社会人のあなたが『独学で資格取る!』と決めた時読むべき勉強法13個
当ブログでは、独学で資格を取得しよう!ということを目的とした記事はいくつか存在します。
でも、社会人の勉強に特化させた記事は、ございませんでした。
年も明けたことですし、新しいことに挑戦されている方のため、社会人が独学で資格取得を目指すとき、知っておくべき勉強法をまとめてみました。
今年こそ、がっちり勉強し、人生を豊かにしてやりましょう♪
INDEX
社会人の勉強と学生の勉強は違う
社会人の勉強は、時間が勝負!まずは、一日に勉強できる時間を把握しよう!
社会人の場合、日中働きに出ていることが普通でしょうから、定時に仕事を切り上げることのできる人でも、一日に占める仕事の割合はかなり多くなります。
そこで、社会人の人がまず初めにすべきことは、『一日で勉強に充てることができる時間を把握する』ということです。
=
《一日で勉強に充てることができる時間》
この式で算出した一日で勉強に充てることができる時間を把握すると、自分が一日どれだけ勉強時間を確保できるのかまずはっきりさせることができます。
あまり厳密な勉強時間の把握でなくても構いません。
ザックリ、『自分は、捻出しようとすれば、一日このくらいの時間を勉強時間に充てることができるんだな』というくらいで大丈夫です。
一日に勉強に充てることができる時間を把握することによって、計画が立てやすくなりますし、『社会人の独学勉強も不可能ではない』と確認できます。
(もちろん、激務で、物理的に時間が足りない方もいらっしゃるかと思いますので、その場合は、勉強することが難しいこともあるかと思います。)
大人(社会人)の勉強は理解が中心
社会人の勉強では暗記中心の勉強は挫折の原因になる
社会人の場合は、暗記中心の勉強では苦痛で苦痛で勉強が続かないことが多いです。
特に、独学で資格やその他仕事で必要な知識を勉強する場合、暗記中心の勉強では継続することが難しくなります。
『昔は、よく覚えることができたのにな~』と僕もよく思うことがあり、一度学生のときのノリで暗記中心の勉強をしたことがありますが、見事に撃沈しました。
でも、学生のときの、暗記力の代わりに、社会人には、『理解する力』があります。
とりわけ独学では理解中心の勉強は極めて効果的で、独学が成功するかどうかはここにかかっているといっても過言ではありませんん。
なぜ社会人は、理解する力が優れているのだろう?
社会人の場合は、やはり仕事の経験が一番の強みです。
勉強している内容が直接的に自分の仕事に関係のない事柄でも、その内容を仕事での経験に関連させて、より具体的な知識として理解することができることが少なくありません。
特に、独学は、ある事柄を深く理解することが難しい傾向にある勉強の方法です。
そのため、『理解力』の大小は、独学での勉強が成功するかどうかに関わってきます。
社会人の勉強は、暗記中心ではなく、理解中心を心がけることが有利ですし、独学も上手くいく可能性が高まります。
この点が、学生の勉強とは大きく違うところですね。
『スパッと切り替える』は最高の時間節約法であるという話
社会人の勉強は、時間との戦いです。
皆さん、日中は大変な仕事をされておりますし、通勤に仕事と『仕事関係の拘束時間』は極めて高いのが普通です。
こんな状況で、例えば、スケジュールの節目・節目でだらだらとやるべきことの切り替えに時間をロスしてしまうと、アッという間に、独学で勉強する時間がなくなってしまいます。
スケジュールを決めたら、その節目では『スパッと切り替える』ことを心がけましょう。
時間のロスがなくなりますので、最高の時間節約法になります。
まぁ、神経がすり減るような話ですが、慣れればどうってことない習慣ですので、まずは楽に考えましょう。
社会人が独学で資格をとる場合に知っておくべき勉強法
社会人の独学勉強法一覧
- 1)スキマ時間をフル活用する
- 2)どこでも勉強できるツールこそ命!!
- 3)テキスト・参考書・問題集類はコンパクトなものを
- 4)とにかく絞る!絞る!絞る!!!!!そして繰り返す!これ基本
- 5)朝早く起きて、必ず勉強時間を確保する
- 6)独学といっても、自分ではどうしようもできない部分はスクールを頼るべき
- 7)過去問分析は最高の時間節約手段であるという話
- 8)宣伝のようで嫌だが、敢えて言う!スクール資料から情報を取れ!
- 9)非常識だけど・・社会人の勉強では『勉強計画』を立てず全体の分量だけ決めればいい場合もある
- 10)『勉強をする習慣』をつける工夫はちゃんとして!!
- 11)『やる気』の管理は甘く見ない!!
- 12)無理はしない!『勉強を継続させること』を優先させる
- 13)選択と集中⇒実験⇒弱点把握⇒徹底改善!!!これが最も効率的
1)スキマ時間をフル活用する
『あぁいつものあれね』と思われた方は多いと思います。
僕もそう思います。
でも、社会人の独学勉強法といえばこの項目を外すことはできません。
社会人の勉強では、時間をいかに有効活用するかが最大のテーマになりますので、細切れの時間を合わせて数時間になるならばここを利用すると勉強がグッと楽になるからです。
仕事で疲れて帰宅してからきっちり3時間。
これを続けることができる人は、稀です。
僕には無理でした。
だからこそ、勉強を少しでも楽にするために、一日3時間勉強しなければならないとして、内2時間を細切れ時間で消費するのです。
こうすると、帰宅して勉強するとしても、1時間でいいということになりますね♪
3時間は無理でも1時間ならなんとかなりそうです。
スキマ時間活用法というと『スキマ時間でガッチリ勉強』と考える人もいるようだけど
それは無理です。
例えば、朝の通勤で満員電車に乗らなければいけない人であれば、テキストを広げて読むことや、問題集を解くことはなかなか難しい話になります。
ただ、そんな状況でも、暗記物をさっと確認するくらいの勉強はできなくはありません。
例えば、法律の勉強であれば、ある用語の定義を覚えなければならない場合が頻繁にあります。
この定義をその日のスキマ時間で5つ覚えなければならないとします。
紙の切れ端に、5つ定義を書き持ち歩きます。
スキマ時間の度に、これを確認するような勉強は、特に難しくはないのではないでしょうか?
あまり難しくない資格試験であれば、これだけで対応できますし、凄い人になると、こういう勉強で、難関資格に合格してしまう人は何人もいるようです。
スキマ時間を活用しての独学勉強は、ほんの軽い勉強をイメージすると上手くいきやすい傾向にあります。
2)どこでも勉強できるツールこそ命!!
スキマ時間を最大限に活用するためには、『どこでも勉強できるツール』は最高の教材になります。
市販のコンパクトなテキストや、自分で『なかなか覚えられないな?』と思った部分を書き留めた自作ノートなどなど。
最近では、スマートフォンも普及して、常にインターネットに接続できる環境も整っていますから、サイトを閲覧して勉強するという方法も考えられます。
他にも教材をスキャンして、データファイルとして持ち歩く方法も、便利です。
サッと取り出し、ざっと確認できるツールがベストです。
具体的なツール達
- 古典的だが、単語帳
- 自作ノート
- コンパクトなテキスト
- データファイルにした、教材
- ネットサイトを利用して知識の確認
- テキストや問題数を一日分に分割しコンパクトに加工して持ち歩く
※他にも、スクールを利用する場合には、講義の録音を持ち歩くというのもありますね。
3)テキスト・参考書・問題集類はコンパクトなものを
コンパクトなものならば、持ち運びやすいというのもあります。
でも、ここでは、『勉強すべき重要ポイントが凝縮されたテキスト・参考書・問題集』を使いましょうという意味で書きました。
コンパクトなテキスト・参考書・問題集は、どうしても内容が限られてきますので、資格試験などで頻出の重要ポイントを最優先に掲載しているのが一般的です。
頻出の重要ポイントを優先的に勉強することで、効率よく独学での勉強が進みます。
ムダを省くことで、時間の節約ができ、よく出るポイントに最大限の力を集中することができるので、非常に効率的です。
独学の場合は、テキスト・参考書・問題集は、重要度が一目で分かるものを選びましょう。
スクールを利用する場合と違って、『どこが重要なのか分かりにくい』のが独学の欠点の一つですから。
続きは次のページへ!!