テキスト選びで他人の『おすすめ』を盲信する人が合格できない3つの理由《行政書士試験勉強のコツ》
行政書士試験に限らず、資格試験の勉強をするには、『テキスト・参考書』 は必須です。
それを選ぶためにも、『おすすめ』という他人の評判を参考にされる方は多くいらっしゃることでしょう。
僕のブログにも、『おすすめ参考書』の情報を求めていらっしゃる方が多数おられます。
でも、実は、『おすすめ』を盲信しすぎると、合格から遠のいてしまう危険があります。
今ではもう卒業していますが、僕も過去『おすすめ』を盲信しすぎたことで、痛い目に合ったことがあります。
あなたが、僕のように痛い目に合わないように、ここではその理由と『テキスト・参考書』などの教材はどのように選べばよいか?したためてみました。
INDEX
『おすすめ』テキスト・参考書にこだわる人々
他人の評判。
すごく気になりますよね。
特に新しく資格の勉強を始めると決意した時には、その資格について『知識が少ない』ことがほとんどですから。
特に、テキスト・参考書については、資格試験の勉強期間中ずっと付き合う相棒ですから『おすすめ』情報を追い求めるのも理解できます。
少し検索をかければ、ネット上ではいくらでもテキスト・参考書の情報を得られますから、この検索作業に躍起になっている人も少なからずいらっしゃることでしょう。
中には、こういう作業自体が目的になってしまう方もいらっしゃるようで。
でも、テキスト・参考書はあくまで勉強のツールであって、揃えることが目的になってしまうのはいけません。
目的は、資格試験に合格することで、あったはずです。
こうなってしまうと、合格が遠のいてします。
『おすすめ』テキスト・参考書にこだわると合格できない理由
では、『おすすめ』を盲信しすぎるとなぜ合格できない危険があるのでしょうか?
下にざっと理由を書いてみました。
『おすすめ』にこだわると合格できない理由
- 1)『おすすめ』は他人の価値観である
- 2)愛すべき『テキスト・参考書』
- 3)『おすすめ』を見つける時間
- 4)『おすすめ』好きは浮気性
- 5)『おすすめ』には他意がある
1)『おすすめ』は他人の価値観である
資格試験の勉強で使用するテキスト・参考書。
これについての、『おすすめ』はあくまで他人の価値観に基づいて提示されたものに過ぎません。
他人が『美味いという料理』がそのまま、あなたの味覚に合うとは限らないのと同じように、テキスト・参考書の『良さ』も人によって様々です。
他人の『おすすめ』を信じ過ぎると、あなたに合わないテキスト・参考書を使い続けることになり、かえって弊害が出てきます。
これでは、勉強を継続することに影響が出かねませんので、合格できない十分な理由になります。
2)愛すべき『テキスト・参考書』
資格試験の勉強は長期戦になることが多いです。
ですから、勉強が楽しく継続できる工夫は、いくらやってもやりすぎることは決してありません。
それほど、やる気・モチベーションの維持は難しく、人によっては大きな壁になりかねません。
中でも、『気に入らないテキスト・参考書』を使うことは、資格試験の勉強を継続できなくする原因になりかねません。
他人の『おすすめ』を信じすぎることで、愛すべきテキスト・参考書との出会いを妨げられては、合格も遠のいてしまうことでしょう。
3)『おすすめ』を見つける時間
資格試験の勉強のお供であるテキスト・参考書の評判を気にする人は、かなり入念な『おすすめ』情報の収集をされる方が多いです。
何時間も・何日も時間をかける人もいらっしゃります。
この時間もったいないでしょう。
ザッとであれば問題ないでしょうが、やりすぎて勉強に取り掛かれないことは、それだけロスがでかいということ。
合格が遠のいてしまう可能性が高まります。
4)『おすすめ』好きは浮気性
『おすすめ』信者は、リサーチを入念にかけるという話を、前の項でしましたが、これは、資格試験の勉強期間中にも、とどまることを知りません。
『あぁ勉強の効果が出てないな』という壁にぶち当たると、『テキスト・参考書が悪いのだ』と考えがちです。
『おすすめ』が間違っていたと考えるようにもなります。
こうなると、次々に新しいテキスト・参考書を買い求め、浮気してしまいます。
資格試験の合格の鉄則は、テキスト・参考書は繰り返し勉強するですから、これでは合格できません。
5)『おすすめ』には他意がある
資格試験の勉強に使用する、テキスト・参考書の『おすすめ』情報を求めていらっしゃる方は非常に多いです。
そして、多くの人が求める事柄には『価値』が発生し、そこには利害関係が絡んできます。
その『おすすめ』は本当にあなたのことを考えておすすめされたものでしょうか?
『おすすめ』テキスト・参考書へのこだわりを卒業する
他人の唱える『おすすめ』にこだわりすぎることは、いろいろな弊害があるんですね~。
まぁよく考えてみれば当然のことだと思います。
では、他人の『おすすめ』に足を救われないようにするにはどうすればよいでしょうか?
他人のいうことを気にしない
全く気にしないということではありません。
資格試験の勉強で使用するテキスト・参考書のおすすめ情報は、ザッとであれば調べるにこしたことはありません。
自分の選択肢リストを作るために、『どのようなテキスト・参考書があるのか』を調べるのは有益です。
でも、他人の『おすすめ』を盲信したり、信じすぎることはやってはいけないことです。
そう言う意味で、他人の言うことは気にしないようにしましょう。
自分の頭で考えよう
資格試験の勉強で使用するテキスト・参考書は、自分の頭で考えて決めるのが一番です。
『1)『おすすめ』は他人の価値観である』で書きましたが、他人の提案する『おすすめ』はあくまで他人の価値観や好みに基づいて紹介されたものです。
ここで紹介されたテキスト・参考書をピックアップし、検討リストに含めたり、軽い参考にするだけならば問題ないでしょう。
でも、盲信してしまっては、ダメ。
最後の最後には、自分の目でテキスト・参考書を、本屋で見てみて、必ず『自分が気に入ったフォーリングの合うテキスト・参考書』を選びましょう。
他人のおすすめを丸呑みにして、自分の頭で考えずに選ぶのは最悪です。
一度選んだテキスト・参考書とは心中する
資格試験の勉強では、合格するための絶対法則が一つあります。
それは、一つのテキスト・参考書を徹底的に繰り返すこと。
一つのテキスト・参考書を繰り返さずして合格する人は先になく、合格者は皆『繰り返す』ことによってのみその場所へ至っています。
初めに自分が選んだ『お気に入りにのテキスト・参考書』とは心中する覚悟で、最後まで繰り返しましょう。
『4)『おすすめ』好きは浮気性』で書いたように、勉強の効果が出ないからといって、浮気をしてとっかえひっ変えでは、積み上がるものも積み上がりません。
まとめ
お疲れ様でした。
今回は、少し軽めの話題にしてみました。
資格試験の勉強で使用するテキスト・参考書を選ぶ作業をするにつき、『おすすめ』情報をお求めになる方は本当に多いです。
『おすすめ』情報は貴重な情報ですが、足を救われないように注意する必要があります。
是非、ご自身の頭で考え、最高の相棒を得て欲しいと思います。
応援しています。