行政書士試験を受ける人が最低限、知っておくべき基本情報25ヶ条《難易度から求人状況まで》
行政書士試験を受ける人が知っておくべき基本情報これだけ!25ヶ条《3ページ!》
行政書士試験を受ける人が知っておくべき基本情報
- 《基本情報1》行政書士試験の合格基準は?
- 《基本情報2》行政書士試験の一般的な目安勉強量は?
- 《基本情報3》行政書士試験の『難化傾向』は本当なの?
- 《基本情報4》行政書士試験の難易度の実際はどうなの?
- 《基本情報5》行政書士試験の受験資格は?
- 《基本情報6》行政書士試験の日程と試験時間は?
- 《基本情報7》行政書士試験の試験科目はどんな科目があるの?
- 《基本情報8》行政書士試験の問題の特徴は?
- 《基本情報9》行政書士試験にかかる費用は?
- 《基本情報10》行政書士試験の願書配布と受験申込期間を知りたい
- 《基本情報11》行政書士試験の受験申込方法は?
- 《基本情報12》行政書士試験に独学で合格するのは不可能か?
- 《基本情報13》行政書士試験に独学で合格するためにはどんな勉強法をやればいいの?
- 《基本情報14》自分でいろいろ考えるのは面倒くさい!いいスクールはどこなの?
- 《基本情報15》行政書士試験を受ける場合、『模試』は受けるべきなの?
- 《基本情報16》行政書士試験の過去問はまだ使えるか?
- 《基本情報17》行政書士試験には社会人でも合格できる?
- 《基本情報18》行政書士試験には法学部卒業じゃないんだけど合格できる?
- 《基本情報19》行政書士資格は就職に役に立つ?
- 《基本情報20》行政書士資格をとるかどうか迷っている場合の後押しを頂戴!
- 《基本情報21》『勉強ができない』やる気が出ないときは・・どうすべき?
- 《基本情報22》行政書士資格と相性の良い資格
- 《基本情報23》行政書士資格を取って、行政書士として食っていけるのか?
- 《基本情報24》行政書士の求人と収入について
- 《基本情報25》行政書士の業務内容について
《基本情報19》行政書士資格は就職に役に立つ?
士業系の事務所の求人(就職)では必須資格になっていることが多いですね。
総合事務所などの就職ではかなり役に立つでしょうね。
ただ、一般就職の場合は、『努力することができる人』くらいの評価にとどまるでしょう。
昔人事担当の人に聞いたことがあるのですが、欲しい人は『資格より実務経験』・『資格より熱意』という感じのことを言っていました。
資格取得=即就職というのは、司法試験や公認会計士・不動産鑑定士・司法書士・税理士など、高難易度の資格くらいの話でしょう。
もちろん、取得しても意味がないか?と言われると、それはありえないと答えざるを得ません。
就職後社会人となって、様々な知識のチャンネルがあるのと無いのとでは仕事の幅が全然違ってきますので。
応用できない資格マニアは手に負えませんが、『自分が欲しい』『自分のキャリア設計に利用できる』と思った資格であれば取っておいて損はありません。
《基本情報20》行政書士資格をとるかどうか迷っている場合の後押しを頂戴!
是非、取っておきましょう。
そりゃね。
世の中色々な人がいますから、人のやること、人の向かう方向にケチつけたい人はいるんですよ。
批判してると、それを肯定するよりも、優位に立てますからね。
気持ちいいんです。
自分が賢くなったように思えて。
その資格が活用できるかどうか?なんて考えてもしょうがありません。
資格は『自分で利用方法を見つけて活用する道具』にすぎませんから。
トンカチみたいなものです。
自分の頭で考えて、自分のキャリアに活かせるかどうかを考え、『まぁ使えそう』と思えば、勉強して損はない!これで十分。
勉強する過程で自己管理というスキルが向上しますし、何より勉強し、それを仕事に応用していくという繰り返しは、スキルアップに極めて有効です。
一般企業だって、ピーピー人の批判ばかりして腰の重い人より『さっと実行する人』の方が欲しいに決まってます。
悩めばやる!
思い立ったが吉日!
行政書士試験は、別に人生がかかった挑戦になるわけでもありませんので、迷ったらやってみる。
この思考で十分です。
僕も、ネット上で流れる意見に流されて、取得をためらったことがありますが、結果として、お役様との対応などでかなり役に立っていますから、取得していて本当に良かったと思っています。
こんなブログも運営できて、少なからず社会貢献もできていると考えることもできますしね。
《基本情報21》『勉強ができない』やる気が出ないときは・・どうすべき?
これは、基本情報ではないんじゃ?と思われる人もいらっしゃるでしょうね。
でも、『やる気』についての情報も、行政書士試験を受ける人が知っておくべき基本情報です。
というのも、このブログでは何度も何度も書いていますが、やる気の管理は相当難しいからです。
行政書士試験の勉強を始める前に、ちゃんと押さえておく方が、スムーズに勉強が進みますので、初期段階で知っておくべきです。
詳しくは、下記の記事をご覧ください。
《関連記事》
勉強のやる気が続かないあなたへ!やる気人間であり続ける30ヶ条
《基本情報22》行政書士資格と相性の良い資格
ちょっと応用ですが、これもまぁ基本情報で、よくある疑問です。
行政書士の業界では、よく『ダブルライセンス』ということが言われます。
ダブルライセンスとは、ある資格の有資格者が、もう一つ別の資格を取ると業務範囲が広くなって、仕事の受注がしやすくなるという論調ですすめられます。
ダブルライセンスがいいか悪いか?については、賛否両論あります。
詳しくは下記の記事で書いてありますが、別ページを開くのが面倒な方にザッと要約意見を書いておこうと思いますので、ご興味があれば。
《関連記事》
《行政書士資格と相性の良い資格とは!?》ダブルライセンスで資格を強化
行政書士資格とダブルライセンスは、賢い選択か?
※専門的な話もありますので、興味のない方は読み飛ばして頂ければ幸いです。
僕は、正直に申し上げると、いきなりダブルライセンスを目指す態度には否定的です。
ダブルライセンスが非常に効果的に作用するのは、例えば、
行政書士として活動したり、仕事で勉強した知識を活用したりする中で、その他の分野の知識が必要になり、結果としてダブルライセンスになったような場合だと思います。
必要に迫られてダブルライセンスなら、良いですが、必要に迫られてもいないのに、戦略的にダブルライセンスで活動しても効果は薄いと思います。
というのも、行政書士に依頼したい顧客(お客様)は、その人がダブルライセンスだから依頼するわけではないからです。
よほど資格に詳しい人以外は、資格の名前をつらつら並べられても正直『何のこっちゃ?』というのが普通の反応です。
これは確かで、僕はこう言うブログを運営していますから比較的資格には詳しいのですが、有名と思う資格の話をしても友人には『はぁ?その資格何?』と言われることは少なくありません。
ダブルライセンスでアピールするならば、PR(マーケティング・営業)の段階で『自分に何ができるのか?』『何を専門としているのか?』はっきり分かる形で訴求していく方が圧倒的に効果的です。
『僕は何でもそれなりにできます』じゃあアピールになりません。
世は、より自分の専門分野を絞って絞って、手を広げないという経営戦略が、士業の主流になってきています。
そのような流れを考慮して、僕自身は、もっと専門性を絞って挑戦していく方が、かなり有利なんじゃないか?と思う次第です。
ちなみに、WEBマーケティングの世界でも、規模が小さいほど、ニッチマーケットにターゲットを絞り、専門性を追求すべきであると言われます。
大規模マーケットで、2番になるよりは、ニッチマーケットで1番になる方が、圧倒的にお客様への訴求力は高いようです。
日本人は、『1番』に弱いですからね。
こういう流れを考えると、ダブルライセンスで手を広げ業務範囲を広げてしまうのは、少し今の流れからはズレるのかな?と思います。
僕自身も、当ブログでも運営ショップでも、ジャンルを極めて限定的に設定することでアクセス数を稼いでいますので、このやり方に間違いはないのだろうと思います。
《基本情報23》行政書士資格を取って、行政書士として食っていけるのか?
そう質問する人で食ってる人は見たことがありません。
行政書士やその他の士業で食ってる人と話をすると、『やりたいことをやるために資格が必要だった』という流れで話が進みます。
資格は単なる手段ですから、『この質問をした人が』食えるかどうかなんて知りません。
今の日本は、ホント正社員でもいつ何がどうなるかわかりませんから、資格を取ったくらいで食えると思う方が間違っています。
大抵食ってる人は、資格は手段と割り切り、あとは自分の実力で開拓している人ばかりです。
《基本情報24》行政書士の求人と収入について
行政書士の求人情報について
大都市圏ではいくらか求人があるようです。
僕もザッと調べてみたことがあるのですが、それでも、『行政書士資格』を必須条件として、求人を出している事務所は2件見つけることができました。(大阪府のとある市内圏で)
まぁ、これは昨年の話ですから、今この求人情報を提示することができませんので話半分に聞いてもらって結構です。
(嘘は言いたくありませんので、本当の話ではあるんですがね(笑)何分根拠となるデータを提示できませんから)
ただ、地方都市では、さほど需要はないようです。
地方の求人はあまり見たことがありません。
まぁ、地方都市ではそもそも一般求人自体も少ない傾向にあるので、これはある意味普通の現象なのかもしれません。
行政書士の収入について
上は年収3億円の人から、年収200万円の人までいます。
僕が、実際に見た情報では、この幅でした。
3億の人は、下記の本を書いている方が代表的ですね。
年収200万円の方は、以前資格雑誌を拝見しているときに、取材記事が出ていました。
まぁ、当然ですが、これ以下の人も当然いるでしょう。
ちなみに、日本行政書士会連合会の実施したアンケートによると、7割ほどの行政書士は年収500万円以下ということだったそうです。
活動実体のない行政書士もいますから、単純には評価できませんが、この割合は、一般労働者の年収分布とさほど変わらないイメージであるようにも思います。
一般労働者(男性)の、年収分布で、は6割ほどは500万円以下の分布になるようですから。
(ちなみに女性の場合は、500万以上は10%未満になるようです。)
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
《参考サイト》
《基本情報25》行政書士の業務内容について
知っておくと、モチベーションにつながるかもしれない基本情報です。
行政書士の業務内容について。
行政書士の業務内容は、一言で言えば、『尋常でなく広い』です。
先日、ある番組で、『家系図』を作ることを専門にしているある行政書士さんの特集が組まれていました。
意外なようですが、この業務も戸籍などに関わる仕事で、行政事ですから、行政書士の業務範囲です。
もうド本命の業務になります。
行政書士の業務は、アイデア次第で何でもできます。
一般的な行政書士の業務については、詳しくは下記の記事をご覧ください。
《関連記事》
【行政書士の業務】行政書士の仕事(業務)はどのようなものなのか?
最後に一言
行政書士試験を受ける!!と決めたならネガティブ意見は無視しなさい
命令口調ですいません。
でも、自分で『資格試験を受ける!』そう決めたならば、突き進んでみませんかね?
『あの人がダメだと言った』
『無理だと言われた』
そういうのは、取り敢えず置いておきましょう。
とってから考えることもできますし、行政書士として本格的に活動するのもリスクをおさえて発進することもできるでしょう。
とにかく前向き!ポジティブ!ポジティブ♪これ本当に大切ですから。
ネガティブなことばかり考えて人生縮こまるより、ポジティブに人生を楽しむため、リスクをおさえる工夫をした方が何倍も有意義です。
資格は持っていて損はないというのは事実
行政書士資格などの資格はもっていて損はありません。
資格を取るまでの努力や工夫は、必ず今後のキャリアの糧になるはずです。
もちろん、活かせるかどうかはその人の能力や、考え方にも左右されますから、みんなが万々歳と考えているかと言えばそうではないでしょう。
でも、資格を有効活用して、人生を切り開いている人はもう数え切れないほどいます。
最近では『専門家』という区分は注目されていますから、人生どこでどう栄えるか分かりません。
前向きに、楽しく、腐らず生きていれば、必ず上向いてくるはずです。
是非、頑張ってください♪
それでは、この記事はこのくらいで。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。