガン伸ばしていくのが、一つの成功法則とされています。
でも、資格試験では、出来る限り全科目の得点を平均以上に持っていくことこそ大切です。
平均人間こそ最強で、最難関の司法試験の論文試験なんかでも、『全科目平均点をとって、弱点をなくすことが最重要です』なんて言われたりします。
資格試験では、得意なところを伸ばすより、弱点を伸ばすことに力をいれましょう。
12)模試は受けていますか?
模試には多くの効果があります。
『頑張っているのに勉強の成果が出ない』という人が模試を受けていないのであれば、そりゃ当然です。
模試には、ザッと下記のような代表的な効果があります。
模試の代表的な効果
- 弱点把握ができる
- 本試験のリハーサルができる
- 初見の問題への対応力を磨くトレーニングができる
- 模試を目標にして、やる気を維持できる
結構、ケチって模試を受けないという人がいますが、どうやってやる気を維持し、能力を磨いているのか不思議です。
模試を段階的なハードルにして、そこを目指して勉強することによってやる気を維持しすると同時に、
模試で弱点を把握し、ここを改善していけば効率的な勉強ができるのに・・・。
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最後に一言
いかがでしたか?
もし、上記の項目の内、一つでも、項目に当てはまるのならば、『頑張っているのに成果が出ない』という状況は納得できます。
ただ、改善はそう難しくないことですので、ザッと見直せば、より勉強の成果がでやすくなると思います。
それでは、この記事はこのくらいで!!